少し前のことですが、スラダンジャンルのクラスタ間で焼きマシュマロ騒ぎが勃発しました。とある方に送られてきたマシュマロのメッセージがとんでもなかった、御本人を中傷する内容ということらしく、いったい何が書かれていたのかと、FF外のオラも参考までに拝見させてもらいました。
要は御本人の、他の方々（フォロワーさん含む）への対応が気に入らないようで「そういう対応の取れる、あなたっていい根性している」的なニュアンスの言葉を吐いたわけですよ。それって焼きマシュマロの送り主が勝手にそう受け止めているだけで、要は思い込み、被害妄想じゃないかって感じだったけど、そんな内容のメッセージを直接当人にぶつけてくる神経にまず驚きますが、マシュマロなるシステム？にも問題あるんじゃないのかと。
そもそもは中傷を含まない、嬉しいメッセージのみを送るはずなのに、たびたび焼きマシュマロ騒ぎが起きるのは「中傷する文章が含まれているか否かをAIが認識できない」からで、いやこれマシンにやらすの無理じゃね？ それくらい日本語に於ける表現は複雑だと思います。先の焼きマシュマロの文面も人間が読めば嫌がらせとわかるけど、機械ならば「褒め言葉」と解釈する可能性は充分なわけで、そういった複雑な内容をAIに判断させるのはどうよと思う。まあ、送る側はそこらを見越した、つまりAIにはじかれないような文章を考えたのでしょうけどね。
そうこうしているうちに、ベイバクラスタさんのところにも不快なモノが到着した様子。ともあれ、マシュマロ並びにお題箱等を設置される方は送られてくるメッセージの中に、焼きマシュマロ的不快な文章が含まれる可能性があることを前提に考えた方がよろしいかと。有名人であるとか、フォロワーの多少に関係なく狙われるようなので、その心づもりでいるに越したことはない。ま、オラは面倒なんでハナから設置しませんがね。
どなたかがツイされていましたが、作家・三島由紀夫が当時書いたコラムにて、自分の元に送られてきた手紙について述べていた、その手紙がファンレターには程遠い、三島自身をこき下ろすものだったとか。手紙というのは私信ですし、今のようにネットでどうこうという時代ではないので、すぐさま公にはならなかったけど、三島存命の頃（六十年以上前）から今で言うクソリプを送るヤツはいたんだなといった内容でした。
何なんでしょうか、いつの時代にも、どんな場合にもアンチにまわる人種がいるものなんですよね。些細な事にケチだの文句だのをつけたり、相手の言葉にあーだこーだと反論したり、面白半分に冷やかしたり。オラも特撮とミステリジャンルで細々と、それこそ滅多にツイはしない狂志郎垢の方でクソリプがきたことがあり、大変不愉快な思いをしました。以来そちらではツイをすることなく見る専に徹しています。幸いにして、稀腐人垢ではクソリプされたことはなく、これは界隈の方々が善人である、周囲に恵まれているのだと思いました。ホビアニ好きに悪い人はいないってことね（笑）。
今のSNSでは三島由紀夫のような有名人でもない限り、お互いに知らない者同士。（有名人も一方的な知り合いですが）顔見知りではない、どこの誰かはわからない関係。しかし匿名だからといって、相手が見聞きすれば不愉快になる言葉を送りつけていいはずはないと思うんだけど、それが通用しない。
幸せそうである、皆の賛辞を集めている、など、当人に対して妬ましいという感情が根底にある場合や、中には誰が見てもイラッとする言動を表わしている人もいるかもしれませんが、そこはスルーするのが大人の対応というか、大抵の方はそうして過ごしているでしょうに、とにかく自分が気に入らないヤツはとことん叩くしかない。そう考える層というのは決して途絶えることなく、これから先もずっと存在し続ける。人間とは業の深い生き物だわ。
