前回のベイX記事はこちら☝
原作についてはコロコロオンラインで確認しているため、公開よりひと月遅れのコメになります、御了承ください。
※以下、ネタバレを含みますので、御注意ください。
ベイXアニメ&原作
アニメ第47話「頂上決戦」
決戦を明日に控えての、それぞれの決意を描いた回。原作14話にほぼ沿った内容ですが、一旦は寝室に入ったものの眠れずに外へ、公園へと向かったバードとマルチは「日常の服に着替え直して」いたからまだしも、パジャマ姿のままXタワーの周囲をうろつくエクスってば徘徊老人? 認知症を心配されていました。そんなエクスとは地上と100階で対峙していたクロムなんですけど、風で髪が揺れてる→彼がいる場所ってもしや屋外なの? 100階で屋外ってヤバくね? そもそも外に出られる構造にしちゃ建造物としてマズいだろうが。
そして当日。イチゴーのインタビューに決意を述べるバードのカッコ良さとか、マルチを励ますところとか、いいシーンがいっぱいだよねという感想よりも、クロムの病みっぷりに全部持っていかれるクラスタ。内なるエクス=理想のエクスと会話して満足そう。この、クロムが自分で創り上げた「理想のエクス」のこと、イマジナリーエクスと呼ぶそうです。色んな表現があるもんだね。
アニメ第48話「七色の決着」所感
マルチvsシグルの決着回。全編に渡って二人のバトルが描かれた今回、全方向に強いシグルのベイに対して、あらゆる戦法で挑むマルチだったが、僅差で負けてしまう。そんな二人のバトルに関して、クインにぱっくん、バーン様たちがそれぞれにコメントし合っているのを見ると妙に懐かしい気分が。そーいやベイアニメって、爆ベイにしろベイバにしろ「誰かと誰かのバトルを観戦しながらコメする関係者」みたいな、このテのシーンが茶飯事だった気がする。それだけベイXにはベイアニメらしくない場面が多い証かも。にしても、最終回近くなってやっとベイのアニメっぽくなるってどういうこと? さらに、ずっと座って俯いたままのクロムに「二日酔い」というコメがじわじわきて草。決戦前に飲み過ぎるんじゃねーよ、って、人間ドックの前日にもビールとチューハイ飲んだヤツ(オラです)に言われたくないかもしれんが。飲酒は控えろって、それじゃ普段通りの生活じゃないから正しい数値じゃねーだろと屁理屈こねてます。
アニメ第49話「ミエナイモノ」所感
頂上決戦の第二試合はXvsクロム。1stバトルはコバルトドレイクを使い、Xに負けたものの「小手調べ」だったらしく、2ndからはコバルトドラグーンを取り出すという、トップブレーダー同士の戦いに相応しい展開で、ベイX初の左回転ベイに驚愕する人々。え~、そんなに大騒ぎするもんかなと思ったら、ここ(ベイX)の世界観では左回転が存在しなかったために「おおーっ!」ってな反応だったらしい。そうか、そういうことなのね。いや、左回転っつったら爆ベイ・タカオが使っていたから、主人公クラスの主要キャラが使うのに相応しい特別なベイではあるけれど「これまでなかったからみんなビックリする」レベルではない、という認識でいたよ。
とまあ、バトルそのものは頂上対決らしい緊迫した雰囲気でしたが、拗らせたヤンホモ等々の有り難くないヤジを飛ばされ続けているクロムがさらにやっちまっており、オレにはイマジナリーエクスがいるから、本物のエクスなんて存在はもういらない、といったスタンス。イマジナリーと触れ合ったり会話?したり、もうすっかりイッちゃっててヤバさMAX。で、そんなクロムを見ても「これで本気のバトルができる」と喜ぶXも相当なものだと思う。かつての仲間が精神的におかしくなっているのを承知の上で、それでもバトルが楽しめればいいといった反応だもの。かなり前から戦闘狂と言われていますが、要はサイコパスなんだろうね。
また、クロムを見たバードがその背後の人物?「イマジナリーエクス」に気づいているといったホラーな描写もあって、バード超能力者説が浮上。マルチには見えていないのに何でバードだけが見えるのか謎。これまでのベイシリーズは精神世界でアバターと会話する描写が頻繁にあったせいか、このテの映像もさほど違和感はなかったけど、リアルが売りのベイXでこういう表現をするのは珍しいなと思いました。
アニメ第50話「ふたりのX」所感
