灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

バブル時代を飾った音楽♪『Groove A・Go・Go』

 何らかの創作活動をする時、そのきっかけ、起爆剤となるもののひとつに音楽があります。このブログでも何度か述べましたが、オリジナルBLのシチュエーションには横浜の風景と稲垣潤一氏の音楽が欠かせないというか、そればっかり書いていたような(笑)。一次二次共に、執筆がなかなかはかどらない、インスピレーションが湧いてこない。よっしゃ、ここはひとつ、音楽の力を借りて発想を促そう。手持ちのCDを探してきてコンポで流さなくても、昨今はようつべで何でもササッと聴けますからね、ありがたいことです。

 そんなわけでここのところ、ようつべにアクセスしてはアレコレと聴いていたのですが、流行りの曲に関しては呪術や鬼滅のOPED以外はあまり馴染みがなくて、ついつい青春時代(文字にすると恥づいな)を過ごしたバブル時代の曲に流れてしまう。そこで稲垣氏や杉山清貴氏ら、お得意のシティミュージックから80'sの洋楽、さらにはディスコミュージックと、バブル最盛期の音楽をあたっている時にふと思ったこと。

「そういやあの頃、あのドラマをけっこう夢中になって観ていたよなぁ」
 
 タイトルは『ハートに火をつけて!』。当時頻繫に制作されていた、いわゆるトレンディドラマのひとつで、主演は浅野ゆう子氏。浅野温子氏と共にW浅野と呼ばれ、トレンディドラマの女王として君臨していました。相手役は柳葉敏郎氏、今ではいいおじさんになってしまいましたが、ドラマではモテモテ男の役柄だった記憶があります。が、それ以外の詳細なストーリーはおぼえていない。夢中になっていたわりにはさっぱりで、どんな内容だったか、Wikipediaで復習したくらい(笑)。
 

探したら出できた『ハートに火をつけて!』の宣伝用画像
 数あるトレンディドラマの中でも、どうしてこのドラマにハマっていたのかはよくわからないのですが、杏里氏が歌う主題歌『Groove A・Go・Go』がまた良かったんだわ。この曲を聴きたいがために杏里氏のアルバムを買ったほど。中東をイメージするOP映像も印象的だったな。できればそちらの画像を貼りたかったのですが、さすがに出てこなかった。探し方が悪かったのかもしれないけどね。
 
 トレンディドラマはオシャレなシチュエーションで複数男女の恋愛の混線模様を描くのが主題。で、このドラマの影響力はその後の創作活動にも。何しろ、DB同人で作ったベジータ×ブルマ本(ザ・黒歴史だぜ)のストーリーの参考にさせてもらった経緯がありますからね。ブルマを巡ってベジータとヤムチャと悟空が絡む、トレンディドラマも真っ青の恋愛模様。いやぁ、DBのトレンディドラマまがいの話なんて、誰も読みたくないし、今さら公開してもしょうがねーし、どこにそんな需要があるの? ってなもんですが、リクエストがあればサブブロク2でお披露目しますよ。なんて、【腐】の民にはそんなもんいらんわな。同様に、杉山氏その他の曲をモチーフにしたスラダン本や、稲垣氏の曲に乗せた(笑)流花のシリアス小説など、当時の同人活動には多大なる影響がありました。創作と音楽は切っても切れない間柄ってところですかね。
 
 ようつべには「(対象となる音楽が)流行った頃に生まれたかった」とか「キラキラしたいい時代ですね」といった、若い世代の方と思しき感想が寄せられていましたし、同世代の方々からも「あの頃に戻りたい」「日本が輝いていた時代に青春を送れて良かった」などの書き込みが。先行きの不安、閉塞感といった言葉で語られる現代からすると、何の心配もなくはしゃいでいた時代と映るのかな。それ言われちゃうとバブル世代としては「浮かれてすいません」と答えるしかない?
 
 あー、でも、それって「たまたまそういう時代だった」だからさ。バブル前を過ごした小中高時代は男女差別バリバリだったんだぜ。つか、そのあともいくらかあったよな。ジェンダーフリーとかレスなんて最近言われ始めたことでしょ。昔話カテゴリで書いたけど☟

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 ウチの高校の男女比が三対一なのは「女子の入学は何名まで」の定員があったからだよ。ウチだけじゃない、他校にもそれは存在した。高校生になると「女子は男子よりも成績が伸びなくなる→結果的に女子は勉強ができなくなってくる→有名大学への進学率が落ちる→そもそも四年制大学に進学する女子が少ないってのが大前提、女に教育はいらないの考え方がまだまだ根強かった」ってんで制限を設けていたってこと。進学校だから四大に進む人優先なわけよ。今そんなことやったら大問題でしょうし、現に定員の制限はとっくに廃止。当然だよね。

 昭和の時代と比較すると教育現場での男女差別は解消しつつあるし、「イケメン」という言葉が一般化、世間に浸透したあたりからして、現代はヘタをすると女子よりも男子の方が容姿を問われるようなところがあるじゃない? それだけでも昭和のあの頃(女の価値は容姿のみに左右されていた風潮)より進歩したと思うけどな。時代毎にいい点も悪い点もある。甘んじて受け止めるしかないってことね。
 音楽からすっかりかけ離れてしまった。おあとがよろしいようで。
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