灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

⚠ネタバレ注意⚠ コロアニの真実①(2020春号)

※今回の記事はコロコロアニキ2020春号における『爆ベイRISING』の内容に触れています。コミックス派なのでコロアニはチェックしていない、コミックスになるのを待っているのでネタバレしないで、という方はここまでにすることをお勧めします。が、ネタバレしてもいい、たくましく育って欲しい(いつのネタだ)方は以下へ進んでください。

 ホワイトデーの三月十四日はベイクラスタ界隈が騒がしくなった一日でした。まずは四月に開催されるベイブレードバー、略してベイバーの情報が解禁、ベイブレードのファンクラブの発足(ただし爆ベイのみではなくメタベイやベイバとも合同)そしてコロアニ2020春号の発売日。

 

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コロアニ2020春号

 ベイバーとは期間限定で、既存の店をベイブレードファンのためのバーにするという企画であり、今年度は池袋にあるお店がベイバーに選ばれました。そこに於いては、爆ベイアニメ三部作の中でもGレボの内容を取り上げるということで、Gレボといえば三作の中で最も問題作(笑)でしたから、クラスタさんたち盛り上がる、盛り上がる。飲み物を注文するともれなくついてくるコースターの種類が幾つかあるんだけど、メタベイやベイバに対して爆ベイがデザインされたものの多いこと。これは、より古い爆ベイのクラスタは他の二つよりも年長者が多い⇒推しに金を落としてくれるという、企画側の目論見に他ならない。永遠の三十五歳も大学生の息子が今、横浜に住んでいるので、ヤツを連れて行ってこようかなという気になってしまいました。この件に関しましては、もしも行くことになったらレポートしてみたいと思います。

 しかしながら、嬉しいニュースのみならず問題提起なものも。コロコロアニキで連載中の爆ベイの新作(続編という立ち位置)『RISING』で「カイタカ派は打撃を受ける」といった内容のツイートがなされていまして、これは只事ではないと思ったワシは即、コロアニを買いに行ったわけです。普段はコロコロもコロアニも購入しておらず『RISING』がコミックスになるのを待っているクチだったわけですが、いったい何が載っているというのか……

[ここからがネタバレです!]前回までの展開が詳しくはわからないのですが、今回の話としては、第二回ベイ世界大会に於いて、次の試合にBBAチームから誰が出るか決めるという場面。早速タカオが「オレが出る」と言い、では誰とタッグを組むかとなると、カイとレイがそれぞれに立候補。それではベイで勝負して、勝った方が出るという取り決めになるのですが、ちょっかいを出すタカオを「邪魔するな!」とばかりに、息の合ったバトルをする二人を見た監督(今回も仁がやってる)がこの二人を出す、と決めるお話。タカオと組む云々関係なく、ライバル心むき出しで戦うカイとレイ、なわけですが「ごめん、この程度じゃ致命傷にはならないんだけど」。

 タカオそっちのけでカイとレイが組んだからといって、こういった展開はスラダンじゃ日常茶飯事でしたから、いちいち気にしていちゃ身が持ちませんって。昔?の爆ベイでは、チーム内でみんながライバル視するのはタカオであり、カイとレイがお互いを「こいつも倒すべきライバルだ」と意識する場面はほとんどなく、そのあたりを新たな関係性、新たな展開にしたかったんだと思います。つまり、カイのライバルとして、二十年経ってようやく、レイはタカオと同じ土俵に上がったということじゃないですか?

 カイとレイのCPはある方が「少女マンガ」と称していたように、少女マンガにおけるヒロイン(レイ)と、その恋愛相手(カイ)といった捉え方の二次創作が多いように見受けられました。それはチームメイトにとどまり、ライバルという関係性が希薄だったためとも言えます。BL商業誌にはこのテのCPの話はわんさかとあるでしょうけど、元ネタは少年マンガ(児童マンガであっても)ですから、ライバル万歳! ライバル関係こそ王道! そしてみんなが最終的に倒したい(押し倒したい?)ライバルは何といっても主人公なんっスよ、わははは。(酔っ払い)いや~、打撃受けるなんていうから、ワシゃまた、カイの婚約者(政略結婚)が現れたのかと思ったよ。プチ宗教戦争は勃発していましたけどね。ま、いろいろだね。

