灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

SLAMDUNK1️⃣8️⃣ リョ三語り①

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 スラダン映画が公開されて四ヶ月ほど経ちますが、勢いはまだまだ衰えず。巷では応援上映やら、子供と一緒に観られる企画やらが実施されており、かつてのファンも御新規さんもそっくり取り込もうという姿勢がうかがえますね。スラダンの影響を受けてバスケを始めた、といった世代が親になる時代ですし、親子、それも小さな子供と一緒に鑑賞できるというのはありがたいんじゃないかな。「子供をどこかに預けて何かをする」っての、病院や役所に行くならOKだけど「映画を観に行く=娯楽」となったとたんに後ろめたさがつきまとうからね。

 オラたちが観に行った時も幼稚園~小学校低学年くらいの子供を連れていた人がいたけど、あの内容で子供に長時間観ていろというのはなかなか難しいと思う。飽きて騒ぎ始めると周囲への配慮から、親は泣く泣く外に連れて出る、結果として観るのを諦めるわけで、そのあたりを気にせずにいられるってのはいいところに目をつけた企画ではないかと。

 スラダンクラスタさんの中には応援上映で鑑賞、というか、応援に参加?してきたという方も多数おられるようで、ツイにUPされたレポートを拝見したところ、めちゃめちゃ盛り上がっていたらしいです。映画鑑賞というと通常は静かに観るものだけど、応援すなわち声出しOKなわけで、先日まで開催されていたWBCみたいなノリじゃないかな。キャラが登場するたびに歓声が上がったり、面白野次が飛んだりしていたとか。それこそ試合会場の応援席で湘北チームの戦いに声援を送る、そんな気分が味わえたことでしょう。同人リアタイ時なら、スタッフ誘って絶対に行っただろうな。

 

リョータ デジタル塗り

 今回のテーマはリョータ×ミッチーすなわち『リョ三』。つーことで、過去絵のリョータをクリスタで塗ってみました。アロハが似合うだろうな、よーし着せちゃえって、毎度いい加減な出来の塗りだわ。

 3/21に開催された三井受のオンラインイベントに関するレポートでリョ三を扱うサークルが爆発的に増えたと記しました。映画の主役はリョータだったし、高校に入る前の出会い、入学後の諍いと和解など、二人を結びつけて盛り上げる要素は多く、それがCP支持者の増加に繋がるのは当然の流れでしょう。翻って、自分がリョ三派になったきっかけって何だったかなと、過去の記憶を紐解いて(大袈裟)みたくなりました。

 二次創作が健全ネタから始まるのはどのジャンルでも「あるある」で、スラダンも御多分に漏れず。ドカベンジャンルより少なかった頃のスラダンサークルさんたちが出していた薄本は殆どがギャグ中心の健全本でした。ただし、そこから「やおい」が流行るまでは早かった気がする。まずは流川人気が先行しており、流川受が最初に盛り上がったために、流花派にとってはしばし暗黒期となってしまったんですね。その後、湘北では三井×木暮、これは体育館にミッチーが乗り込んできた際の、木暮とのやり取りからハマる人が増えたわけで、ミッチーも当初は攻キャラ扱いだったってこと。他校では花形×藤真、神×清田あたりが最初に流行っていたCPでしたね。

 さて、スラダンにハマッてから、真っ先に萌えが加速したのは勿論流花、イッキにきましたね。当初は寝ても覚めても(笑)流花だった。暇さえあれば流花のネタを考えていた。他のキャラは流花を取り巻く脇役であり、よって脇役同士のCPにまでは意識が及ばなかった状態でした。三井×木暮に対しても、ああ、世間はそうなんだという程度の認識で、ミッチー推しのスタッフ・博多っ子Fがやれ、ゴリ×三井だ、一志×三井だと騒いでも、ぶっちゃけどっちでも、誰でもいいって感じでした。ま、Fの主張を尊重して、サークルの趣旨としてはミッチーは受という方針でやっていましたけどね。

 それでもスラダンジャンルで活動しているうちに、流花以外のCPにも次第に目が向くようになりました。流花熱がクールダウンしたというか、飽きてきたというと語弊があるけど、脇役と見做していた、それぞれのキャラの魅力に目覚めたという感じでしょうか。他サークルさんが推していた仙道×越野にどっぷりハマるようになって自分でも描いてみたり、王道のひとつである花形×藤真をやってみたり、神×清田は逆の清田×神の方が好みに合うので(DBのトランクスと悟飯のパターンに近いから)そっちで、と、そんな中でミッチー受も開花(笑)。そもそも木暮の相手はゴリだと思っていたし、Fは相変わらず一志×ミッチー(現代は長谷川×三井で『長谷三』と表すようです)を推していましたが、一志では物足りないと模索していたオラが行きついた相手こそがリョータだったわけです。

 原作で彩子ラブをアピールするリョータに対して、そっち系の妄想というのはなかなかしづらかったんですけど、リョータの一見軽い態度のアピール、それを受け流しているようでじつは真摯に受け止めているミッチー、そんな彼らのストーリーの創作は思った以上にハマるし楽しい。不器用でもどかしい流花に比べると、オシャレで都会的なノリの話が構築できて、別の味わいがある。流花ネタでは、花道にちょっかいをかける仙道に嫉妬する流川といった場面がありましたが、リョ三ネタだと、ミッチーが鉄男と深い関係にあったし今でも切れてはいない、としても、それはそれで構わないという、割り切った態度のリョータを描くことに、楽しみを見出していたところがありました。

 ひとつのジャンルの中でもいろんなパターンのCPが味わえる?ってのはお得感があるし、ジャンルへの支持が長続きする要因だとも思いますね。現時点でイチ推しのベイバにしろ、シュウバルだけでなくシスクミやデルドラといった推せるCPがあるからこそ、支持が続いているわけだし。

 そんなこんなのリョ三語り、昨今の二次創作の感想なども含めて、またの機会にやりたいと思います。

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