連載21周年記念として復活したアイシールド21の特別読切、御覧になりましたでしょうか。ええもう、懐かしい顔ぶれ勢揃いに涙がちょちょ切れましたね(表現が古い)。リアタイでアイシーを知らなかった方たちもこれを読んで新たなファンになってくれると嬉しいですね。
アイシールド21、本誌読み切り告知アニメも僕とスタッフで作りまして、YouTubeで公開して頂きました!ぜひご覧ください! https://t.co/xBTjbD0Khj
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2024年1月28日
※以下、読切の内容に触れていますのでネタバレ御注意ください。
ストーリーは連載終了の時から1年以上は経ったと思しき頃から始まります。連載時のラスト、主だったキャラたちは炎馬大(セナ、モン太、栗田、陸など)か最京大(ヒル魔、一休、阿含など)のどちらかへ進学しており(王城メンバーは大学までエスカレーターか)今回はその二つの大学が日本一を決定する甲子園ボウルで対決するというお話で、セナを先輩と呼ぶ新キャラがいることからして、セナの学年が二年、ヒル魔たちが三年の時ではないかと推察されます。
そんな折にアメリカのMr.ドンが登場、セナかヒル魔のどちらかをNFLのチームにスカウトするという話を持ちかける。つまりは勝った方のチームに所属する者がアメリカのプロチームに入れるっつーわけで、二人が闘志を燃やしつつ「自分が勝つ」と宣言するあたり、ヒル魔はともかくセナが成長したな~と。もっとも、いろんなトンデモ場面でツッコミを入れているあたり、あの頃と役どころは変わっていない(笑)。
その後、甲子園ボウルでの両大学チームの対決シーンになり、かつて泥門デビルバッツという不屈のチームがあったことを回想しつつ試合に臨む選手たち。セナとヒル魔の闘いの決着は果たして……といったイイ感じの場面で今回の読切は終わっています。甲乙つけがたいところで余韻を残したというか、あとは想像にお任せしますといったところですかね。最高の仲間でありライバルである、そんな二人の関係性に焦点を当てた内容でした。いやぁ~、推しはヒル魔だけど主人公はセナだし、彼のことももちろん好きだし、どっちも行ってもらいたいな。
チームメイトであるモン太たちが描かれるのは当然ですが、進や桜庭も登場したし、試合を観るキッドやパンサー等、懐かしいキャラたちも顔を出してお祭り状態。こういうのいいねぇ。もっとやって欲しいっスよ、ああ、阿含はいらんけど(どこまでも阿含ギライ)。そうだ、原作の続編はもちろんありがたいことですが、どうせならダイ大のように、アニオリなしで最後まで新作アニメやってくんないかな。幽白もそうだけど、XX年記念でどうこうってんなら新作やろーぜ。