 そうそう『魔神英雄伝ワタル』、その昔にアニメを観た覚えがありますが、青木たかお先生がコミック版を描いていらしたそうで、まったく知らなかった。今回のコロアニで一番嬉しかった記事は『切札勝舞はマジック・ザ・ギャザリングを使い続ける』ですね。あの勝舞クンと、ワシの推しキャラである黒城クンが登場するんですもの、久しぶりの黒勝に胸アツでしたわ。ここのところコロコロ系は爆ベイばかりだったけど、デュエマもやりたくなってしまった。黒勝~❤

BL偏差値70!? コロコロコミックがヤバすぎる件

 来週はいよいよセンター試験ですね。昨年の今頃は子供の受験で落ち着かない日々を送っていたのが嘘のように平和。ちなみに彼は今日(1/12)成人式を迎えました。

 受験→偏差値という連想、いささか強引に話を持っていきますが、1/5付の記事にてジャンプ作品について色々と語った中で「BL偏差値はコロコロの方が上」と述べました。原因はそれぞれの雑誌の対象年齢、ジャンプ→小学生(中高学年)・中学生世代(実際はもっと上の世代も読んでいるが)と、コロコロ→幼稚園・小学生(低学年)世代の差にあるとは思いますが(※個人の見解です)何しろ、足を洗ったはずなのにコロコロのせいで腐女子に返り咲いた身としては、世の中にコロコロの凄さを認識してもらいたく、そのあたりを語ろうかと。

 コロコロコミックにもいろんなジャンルの内容がありますが、ゲーム物やスポーツ物など、仲間と組んで、あるいは個人で、ライバルと戦う図式のストーリーにはたいてい、熱血主人公とクールビューティの№1ライバルが登場します。この単純な設定はやはり、対象年齢が低いからだと、誰でも納得できますね。あとはタイプの違う№2美形やら、お笑い系、デカブツ等のライバルがいたり、チームメイトの中にも美形やらお笑いやら癒し系がいたりなど、作品によってのバリエーションが異なりますが、主人公を取り巻く仲間(クラスメイトなど)に女子はいても、チームメイトに含むことが少ないのもコロコロの特徴です。

 おそらく誰でも内容を知っていると思われる作品、スラダンとNARUTOを例にとると、主人公の花道が一目惚れし、バスケを始めるきっかけになった晴子ちゃんですが、当然チームメイトではないし、言い方は悪いですけど「添え物」状態。コロコロの女子はこちらの扱いがほとんど。一方のNARUTOでは、ナルトと結婚したヒナタ、サスケの妻になったサクラなど、共に戦う女子がいると、ましてや主人公たちの恋愛のお相手として存在しているとBLはやりにくい。勿論NARUTOジャンルでもBLは存在していますが、原作中心主義で原作の展開に左右されるワシの方針からしては、イタチ×デイダラ以外はやりづらい。

 それに引きかえ、主人公たちが恋愛沙汰を起こすエピソードも少ないし、主人公に対するリスペクトが半端ない、まさに男だけの世界。この基本図式を踏襲する作品がほとんどなのもコロコロの特徴で、当の基本図式がBLを生み出しやすいのは言わずもがなでしょう。現在コロコロに連載されている作品の内容までは吟味していませんが、図式は変わっていないと思います。

 そんなわけで、これまで語ってきたジャンプでのBL妄想対象作品(DB・スラダン・NARUTO)に比べて、コロコロにおけるBL妄想対象作品やCPの数はジャンプを遥かに上回っています。妄想の数だけ二次創作がある(笑)。腐女子に返り咲いてからは、専らコロコロの二次創作、さらにはインスパイアされてのオリジナル小説を書きました。薄い本を創れる状況ではなかったので、それらのオリジナルを以てBL商業誌への新人賞に応募したのは回顧録Ⅱ(12/1付)に記したとおりです。

 商業誌に応募したしないに関わらず、過去作をサブブログ1でお披目することにしましたが、読んでくださる方の状況を踏まえて、原作の内容を知らないと話が理解できない作品は対象外、pixivの方を御覧いただけたらと思います。

 それではコロコロにヒントを得た、いわばコロコロシリーズの中から、今後披露する作品(ピンクで示してあります)の紹介も兼ねて、それぞれの元ネタについて記してみます。

 

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爆ベイ二次創作小説 蒼い夜

★まずはワシを腐女子に引き戻した『爆転シュートベイブレード』(爆ベイ)。このブログでは何度も語っているので、今さら言うまでもありませんね。散々「二次創作した」と言いながらも、二次創作と呼べる小説があるのは、じつはこの爆ベイだけです。

