やっぱりというか予想通りというか、鬼滅に関しては毎度、始めと終わりを取り上げるだけになってしまうんですよね。その上、今回の4期は原作の中でも短い部分ですから、アニメも全8話で終了。しかしながら放送の度に話題をさらって、関連する言葉が毎回トレンドに上がるほど。現在のジャンプ系の作品でもっとも話題性があると言っても過言ではないと思います。
先の記事では1話と2話について少しばかりコメしましたが、全編を通じてやはりアニオリのシーンが多かったですね。原作ではひとコマなのに何分もたせたとか、どれだけ盛ったかなど、毎回話題になっていました。
鬼滅のアニオリは期待を裏切らないことで定評がありますから、このクール、どれだけやってくれるのかとても楽しみです。
前回このように書きましたが、それこそ期待以上の内容にしてくださって本当に良かった。毎週とても楽しんで視聴できました。やはりアニメスタッフの皆様が原作をリスペクトしているからこそのアニオリなんだろうな。解釈違いってのはまずないし、マンガを文章として表現するのも変ですが、文章でいうところの「言葉足らず」な部分をきっちりと補完した上で、読者の「原作のこの部分をもっと掘り下げて見てみたい」いわゆる行間を理想通りに掘り下げてくれる。凄いよ、マジでこんなアニオリやってる作品、観たことない。まあ、たぶん原作勢の方だと思いますが、中にはアニオリに批判的な人もいるんですよね。特に無一郎の紙飛行機の回あたりが気に入らなかったらしいんですけど、紙飛行機の件は原作者がキャラ設定で記しており、何もないところから引っ張ってきたわけじゃない＝アニメで勝手に作った設定ではないので、それを批判するのもどうかと。
何度もしつこく言いますが、某忍者マンガその他で「もうアニオリは終わりにして原作の内容に戻ってくれ」とウンザリし続けたことを思うと、つくづくいい時代になったんだなぁと。原作に追いついちゃったから何とか繋げなきゃいけない工夫はわかるけど、それこそ勝手に作った設定がこれまた面白くなくて、つまらないと思うのも申し訳ないのだが、つまらない以外の何物でもないんだわ。さっさと1期2期制度？になっていれば、大変なだけで報われないアニオリで繋げることもなかったのにね。当時の関係者の皆様の苦労が忍ばれます。
また、出演する声優さんが豪華キャストなのも鬼滅の醍醐味で、特にそれぞれの鎹鴉役にダイの親父とかフリーザ様とか、大物声優さんが次々と投入されて驚きの声が毎回上がっていました。《刀鍛冶の里編》にレジェンド山寺宏一氏が出演された時「鬼滅に出てみたかった」みたいなコメをされていたけど、声優の皆様の心情、コレに尽きるんじゃないかな。「声優をやってるからには鬼滅という、世の中に大きな影響を与える作品に携わってみたい」と思う気持ちがあって、どんな役でも、それこそモブでも、オファーがあれば皆さん喜んで引き受けるのでは。主だったキャラは登場したからあとは鴉ぐらいなんだけど、それでも関わりたいという心情はわかる気がします。そういやモブ隊士役に我らがシスコCVの寺島拓篤氏の名前があったな。バルトもシュウも出てるし、何たって主人公はジャン王子＆金道フミヤ。そしてシスコも鬼滅デビューか、いいぞ～。
《柱稽古編》の次、《無限城編》は映画三部作になるということで、映画館に三回も行くのか～と、いくらか億劫になりつつも、鬼滅フリークの主人が絶対観に行くと言うだろうから何だかんだで観ると思います。公開はいくらか先になるでしょうが、その際にはまた記事で取り上げますね。無限城編の画像はまだ上がっていなかったので柱稽古編の前の映画Ver.を貼っておきますね。
