前回のベイX記事はこちら☝
ぐだぐたの前置き
コロコロ7月号ですが、またしても15日より前に売っていました。6/14にたまたま近所のセブンに寄って何気なく雑誌コーナーに目をやったところ「あるじゃねーか！」もちろん早速にゲット。
ベイXといえば、6/8～11に開催された「東京おもちゃショー2023」にて実機を先行販売したところ用意された個数が予想以上に少なく、尚且つ転売ヤーが横行、その後メルカリに多数出品されていたことで顰蹙を買っていましたよね。必ずしも子供が買うわけではないので、ベイ好きの大人なのか転売ヤーなのか見分けがつくはずもなく難しいところではありますが、発売を心待ちにしていた方々にとっては後味の悪い顛末で残念な出来事だったかなと。
また、アニメのキービジュアルが公開されましたが、仮面Xの仮面どこいったん？（笑）隠す気ないやん。マルチの服装だけが変わったのも何でやろ？ 七色と関係あるのかな。
仮面どこいった？……って、仮面Xではなく黒須エクスとしてのビジュアルを早々に公開したのはなるほど、ストーリーに関係がありました。つーことで、早速ではありますがコロコロ7月号での原作紹介と、それに伴う所感を以下に記します。
※以下、ネタバレを含みますので、御注意ください。
ベイX原作
原作第1話「X」所感
※黒須エクスに関して、仮面を被った姿の時はX、素顔の時はエクスと表記します。
お話はXタワーのチャンピオン決定のシーンから始まります。Xタワーチャンピオン＝ブレーダーのプロチームのトップということで、サッカーのJ1で優勝した、みたいな価値があるのかな。チャンピオンに輝いたのはチーム『ペンドラゴン』。パツキン美少年こと竜宮クロムをリーダーとする三人組であり、その時はエクスくんもチームにいました。
一ヶ月後、場所はアマチュアのブレーダーたちがプロを目指して競い合うアマチュアアリーナ。ここでバトルをしていてスカウト、なんてこともあるらしい。風見バードは新人潰しを目的としているプロチームの石山と対戦して負けた上にベイを破壊され、仲間たちにも縁を切られる。先の紹介マンガでは実力を認められて、帽子とセルゲイの仲間に入った、ってな感じで描かれていましたが、実際はもっと子供の頃から付き合いのあった二人だったらしい。つまりは紹介マンガとは若干ストーリーが違っていたってこと（詳しくは先の記事を参照☟）。
三人一組のチームでなければプロを目指すどころかバトルもできないとあって凹むバードに声を掛けてきたのが仮面X。チームメイトになろうと誘う彼はそこで、バードの因縁の相手である石山に挑戦、驚きの強さで彼をノックアウト。Xがプロ並みに強いことと、使っているベイからしてクロムではないかと推察したバードだが、Xは仮面を脱いであっさりと正体を明かす。Xことエクスは優勝した直後に『ペンドラゴン』から脱退、その目的は新たなチームを組み、ライバルとしてクロムと戦うため。そんな彼に感化されたバードも……
とまあ、ざっくりまとめてこんなストーリー。エクスの方からバードをナンパしたってことですね（語弊）。今回は登場しなかったけど、このあと何らかのエピソードがあってマルチが加わるんだろうな。熱血漢なのはザ・コロコロキャラって感じだけど、ツッコミ担当且つ、わりと常識のあるバードくんに対して、飄々としておとぼけ、つかみどころのないエクスくんは主人公にしろライバルにしろ、これまでのコロコロにいなかったタイプ。少なくともオラが愛読していたコロコロジャンルでは見られなかったと思う。
味方から敵に回ってでも実力のある相手と戦いたいという考えは爆ベイ・火渡カイの十八番だったけど、気難しいカイとは全く違う性格だしね～。それに、エクスは「ベイブレードはしょせん遊び」とか「ベイで努力なんてしたことない」って発言しているんだけど、このあたりもカイとは全く違うし、そもそもベイXのキャッチコピーである「もう遊びじゃない」とは矛盾しているのですが、この先考え方が変わってくるのだろうか。はて？
どうでもいい考察
で、すぐに特撮を引き合いに出して恐縮なんですが、先の記事で挙げた『仮面ライダーW』や『アイアンキング』よりも、優れた実力のあるメインと、良き相棒の熱血漢が活躍する『仮面ライダーカブト』（主役の天道総司役は水嶋ヒロ氏）の方がパターンとして近いかなと思ったり、ただしカブトはクールというかオレ様タイプなんで、おとぼけではないよな、ちょっと当てはまらないなあと考えたり。
何しろ嗜む（笑）ジャンルが少ないので、その中で何かに当てはめようとすること自体に無理があるのですが、飄々・おとぼけ・実力者ときて「こいつがおったー！」それはスラダン・仙道彰。そう、言動がまさしく仙道だわ。ならばバードは越野か？ いや、そこまで神経質ではないので、主人公特性？として花道。今のところ活躍しているのはエクスだけど、視点はバードなので彼が主人公と考えていいと思う。つまるところエクス×バードは仙花っつーことですね（無理やりそっち）。
そっち系はともかく、ドランソードはエクスがクロムに貸していた、と話す場面がありましたが、チャンピオンチームのリーダーが仲間のベイを借りて戦うってのもなぁ。何か裏がありそう。それに、いくら仮面をつけていてもドランソードを使っている時点で正体がバレそうなものだし、エクス本人が考えているよりもずっと厄介なことになりそうなんだが……あー、色々気になるわ。来月のコロコロも買っちゃいそう。