爆ベイ関連作品①「蒼い夜」pixivに投稿済。原作(というよりアニメの展開)を元に二次創作したカイタカ&ゼオタカ※のBLで、十六年ほど前の作品。

「続・蒼い夜 それを愛と呼ぶのなら」「蒼い夜」の話にケリをつけるべく、昨年創った続編で、pixivに投稿済。

「タイトル未定」カイタカのゲロ甘小説。pixivに投稿すると宣言してしまい、近日公開予定。←プレッシャー

「PRECIOUS HEART」爆ベイにインスパイアされて創ったオリジナルBL。書いたのは十四年くらい前かな?

「輝蹟の剣」同じく爆ベイにインスパイアされた、剣道ファンタジーという謎すぎる作品。シリーズ第一作は十五年前に完成し、その後第三作まで書きました。ジャンプで募集していた原作専門の新人賞に応募したことがあります。話を簡潔にして、児童文学の新人賞にも応募しましたが、どちらも結果は言わずもがな……BLではないので、別の機会にお披露目します。

※ゼオとは、タカオに弟子入りするほど懐いていたものの、ワケあって敵対することになった美少年。

★次はやっぱり『B-伝説!バトルビーダマン』(バトビ)ですよね。1/12現在、サブブログで披露しているのは、このバトビからインスパイアを受けた「魔性のオトコ」です。最初に書いたのは十五年前で、手直しをしたのちに現代パラレル物としてpixivにも投稿しました(※その後削除)。バトビへの妄想は12/12付の記事で語っています。

 

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pixivに投稿した自作イラスト

★続いては『コロッケ!』。BL偏差値は他の作品に比べてあまり高くない……そう思っていたのはワシだけで、pixivには様々なCPが投稿されていました。推しCPはやはりライバル(リゾット、後方のグレーの髪)×主人公(コロッケ、中央のヘルメ)で、インスパイアされた作品名は「ラジカル・ミラクル・サバイバル」。やはり十五年前の作品です。ただし、あまりにもBLらしからぬ内容なので、今回のお披露目の対象とするには難しいかも。

★コロコロ作品としてはあまりタイトルを挙げていないのですが『ロックマンエグゼ』にもインスパイアされました。主人公の熱斗と相棒のロックマン、ライバルの炎山と相棒ブルースという、ダブルでライバル×主人公ができる美味しさから「ジェミニなボクら」というオリジナル作品に仕上げました。これは十二年前くらいかな。

 

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pixivに投稿した自作イラスト

★最後は『デュエルマスターズ』(デュエマ)。主要ライバル二人による三角関係がツボでして、黒城×勝舞&白鳳×勝舞で妄想、十四年前にオリジナル小説「紅蓮の炎」というタイトルで仕上げました。「魔性のオトコ」のあとはこちらを披露する予定です。

 コロコロシリーズの他にも、完全オリジナル?な作品も交えて披露しますね。何しろコロコロ・インスパイアはワシ的にはツボでも、商業誌的にはアウトで(苦笑)もっとオシャンティーな設定を追求しなければならなかったので。苦痛……

 長くなって申し訳ありません。サブブログ1で披露する際に解説を入れてありますので、各作品の詳細はそちらを御覧ください。それにしても爆ベイの影響強すぎ。

初のデジタルイラスト投稿を終えて少しはBLも語らねばと思ったけど結局コロコロ語り(長い)

 こんにちは、稀腐人です。今日は仕事が休みのため、以前から書き溜めていたイラストをpixivに投稿しました。

 世はデジタルイラスト全盛。ずっとアナログで描いてきましたが、ここはそろそろデジタルを学ばねば。使っていたパソコン(とっくにサポートが終わったVista)もガタがきているしと、奮発してSureface Pro7を購入。このブログを始めたのもこいつを手に入れたからなんですが、さらにCLIP STUDIO PAINTを入れて本格的に取り組み始めました。なんだ、結局のところ、趣味に金かけてんじゃん……

 しかしながら、デジタルへの挑戦はアラフィフにとって苦難の連続。説明がまったく頭に入ってこない。これってもしや、美術系の大学や専門学校出身の人にしかわからない用語で書いてるのでは? そりゃあソフト開発した人たちはアラフィフが今さらアニメイラストなんて描いていると思っちゃいねーかもだけど、解説があまりにも不親切じゃね? 試行錯誤の結果、出来上がったのが次の作品です。

