灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

腐向け(稀腐人)特撮(狂志郎)合同企画➁ まさかのそっち系

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 メインブログとサブブログ3の両方に於いて、同じネタ・同じタイトルで記事を起こすというこの企画、今回で二回目となります。サブブログ3の記事は先に完成しましたので、よろしければそちらもどうぞ。

kyoshirou2021.hatenablog.jp

 以前からサブスクとしてU-NEXTを利用しているという話、こちらのメインでは何度か記しました。一番のお目当ては円盤が発売されず貴重な配信元となっているベイバ(無印~超ゼツ)、さらには爆ベイやメタベイ、スラダン、☆矢、幽白など、もっぱらアニメのジャンルで、再放送する前の呪術もこれで履修しましたが、特撮ヲタでありながら、特撮ジャンルの作品を観るということは殆どなかったのです。

 それが最近「スーパー戦隊シリーズ全作一挙見放題」とか何とか、そんな宣伝文句を目にして「そうか、ユーネクは特撮も配信してるんだよな」と再認識すると共に、せっかくだからそちらの方も観てみようかという気になりました。スーパー戦隊シリーズと同じく仮面ライダーのシリーズも充実しているんですが、そこで何年か前に仮面ライダー龍騎の続編が制作されたことを思い出しました。もちろん一度も拝見しておらず、どんな内容かも知らないので、この機会に観ることに。

 龍騎はクウガ(平成12年に復活した平成ライダーシリーズ第1作目、主演はオダギリジョー氏)から始まったシリーズ第3作目(2002年)ライダー同士が戦うバトルロワイアルという掟破りの内容で当時物議を醸した作品です。龍騎に変身する主役の城戸真司役の須賀貴匡氏はキラキラの美青年で、その後ライダーシリーズでは佐藤健氏や国宝級イケメンの吉沢亮氏が活躍しますが、彼らに負けず劣らずの美形ぶりでした。こんなにキレイな男の人がいるんだと感心したおぼえがあります。

 

2002年当時の画像がこれしか出てこなかった 青いジャケットが須賀氏

 続編のタイトルは『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』30分ずつ全3作の作品で、2019年の公開時は地上波ではなく配信のみ(レンタルビデオ店で円盤も見かけました)。龍騎の続編というだけでなく、当時放送中だった後輩(笑)仮面ライダージオウのスピンオフでもあり、龍騎とジオウが共闘する場面もありの内容でした。

 須賀氏を始めとして、かつての龍騎本編に登場した役者さんのうち、かなりの人数が同じ役柄で出演しているということで、ナイト/秋山蓮(松田悟志氏・上の写真では須賀氏の右隣)王蛇/浅倉威(荻野崇氏)ライア/手塚海之(高野八誠氏)ガイ/芝浦淳(一条俊氏)など懐かしい顔ぶれが揃っていましたが、ゾルダ/北岡秀一役の元純烈・小田井涼平氏は残念ながら不参加、秘書の五郎役の弓削智久氏がゾルダに。それにしても二十年も前の作品ですから、役者陣は当時二十代なら今は四十代。皆さんもう「オジさん」なのは致し方ない。キラキラ須賀氏もそれなりにオジ化して、変わっていないのは松田氏くらい。サブブログ3でサムネにした画像がこちら。

 

左からガイ・ライア・ナイト・龍騎・王蛇・ゾルダ

 本編同様、この続編でも登場人物たちはバトルロワイアルを仕組まれてしまうという内容で、本編で登場した変身後のキャラのうち、役者を変えて何人かのライダーも存在し、龍騎(真司)は当初、ライア(手塚)・インペラー・ベルデと四人のチームになり、ガイ(芝浦)・シザース・タイガの三人チームとバトルするが決着がつかず。その後、手塚が「芝浦のグループが和解を求めてきた」と言い、敵意がないことを示す意味で、真司たちはカードデッキ(変身するための道具)を預ける。が、真司たちを裏切って手塚が芝浦たちのチームに入るという驚きの(そうでもない? ありがちか)ストーリー展開に。命からがら逃げ出す真司たち、さらに手塚と芝浦はシザースとタイガを殺害するという仲間割れが発生。

 なに、本当はこの二人のみがグルになっていたの? 最初からそうだったのか、途中から陰で手を組んだのか、そのあたりを示す映像はなかったと思うのですが、次のシーンに開いた口が塞がらないというやつを体験しました。それは手塚と芝浦の……

ベッドシーンだった!!!

 おもむろにシャツを脱ぎ始め、上半身裸になった二人が絡み合いながらダブルベッドに沈んでいくというこの場面、しかもそのあと、手塚がシャワーを浴びるシーンがあり、さらに二人お揃いの黒いバスローブを着て「コトのあと」感を演出。えっ、今オラは何を見せられているの? 特撮だよね、龍騎なんだよね、ひょえぇぇ~っっ!

 つまり、手塚と芝浦はデキていたがために手を組んで、それぞれのチームのメンバーを排除していったというわけですね。それでもまあ、バトルロワイアルですから二人の関係も悲劇に終わるんですけど、このBL展開のショックであとの話がしばらく入ってこなくなっちまったよ。

 ネットに上がっていた解説によると、地上波ではない=子供向けを意識せずに作れる内容ってことで飲酒(真司がやたらとビールを振舞う)やBLも有りとなったようですが、いやまあ、好き放題にやってくれましたよね。グロそうなので観ていない昭和の『仮面ライダーシン』には男女の絡みシーンがあったと漏れ聞きますし、その他にも地上波ではやらない大人向けのライダー作品ではラブシーンがあったようですけど、さすがに男同士の描写は初めてなんじゃ? 四十男同士の絡みなんてと、気乗りしない関係者もいたようですが、脚本家の井上敏樹氏がこのシーンは何が何でも入れると頑張ったらしい。力を入れるのはそこか、そうか……

 オバは腐女子、つか貴腐人だから(いきなり自己主張)BL小説やら二次創作やらで男同士の絡みには免疫(笑)があるし、特撮ジャンルも二次創作でのBLが存在しているのは認識している。nmmnの亜種みたいなもんだよね。ジャンプもそうだけど、戦う男同士にはつきものだしさ。とはいえ、まさか公式でそっち系を拝見するなんてと驚いたけど、特撮でBL展開があってもいいと思う。それこそどんどんやってくれてかまわんが(無責任発言)世の特撮ファンはどう思ったのか、感想を聞いてみたいよな。つーことで龍騎続編、興味がありましたら御覧になってくださいまし。

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