前回のベイX記事はこちら☝
原作についてはコロコロオンラインで確認しているため、公開よりひと月遅れのコメになります、御了承ください。
※以下、ネタバレを含みますので、御注意ください。
絵柄からしてngmr先生作監の場面かな? 先生の作画が一番好き
ベイXアニメ
アニメ第51話「最高の遊び」(1期最終話)
頂上決戦最後の試合はバードvs仮面Z。と、クロム退場により怒りの感情が高まってきたZは早々に仮面を脱ぎ、その正体が神成シエルであることを自ら明かす。騒然とする場内だが(仮面を被る前と同じ服装であるとか、アマチュアアリーナからシエルがいなくなったことで察しはつきそうなのに、仮面キャラは顔が出るまで正体がわからないのがベイジャンルのお約束)Xはシエルの存在を知らなかったようで、一方的に憎しみを向けられてもどこ吹く風なのが憎らしい。さらには、これで負けたらと気負うバードにお気楽な声掛けをするが、そのお蔭か、肩の力が抜けたバードは今までにない戦いぶりでシエルを追い詰める。結果的には負けたけど「試合に負けて勝負に勝つ」といった、ワケわからん賛辞を受けてアニメ1期を締めくくったのでした。
原作を読んでいたのでバードが負けるという結果は承知しておりましたが、決着がつくまでの話の膨らませ方や、石山にカルロ、カドバー、バーンといった、バードと関わった人々がそれぞれに彼の成長を認めて讃えるといった描写は良きアニオリだった。もっとも、バードの選手紹介動画?で石山がベイを破壊するシーンを入れていたの、石山にしてみれば黒歴史を晒されていて草。
ともかく、今回のコメ欄は「さすが主人公」とか「最後に感動を与えてくれた神回」等々、バードを讃える内容で溢れかえっており、みんなの認識はどこまでもバードが主役。中でも試合中、自分の持つ三種類のベイにそれぞれ話しかけるシーンはこれまでのシリーズを踏襲しており(タカオもバルトもよく話しかけていたよね)この場面は入れてくれて良かった、バードこそが真の主人公たらしめる証ではないかと。エクスはベイとお話しなんかしないもんね、って、どこまでもエクスがキライなオラ、当人がいい感じにまとめていても評価は覆りそうにないわ。
プチ展覧会
つーことで、1期が完結したこの機会にベイX関連でゲットしたグッズをお披露目。とは言っても、実機その他を買わない勢なんで、大半がガチャとか食玩で大したものはありません(笑)。また、先の記事で公開したものも含みますが御了承ください。
その後、ベイXへの興味が⤵で、食玩はもう買うつもりはなかったのですが、スーパーの「お値下げ品コーナー」に置かれているのを見て悲しくなり購入したのが☟。「ユニコーンスティング」が一番売れ残っていたぞ。箱の白い部分は値下げのバーコードが貼られていたのを取った跡です。
今日のまとめ(1期まとめ)
原作並びにアニメが始まる前はどんな内容になるのかとワクワクしながら待機していたのに、ここまでテンション⤵になろうとは予想だにしていませんでした。最初の頃は配信がある度に「アニメ第〇話所感」で記事を起こして、それなりに楽しみにしていたんですよね。まさかバードが最後の最後でようやく評価される内容だとは、いや、それだけならいいんですよ。実力低層の主人公が少しずつ上がっていく、その歩み?がこれまでの作品よりもゆっくりという「秘めていた能力を一気に解放」みたいなストーリー(マンガ・アニメではありがちな展開)ではないところが、考えようによっては現実的なお話なわけで、それはそれでよし。
最大の問題点は何度も記しているようにエクスというキャラ。頂上に上り詰めたお蔭で戦う相手がいなくなった、ならば現状最強のチームメイトであるクロムと本気のバトルがしたいからチームを抜けた、クロムがGレボのタカオみたいになって気の毒だなとは思ったけど、戦う理由づけとしてはまあ、納得。ならば一人チームにして挑戦すればと思うが、バードとマルチを巻き込んだのは何なのか。お話の都合上、三人チームが基本というなら、マルチが元々は一人チームだったというイレギュラーを認可していたのは雑すぎる設定だよな。
また、当初はクロムのことを最強(加えて美形)な故に冷酷で無慈悲なキャラという設定だと勝手に思い込んでいたんですよ。エクスが抜けたところで何ともない、代わりになるヤツはいくらでもいる、あいつがオレに挑戦するというならとことん叩き潰してやる、みたいなね。ところが実際にはエクスに敵わなくてプライドはズタボロ。エクスの真似をしたり、仮面Yになったり、仮面Zやらイマジナリーエクスやら創り出しちゃったり、エクスに依存している、めっちゃ病んでる人やん。エクスとの過去のエピソードが披露される度に、クロムって才能もそこそこあったけど努力もしてチャンピオンになったんだよな、冷酷無慈悲なんて思って悪かったよ、すっげぇ好青年じゃんと評価が一変しました。
そうなると反対に、エクスって何なの、と。圧倒的に自分の方が強いってわかりそうなもんじゃん。クロムの実力が測れていなかったとは考えにくい、「(クロムが)わざと負けてくれた」なんて、クロムが奮起して頂上決戦までにはもっと強くなってくれることを期待して、ならまだしも(それでも酷い言い草だと思うけど)悪意があるとしか思えないし、天然の煽りならさらに酷い。倒れる前にクロムがバードを見たシーンから「クロムはライバルだけど、バードは友達。エクスは友達が欲しかった」といったコメがありましたが、それって本末転倒つか、チームを抜けた大前提が覆るつか、もう何と解釈していいのか説明がつきません。それくらいエクスというキャラのつかみどころがなく変テコすぎて、サイコパスの一言で片づけてしまえと。ちなみにですが、サイコパスっていうと猟奇殺人とかやっちゃう変質的犯罪者のイメージに捉えがちですが、自分の言葉の使い方に齟齬がないよう調べたところ「自己中心的で良心のない人、愛情や罪悪感、共感能力のない人」のことだそうです。
さらに、終盤になって登場した重要人物のシエルも可哀想としか言いようがない。シエルに同情する、彼を推すクラスタさん激増。エクスがわかりにくいのと対照的に心情がとてもわかりやすいキャラであり、オラもバード以上にシエル推しになりそうだよ、前髪シスコだしさ(関係ねー)。バードとシエルが腹を割って話す機会があれば仲良くなれそう。クロムを敬愛するあまり盲目的、献身的になっているとはいえ、気持ちは痛いほどわかるってやつ。バードのかませみたいな扱いで終わって、そのあたりも可哀想だと思うのですが、2期でも登場するのかな。今度はもっといい扱いであって欲しいキャラでした。
つーわけで1期に関してまとめてみたのですが、言い足りないことがまだあるかもしれないので、思いついたら補足していきます。また、今回は触れずにおいた(笑)【腐】関連に対しては別の記事で扱いますので宜しくお願い致します。次週は特番?つーことで、それはそれで他の記事にしようかな。とりあえず2期でもこの所感、まとめ記事は続ける所存ですが、内容によってはさらにテンション⤵になってしまいそう。今のアニメ4話ずつ(一ヶ月分)で一区切りのパターンが二ヶ月とか半年になってしまうかも。そうならないように、バードとシエルを活躍させてくれ~。何度も書くけど女子はいらない。
また、以下のチャンネル配信の方々が今後もベイ関連動画を扱ってくださるのか否か、そうであれば引き続き参考にさせて頂く所存です。宜しかったら視聴、チャンネル登録してみてください。