Xとクロムのバトルが最高潮。イマジナリーエクスと共にXを倒そうと血眼になるクロム、鬼気迫るというか自分を奮い立たせ追い込んでいる感が凄い。対するXは「クロムとだから、こんなバトルができるんだぁ♡楽しい~!」といったようなセリフを連呼してエンジョイしまくり。やっぱりサイコパスだよ、こいつ。コメ欄にも「天然で煽っている」「クロムよりヤバいのはエクスじゃないか」「こっちがラスボス」と言った意見が上がっていました。Xのベイはブレードの部分にヒビが入って二つが使用不可になったけれど、最終的には4-0で1ボイントも取られずに勝利。なんて、チャンピオン相手ですら圧勝じゃん。ピンチに陥ることがここまで一度もないヤツが主人公ってどうなの? ベイバーではタカオたち歴代主人公と並ぶ扱い(バードやマルチとは差をつけている)といったところから、公式はエクスを主人公認定しているんだろうけど、オラはこんな主人公はイヤだなぁ。
そんでもって、力尽きて倒れたクロムが担架で運ばれたあと、とっととバードvs仮面Z戦やるってんだけど「誰かクロムを心配してやれよ」というコメに苦笑。いや、笑い事じゃないよね。自身が築けなかったエクスとの関係性に於いて、渇望していたそのポジに今いるバードを羨むような場面に、つまりはチーム単位ではなく(マルチは関係ない)バード単独で「恋のライバル」的存在と捉えているような描写に、新たな火種というコメが。それにしてもチャンピオンにまで昇りつめた男の末路がこれかよと、クロムが気の毒になりました。
原作第15話「タイトル不明」所感
ベイX無印というか1期の原作はここで完結。Xとクロムのバトルに決着がつき、続くバードとZことシエルの試合では、結果的に負けはしたものの、バードがポテンシャルの高さを匂わせる戦法でイメージアップするといった「てっぺんは獲れなかったけど人気は上がる」難しい着地点でした。まあ、ペンドラゴンにあっさりと勝ったんじゃ次が続かないと考えたんでしょうかね。
で、新章? 2期? サブタイトルがつくのかな。新キャラが女子とあってテンション⤵なんスけど、新規のイケメンはいないの? ベイバは「神」から一気にイケメン主要キャラが増えたんだぜ、闇堕ちした人もいたけど(笑)。ともかく、女はどうでもいいから、もっとイイ男出そうよ。コロコロって男子キャラ天国だから良かったんだよ、男の娘とか女子ばかりが活躍するのなんて見たくねーよ。以上、オバのワガママ発言でした。
今日のまとめ
まずは左回転ベイの話。あまり意識していなかったけど、ベイバでも左回転があったよな、ってんで、49話を観たあとに「左回転ベイ」について調べてみました。その際に参考にさせて頂いた記事のリンクを貼って下書き保存しておいたのですが、当の記事が削除されたのか何なのか「Not Found」になってしまったので貼りつけはナシになりました、御了承ください。
そもそも爆ベイに登場するベイで左回転になったのはドラグーンSからだそうで、タカオの使うベイの中でも印象が強かったのはそのためかと腑に落ちました。タカオが使ったために主人公機の特徴のイメージになった「左回転」ですが、メタベイ主人公の銀河は右回転、左は最強ライバルの竜牙のエルドラゴで、そのあと主人公が使うのはベイバ超王・ヒカルのキングヘリオスまでなかったとのこと。メタベイではエルドラゴシリーズ以外にも左回転ベイが登場しますが、自身が詳しくないので詳細は省きます。
また、ベイバは左が思ったよりも多く存在しており、まずはルイのロンギヌス(無印~)フリーのファブニル(神~)スオウのヘルサラマンダー(超ゼツ)デルタのディアボロス(ガチ)バサラのバハムート(ダイバ)等、1期毎にひとつ以上の左が登場していたことに。右に比べると少ないけれど、大騒ぎするほど珍しいわけではないから登場人物たちの反応もそこまでではなく、今回のベイXでの驚きっぷりにこっちが驚いたという感じ。さらにはシュウのスプリガンシリーズ、両回転ってのをやらかしていたよなと。そういや、右か左かどっちでくるかみたいな話をアニメでやっていたおぼえがあるわ。三世代通して初めての両回転ですが、ベイXでも出てくるのだろうか。
左回転ベイを使ってはないが左利きなのが我が推しシスコ。右でもシュートできるけど、左でやるとさらに強力、みたいな描写があったよな。シュウが「右手を傷めたため左手を使う」というシーンはあったと思うけど、シスコ以外に左利きを強調されたキャラはいなかった気がする。じつはオラも左利きなんスよ(以前にも語ったかもしれんが忘れたのでしつこく主張)。右でも出来るが左だともっと強い、といった「左利きだけど右でもイケる両手利き」な場面は確かにありますね。やった~、シスコと一緒(笑)。ともあれ、左利きのせいか左回転のネタは結構気になります。この先も左回転ベイ、もしくは左利きのキャラは登場するのかな。
2期のアニメ開始が10/18と示されていたので、1期はあと1,2話かな。この所感も次回を1期の締めくくりとして、2期については装いも新たに(笑)開始する予定です。また、前回同様、以下の動画を参考にさせて頂いております。宜しかったら視聴、チャンネル登録してみてください。