 

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B-伝説!バトルビーダマンのイラスト(デジタル版)

 ちなみにこれは15年前に描いた下描きを彩色したもので、比較対象のために当時の作品も貼ってみます。

 

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B-伝説!バトルビーダマンのイラスト(アナログ版)

 まあ、単に背景が白くなくなっただけのような……そもそも下描きは同じものを使っていますし。だいたい、デジタルにしたからといって画力が上がるわけではないので、さらなる修業が必要ですね。

 そもそもワシは字書きだったんだけど(何を今さら)同人活動を始めた時に、やはり文字だけの本は売れない、視覚に訴えるイラストや挿絵、マンガページの有無の重要性を痛感したんですね。かといって、絵師S(12/1付記事参照)にすべてをお願いするわけにもいかず、ヘタながらも自分で描いたという次第。

 バトビのイラストはもう一種類あるので、そちらも貼ってみますね。

 

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B-伝説!バトルビーダマンのイラストその2(デジタル版)

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B-伝説!バトルビーダマンのイラストその2(アナログ版)

 えっと、このブログってマンガ・アニメBL二次創作とか同人誌とか、ボーイズラブのカテゴリに入れてもらってるんだけど、BL関連の話をまったく載せていないような気が……読んでくださる方もそのテの内容を期待していらっしゃるとしたら、大変申し訳ないです。

 再三書いているように、ワシが今の状態にあるのは爆ベイのカイタカに再ハマリしたからです。ライバル×主人公間の熱い闘争心を愛情にはき違えて繰り広げるハタ迷惑な世界が大好物。pixivにはカイタカのラブストーリーを恥ずかし気もなく投稿しました。

 今回のイラストのバトビにおいては、主人公のヤマト(御存知ない方への解説。その2のイラストの真ん中、赤い髪のコです)を巡って、ヤマトの右隣のグレイ(茶色の帽子)に、最初のイラストのウェン(青い服)・炎呪(紫の服)の三人のライバルが争うという、四角関係を妄想しています。本命はやはり、元ネタではライバルとして本命立ち位置の炎呪かな。

 男同士の恋愛を『主題』にしたお話には萌えないので、商業誌を読むことはないですね、新人賞に投稿していたことはありますけど。そうか、だから評価してもらえなかったのか……

 作品が某国営放送でアニメ化されたことのある(途中で終わってるので続きが読みたい)某有名ラノベ作家さんが「BL系を書いてもダメだったのはギャグがスゴすぎたせい」と語っておられましたが、自分もその傾向があったので親近感を覚えました。つい笑いをとったり、恋愛以外のサブな部分に力入れすぎたり、お相手がセレブでもなく、オシャレでもなかったり。

 商業誌のお話は読み手に夢を売る部分があると思うので、オシャレじゃないのは致命的なんだな(※個人の見解です)。こちらのブログは雑多な話専門にして、いずれ現在過去未来の小説を披露するブログも立ち上げたいので、その時は是非とも「オシャレじゃないBL話」を読んでやってください。

 そういえば前回の終わりに、スラダン最盛期時代の話を書くと宣言していたのに、違う内容になってしまった。絵師Sに連絡を取っているので、本人の承諾を得たら、当時のイラストなども交えて載せてみたいと思います。素人のワシとは違い、元プロのイラストレーターですから、その美麗さに期待してください。

 それでは今回もお付き合いくださり、ありがとうございました。

回顧録Ⅱ -腐女子再誕期~衰退期を経て今再びー

 こんにちは、稀腐人です。前回は腐女子として目覚め、同人活動を行い、結婚によって引退したところまでを記しました。今回はその続きです。

 結婚後、男子を出産。幼年期の男児が受ける洗礼といえばもちろん特撮ヒーローですよね。御多分に漏れず、仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズにハマりました。平成ライダーシリーズが始まった頃なので、オダギリジョー氏のクウガや玉山鉄二氏が出演していたガオレンジャーを観ていました。

 特撮ヒーローについてはまた別のカテゴリに記したいと思いますが、それらと並行して子供当人がハマッたのがベイゴマの進化形、ベイブレード。おもちゃ売り場に並んでゲットしたのを憶えています。

 当時コロコロコミックで連載していた『爆転シュートベイブレード』を原作としたアニメの放送も始まり、もちろんチェック。何の気なしに一緒に観ていたワシはそこで凍りつきました。

