このカテゴリに於いて二つ目の記事です。クリスマスシーズンに合わせて仕上げたかったのですが間に合わず、とはいえ一年後ってのもどうよ、ってんで、冬の間に上げようと。かなり強引な理由づけだな。
昨年末のクリスマスではツイとサブブロク2、遅れてpixivにもシュウバル&シスクミのイラスト(シスクミはSSも)をUP。
また、こちらのメインブログには以下の記事を記しました。
ここで述べたこと☟
それにしても、いつから「クリスマスは恋人同士で過ごすもの」って決まりになったんですかね。バブル期はそれが当然みたいに言われていたけどさ。そのあたりのモロモロなネタは今後「本当にあった昔話」カテゴリで取り上げる予定ですが、ハロウィンに乗れなかった身としては、クリスマスぐらいは何とか乗っかりたいということで。
要はこの記事の『宿題』というわけですが、まずは大学時代に経験したクリスマス絡みのネタから。以前、以下の記事でも触れた覚えがある話です。
本文に入る前にコレ、このブログではオラの愉快な仲間たちが頻繁に登場します。詳しくは次の記事を参照してください☟
このうち、大学の同期はバンドヲタMとアバンKで、二人ともサークルの仲間であり、さらにMは学部も一緒という関係なんですけど、ここにNEW FACEが加わります。その名もヘビードリンカーT。オラとは同じ学部、同じ研究室で学んだ仲で、とにかく酒豪。某音柱のようにド派手で、アニメや漫画には興味がなく、パラグライダーなどにチャレンジする陽キャでアクティブなアウトドア派です。それでもインドア派のオラとも気が合い、しばしば飲みに行くことも。そんなTとの逸話もけっこうあるのですが、それはまた別の機会にということで、今回はクリスマスネタに的を絞りますね。
たしか大学三年の時の出来事だったと記憶していますが、M・T・そしてオラと、三人共彼氏がおらず、クリスマスイブの晩に「そんじゃー、寿司でも食べに行こうぜ」という話に。そこで寿司をチョイスするあたりが「らしい」というか、普通の女子大生を超越してるんだよな。
回転寿司が登場する前の時代、大学キャンパスの近くにある学生御用達の寿司屋は安価で寿司が食べられるという有り難い店でした。そこの大将がまた型破りで、自分も酒を飲みながら仕事をしており、我々が訪れた時にもいい具合に酔っぱらっていたわけです。
で、入店してきたオラたちが寿司を注文すると「クリスマスイブの晩に女三人で寿司を食っていちゃいかん」と苦言を呈してきたんですけど、いや、そう言われても相手がいなけりゃどーにもなんねーし。そのあと、大将にどんなふうに絡まれたのか忘れてしまいましたが、それなりに食べて飲んで過ごしたと思う。この件はまたMに確認してみますが、あいつも覚えていないだろうな。
あれからXX年が経ち、それぞれそれなりに結婚離婚を経験、オバ道を歩んでいます。あの頃の「彼氏がいない→からの→結婚していない」ことへのプレッシャーの凄さは現代の比ではなく、人間失格呼ばわりされたほどですが、仲間がいたから乗り切れたんだろうなと思いますね。
もうひとつのネタは社会人になってからの話なんですけど、バブル絶頂期、いわゆるアッシーとかメッシーといった言葉が流行った頃のこと。当時は恋人との付き合いにどれだけ金をかけられるかを競うような風潮がありました。
クリスマスはその最たるもので、彼から彼女へのプレゼントにはティファニーのオープンハートネックレスが定番、カルティエのリングってのも流行った覚えが。そのお返しに、彼女から彼へはブランド物のネクタイや小物をチョイス。一流ホテルのディナーを堪能したあとはそのままスイートルームへ、が鉄板であり、会社の同僚は一晩に20万円かけたと豪語、それをまた社内で自慢げに言いふらすんだわ。のちに、その時のお相手と結婚したとは聞いていませんが、どうなったんだろ。
ま、オラには20万円かけてくれる相手はいませんでしたけど、羨ましいとも思わなかったな。今の主人と出かけた日がたまたまイブでどこのレストランも予約で満席、居酒屋でおでん食べたおぼえがあるけど、金を使うことと愛情の深さは比例するってわけでもないしね。むしろプライベートな話を社内で触れ回るってのはどうかと思ったわ。20万円の相手の女性は社外の人だったけど、彼氏がスピーカしてるって知ったら、決して気持ちのいいものではないかと推察するのですが。
まあ、今でこそクリスマスなのでCPのラブラブイラストを描こう、などと考えるけど、クリスマスに夢を抱かなかったのは親の影響で「ウチはキリスト教信者じゃないんだからクリスマスを祝う必要はない」というスタンスだったから。まあ、それはそれでいいかとも思ったけど、クリスマスツリー買ったのも毎年ケーキ買ってくるのも親だったんですけどねぇ。主張に一貫性がないヤツらだ。
よく「お宅のお子さん、何歳までサンタさんいるって信じてた?」みたいな会話がオバ同士で交わされるけど、オラも妹も全く信じていなかったし、ウチの息子たちも、妹の子供たちも誰一人としてサンタ幻想を抱かなかったのは、先述した親のせい。親の考え方は想像以上に子供への影響が大きいです。これから結婚・出産される方々への生きるヒントになれば幸いです。