紅シュウ生誕祭にイラストと小説をUPして一段落。義務でも課題でも何でもなく、ただ単に自身で決めて自身の意地でやったんですけど、やり抜くことができて良かったです。
つーことで、一段落ついてのぶっちゃけ話をしますが、今月の上旬にウチの年寄りを施設に入居させるという、一大ミッションを敢行。これがまた想像以上に難航しまして、よくぞ乗り切ったなと。誰も褒めてくれないので、自分で自分を褒めています。
このブログを読んでくださる方々の大半はオバが語るしょーもない(笑)ジャンプやコロコロの記事に興味を惹かれてのことだと思いますので、そういった、いわば「辛気臭くて気が重くなる&滅入る」話はあまり聞きたくない、読みたくないと感じて当然であり、こちらとしても、自分の苦労話や老人問題を長々と語るのもいかがなものかと考えました。が、とりあえずある程度まではこの場で報告しようと、今回の記事に至った次第です。
そもそもは同居する実母が認知症になったというのが事の始まりで、もしやそれではと気づいた時には相当ヤバくなっていました。そこからは怒涛の展開で、それまでちゃんとした知識のなかった介護保険、地域包括支援センター、老人保健施設のあれこれ等、テスト前に一夜漬けをする学生のように、一気に詰め込みました。その後なんやかんやあって、当人を施設に入れる運びとなったのですが、それで一件落着したわけではなく、以降も何かと問題が続いている(いきなり部屋のエアコンを壊した等)状況ではあります。
そーだな、若い世代にはピンとこない話だとして当然だと思うよ。二十代だけじゃない、三十代四十代だって、まず想像しない、過去の自分だってそうだったもん。でも、決して遠くはない未来に起こり得ることとして、Xデーはやってくるものとして、頭の片隅に、心のどこかに置いてもらえたらと思います。つーことで、オバのワンポイントアドバイス。
①認知症初期の症状の見極めはマジで難しい。忘れっぽくなるとか、同じ話を繰り返すとかは齢相応に「あるある」だし。決め手はこれまた「あるある」の通帳どこいった騒動でした。が、それ以前にも「間違いを注意したのに何度も繰り返す、注意するとキレる」といったシグナルが出ていたんですね。思い起こせばそうだった、ってのがいっぱいあったよ。
②ヤバいことに気づいたはいいが、どこに相談すべきか何もわかっていなかった。とりあえず役場に訊いたら「地域包括支援センター」という名称で、地域毎に相談を請け負うところが決まっていると教えてくれました。この地域包括支援センターってのをおぼえておくと、いざという時に役立ちます。たぶん全国共通の名称だと思うけど、念のためにお住まいの市区町村で御確認を。
③同居していない身内や親戚は程度の差はあっても、こちらが示した指針に必ずといっていいほど「難癖」をつけてきますが、ガン無視でいい。同居家族或いは当人が一人暮らしの場合、中心となる身内が決定すればいいこと。周囲は黙って従えってんだ。金も手も出さない(協力しない)のに口だけ出すヤツってのは介護に限らずどんな場合にもいるからね。強気で押し切るっきゃない。
まあ、ここで自身の体験談を延々と語らずとも(結局めっちゃ語ってるけど)介護関係の記事はネット上に数多く上がっており、そちらを参照すれば大抵は解決するかと思われますが、じつは今、自分もそういう事象?に遭遇している、それが問題にすべきなのか何なのかわからなくて悩んでいる等、オバの体験を参考にしたいという方がおられましたら、遠慮なくお問い合わせフォームから御連絡ください。わかることなら何でもお答えいたします。
サブブログ1や3を「家庭の事情により更新休止」にしたのも、このミッションをクリアするためにはやむを得ない、今は創作に自身のエネルギーを使える状態ではないと判断したからです。それでも紅シュウのイラストだけは仕上げたかったし、仲人小説に関しては、大筋の内容は出来上がっており、あとは文章にするのみだったので、この二つは絶対に完成させようと頑張ったわけですね。今後いくらか余裕ができて、また更新を再開できるだろうとは思いますが、生温かい目で見守っていただけるとありがたいです。