灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

ベイブレードX 原作第12話&アニメ第35~38話所感

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 前回のベイX記事はこちら☝

 マンガワンは利用しなくなったので、リンクの貼りつけは取りやめました。以前にも記しましたが、原作についてはコロコロオンラインで確認しているため、公開よりひと月遅れのコメになります、御了承ください。

 ※以下、ネタバレを含みますので、御注意ください。

 

原作第12話表紙

ベイXアニメ&原作

アニメ第35話「夢の共演」所感

 原作勢を胸糞悪さMAXにしたバードvsぱっくん回。オールスターバトル勝ち抜き戦の第一試合としてこの二人が戦うわけですが、バードの新ベイである「ヘルズハンマー」のデータをマルチの元から盗み、同じものを作ったぱっくんがその性能をより引き出して勝利し、バードを雑魚呼ばわりするというトンデモな所業。ベイジャンルでは近年稀にみる悪役に、いっそ清々しさすら感じるという意見も。確かに「こいつは悪いヤツだけど本当はいいところもあって云々」といった中途半端なキャラよりも徹底的にクズの方が思い切りがあって良し、なんだろうね。直接バトルしたバードよりも自作ベイのデータを盗まれたマルチの方が怒り心頭で、ボコボコにしてやると意気込むところで次回に続く。

アニメ第36話「ブレーダーシップ」所感

 マルチvsぱっくん回。表向きは親しみやすい「いい人」キャラを演じ、老若男女にファンがいるというぱっくんの設定は原作よりも盛られている感じで、裏の顔とのギャップをさらに強調している感が。マルチに負けた上に、メイコが手配した「盗みの場面」の画像を流されて観念するかと思いきや、開き直ってフェイク呼ばわりするしたたかさ。それをまた信用するアホなぱっくんファンが多いのも何ですが、マルチファンよりも声がデカいあたり、ゴミカスの所業が見抜けない愚かな大衆というのは現実にも多いよなぁ、と。で、クインの一声で大会は続行、ってのは原作と同じだけど、試合結果は保留ではなくマルチの勝ちにして、次にレックスとバトルという流れにしたのはいい改変だと思いました。

アニメ第37話「予測不能」所感

 Xと当たる前にレックスを倒しておきたいと考えるマルチだが、その意気込みも虚しく敗れる羽目に。もっとも、マルチの心配は取り越し苦労であり、レックスを翻弄してXの勝利。ともあれ、ここまでのお話でマルチが負けることは稀少だったけど、この一敗はそのままXとのバトルに入るよりもレックスの無敗殺しが強調され、ストーリーに深みを与えたとして好評でした。ベイXに登場するキャラって、モテだのチャンネル登録だのと、プロとしてどうアピールするかを意識している人物が多数だけど、考えなしの脳天気なレックスに好感を持つクラスタさん多。いかつい身体で豪快なタイプからベイバのシャカを彷彿する人も多かった。前三世代にはこういうキャラってそれなりに存在していたからね、今はプロという設定のせいだろうけれど、人にどう見られるかを意識せずバトルのことだけ考えていればOKだった時代の方がいいのかもしれない。

アニメ第38話「女王の帰還」所感

 オールスターバトル最終戦、Xとクイン回。まず、原作にはなかった場面として、ぱっくんの所業を全て「お見通し」だったクインが彼に大きな釘を刺すシーンは溜飲が下がった人、多かったのでは。もっとも、その後も懲りずに嘯いていたけど。レックスに対してはあまりに「考えなし」の彼に、もう少し客観的に自分を見つめるべきといった感じのアドバイス、とはいえレックスのことはそれなりに評価しているんじゃないかな。態度の悪いぱっくんを諫めるあたり、やはりいい人なんだなと思う。バードのこともポテンシャルが高いと高評価で、クインに認められるとはと、バードファンたち大喜び。そのあとはいよいよXとのバトルに入るんだけど、原作でもかなりのページをさいてクインの回想やら何やらが描かれていましたがアニメも同様で、バトルそのものは次週に持ち越し、肩透かしを食らう人多。今回の脚本は原作者だしね、持たせるだけ気を持たせたのではと邪推。

 さて、この38話でもっともヤバかったのは懲りないぱっくんでも、生きた伝説クインでも、「(クインは)我のおばあちゃんだ」でお坊ちゃまぶりを露呈したキングでもなく、エクスのストーカーと化したクロムでしたね。「クロムがだんだん壊れてきている」「クインばあさんの見せ場なのにぱっくんとクロムがやばすぎる」といったコメに加えて、ラストのホラーっぽい演出も含めて爆笑しちゃったよ。39話はXとクインの決着だろうし、さらにヤバさを増すクロムが拝めるのは40話かな。

原作第12話「もうひとつの仮面」所感

 頂上決戦が決まり張り切るバードの前に現れた仮面Y。Xの追体験をするかのように、その後もキングやバーンとバトルを続けるその人物の正体は……って、もうアニメにも登場してるけど、クロムの崩壊はどこまで進むのか。そうそう、クロムさん、コメで「ヤンホモ」呼ばわりされていてさ。その言葉初めて知って、pixiv百科事典で調べたけど要は「病んでるホモ」。なるほど、そうかと納得。ベイジャンルって元が児童誌なのに「ヤンホモ」率高くてとんでもねーよな。

今日のまとめ

 アニメがベイチューブ公開直後の際、毎度なぜかコメ欄が開いており(あとで見返そうとすると閉じられている)38話では「Xとクインのバトルは来週かよ」みたいな叫びが幾つか書き込まれていましたが、今回はクインが負けた伝説の9人(ベイジャンル歴代主人公's+クロム)に対するコメが多かったな。アニメ勢は「タカオや銀河、バルトたちがベイXに登場したら嬉しい」といった受け止め方をしていたけれど、この一件、原作で描かれた時は「違う世界線の話なんだから一緒にするな」とか「自分たちが支持する作品に対して雑な扱いをしないで欲しい」とか喧々諤々で、爆ベイからメタベイ、ベイバクラスタまで一斉に拒否反応が出て大騒ぎだったんだよね。もうベイXは読まない、アニメも観ないとかさ、TL大荒れで凄かった。

 オラも爆ベイからのベイクラスタですが「ベイブレード25周年記念→生きる伝説であるクインというキャラを設定→ベイジャンルの歴史に絡めたい→歴代主人公たちのシルエットを出してみただけ」と解釈しましたし、そこまで拒絶するこたぁナッシングですね。そもそも前三世代のキャラたちをベイXに登場させるのは無理がありすぎる。タカオやカイならばクインと同世代として出るわけで、若い頃は人気だった芸能人に対して「老けて劣化しているのがイヤ」みたいな心理と一緒で、そんなクソジジイ観たくない人の方が多いんじゃないの。さらに、彼らの孫が云々となればそれはもう別のお話、エクスやバードの立場はなくなるからね。ここはやはり「25周年記念」っつーことで、で収めておけばいいと思いますが、いかがでしょうか。

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