選択科目3️⃣、ユーネクにて履修（視聴）を始めたものの……というアニメについての記事その3です。前回「新規履修は以上の6作品ですが」と記して〆たんだけど、そーいや他に観たやつがあったわ、すっかり忘れていたよ。
なぜ取り上げるのを忘れてしまったのか、その理由は恐らくNLネタ中心の作品が多かったから、かな。いろんなところで話題になっていたので観てみるか、ってんで視聴してみたものの、そもそもNLに対しては積極的に摂取する気がないし、ましてや内容がイマイチだったりすると、余計に興味が失せる⇒視聴したことを忘れてしまう。まあ、せっかく視聴したので、そちらについての語りを、また、その後の新規履修分も併せて載せておきますね。
※以下、ネタバレ含みますので御注意ください。
⑦わたしの幸せな結婚 ☜原作の小説が「なろう系」なんですよね？ そのあと「カクヨム」に移ったとか何とかの説明がなされていたよ。オラってばBL新人賞投稿とかやってたわりに、そういう投稿サイトに詳しくないのでよくわからなかったのですが、昨今はそこからデビューするラノベ作家が増えたとか、それを原作としてマンガ・アニメにするといった機会が多くなっているのかな。逆に「今や『なろう系』の時代は終わった」みたいな意見も拝見するので実情はよくわかりません。ともかく、この作品は実写映画にもなっているし、アニメ化もされているので高い評判を得たものと思い、観てみることにしたんですよ。
明治から大正（ただし架空の時代とのこと）の頃を舞台に、実の母を失い、父と再婚した継母、妹に虐げられながら細々と生きる主人公。そこに縁談の話が舞い込み、美形だが冷酷そうな男のところに嫁ぐ羽目に。この世界の人々は超能力を備えており、能力の種類によって当の人物の価値が決まる。いやはや、この設定だけでお腹いっぱいだわ。これでもかこれでもかと不幸、不運が襲ってきて、キャンディかよって。第5話までは観たのかな、しかしながら主人公の後ろ向きで陰鬱な性格にイライラしてしまい、ついに視聴を取りやめました。
そりゃあね、現実としてそのような目に遭っていたら自信も失うし、暗くなるのはわかるよ。あんたは彼女ほどの不幸に見舞われていないから勝手なことが言えるんだ、当人の気持ちになってみろ、かもしれない。けどさ、ノンフィクションじゃないじゃん、創作じゃん。どんなに不幸が襲ってきても前向きに立ち向かう、ってのが物語の主人公たるべき姿で、少なくとも昭和の人間はその価値観で生きてきたからさ、「陰鬱になって当たり前」に馴染めないんだわ。先程『キャンディキャンディ』を引き合いに出しましたが、昭和の物語の主人公のスタンスは「何があってもめげない」キャンディなんだよ。「黙れババア、昭和の考えを振りかざすな、今は令和だからこれでいいんだ」って言われそうだな。ともかく自分の感覚とは相容れないのでここまでにします。
⑧ヲタクに恋は難しい ☜腐女子、ゲーマー、レイヤーと、ヲタ系の趣味を持つ若者たちの恋愛事情が描かれるってことで、ラブストーリーとヲタをどんなふうに絡めるのかと思ったら、何だかアテが外れてしまった。職場で描かれているのはメインの四人の姿ばかりだし、そもそも何の会社なのかもわからん。確かにゲーム三昧しているとか、同人誌売ってる店をうろつくとか、ヲタ趣味に勤しんでいる姿は描かれているけど、ゲームをテニス、ヲタ店をブティックなどに置き換えたら、あとは何かと飲むシーンばかりで、バブル期に大流行りだった「トレンディドラマ」とやってること変わらなくて草。
そもそも主人公に好感が持てない。喋り方はアホっぽくて媚びてる感じだし、彼氏に対する態度も変だし、CVがおバカなJKふうで、少なくとも成人して何年か働いている女性の声に聞こえないんだわ。相手役の男もやたら低音で演技抑えすぎ。先輩同士のCPはまだ許せるけど（超ベテラン有名声優さんだし）ともかくヲタクという要素を「寄せ餌」にしているだけって感じで、すっかり期待が外れてしまい、続けて観る気が失せました。
⑨うらみちお兄さん ☜某国営放送の某幼児向け番組をモチーフにして、そこで幼児達を相手に明るく振舞う「体操のお兄さん」のエグい裏の顔を描くという作品。目のつけどころは面白いんだけど、お兄さんの二面性が延々と繰り広げられるだけで飽きてしまった。そりゃまあ、どんな仕事をしていても表の顔と裏の顔は誰にもあって、そこで表裏のギャップがあればあるほど可笑しいのかもしれんが、ただそれだけに従事するのもなぁ。続けて視聴すればまた別の展開があるのかもしれませんが、その前にリタイアしてしまいました。
あ～、なんかすげー飽きっぽいヤツになってるな。コロコロ＆ジャンプ系特有の、ある種のノリしか受け付けない、許容範囲が狭いのかもしれん。まあ、どうでもいいっス。自分が気に入った作品だからこそ続けて視聴する気にもなるし、こういう場でコメできるんだからさ。つーことで、次があるのか不明ですが、懲りずに視聴すると思います。