「この内容、ヤバいやつや~んっ!」

 それはまさに、結婚後忘れ去っていた「腐女子へのいざない」でした。主人公・木ノ宮タカオとライバル・火渡カイのアヤしい関係がワシのツボにどストライク。以前はジャンプ系だったけど、まさか児童向けアニメでこんな羽目になるとは。結婚して子供も生まれているのに、今さら何てこと……

 しかしながら火がついてしまった腐女子魂、コミックス買いはもとより、子供のためと称して爆ベイ(爆転シュートベイブレードの略)グッズを買い漁りました。今でもお宝として残っています。(帽子を被っているのがタカオ、後方のグレーの髪がカイです)

 

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爆転シュートベイブレード

 密かにイラストを描いたり、二次創作の小説を書いたりしましたが、もちろん同人活動の類ができるはずもありません。インターネットは普及しつつありましたが、我が家ではまだ導入されず、爆ベイ好きな方のホームページをチェックするなどといった、魂を慰める行為もできませんでした。

 やがてワシの腐女子魂は別の方向に向かいます。薄い本は創れなくとも、プロの作家として、自分の好きな内容の話を創って発表するようになればいいじゃないか。爆ベイの二人を始め、他のコロコロ系作品のキャラからインスピレーションを受けては、彼らをモチーフにした小説を書きました。二次創作ではなく、名前も変えて別の人物として、例えば高校生の学園物などの設定にして。いわばパラレルですね。

 爆ベイの他にハマッた作品は後番組として始まった『B-伝説! バトルビーダマン』(略称はバトビー、バトビ)や『コロッケ!』『デュエルマスターズ』(略称はデュエマ)など。

 

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B-伝説! バトルビーダマン

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コロッケ!

『デュエルマスターズ』は丁度いい画像が見つからなかったので割愛しますが、ともかく、すっかりコロコロに毒されたワシはそのモチーフストーリーを各BL雑誌が募集している新人賞へ応募。しかし世の中、そう上手くはいきません。応募作への批評から、商業誌が求めるBL話と、コロコロのノリでは方向性が違うと気づき、路線を変えて応募を続けます。既にコロコロからは離れていましたね。

 路線を変えたあと、何作目かは応募作中のベスト7に入り、別の雑誌に送った別の作品は準入選まで辿り着きました。が、年齢を重ねるにつれ、各誌が求める作品のコンセプトと、自分が生み出す作品との感覚にズレが生じ、かつてはA評価だったものがB、Cと落ちてきたことから、BL作家になることを断念しました。

 それでも諦めきれずに、ミステリや児童文学の公募にも触手を伸ばしますが、これらはさらにハードルの高い分野で歯が立つはずもない。そうこうするうちに子供の受験で忙しくなり、いつしか作家への夢は立ち消え、腐女子魂も衰退してしまったのです。

 最初の記事(11/28付)で記したように、子供の大学進学ですっかり手持ち無沙汰になってしまったワシ、今にして思えば、あれは受験という名の同人活動ですね。魂を注いでいたものがすっぽり無くなって、抜け殻になってしまいました。

 暇潰しにも限度がある。お金はかけられない。ならばと始めたのが、旧作をWord化すること。爆ベイやバトビの二次創作をしていた頃はワープロを使用していたため、記録媒体(フロッピーディスク)はもう読み込めないし、残っているのは印字した紙だけ。それらを入力し直し、新たな記録媒体(ハードディスク)に残そうと。

 そうこうしているうちに懐かしくなって、録画保存しておいたアニメを観てしまったのが運の尽き、だったのでしょうか。

「カイとタカオは罪作りやわ~」

 あ~、やっぱ爆ベイやりたい! リアタイで同人活動できなかったのが未だに影響しているというか、拗らせてしまったんですね。スラダンの時のように、薄い本だ即売会だとやっていれば思い残すことはなかったであろうに。そんなわけで、拗らせ古腐女子はWord入力が終わったばかりの、旧作のpixiv投稿へと走ったのでした。

 黒歴史をざっと振り返ってみました。ざっとでは済まないほど長いですね。で、いざ腐女子復活したはいいが、周りに同世代と思しき方がおらず、心細くなってTwitterで呟き、さらにブログで呼びかけてみようと思い立ったわけです。

 とはいえ、同世代だけにこだわるつもりは毛頭ありません。全世代に向けての発信です。こんなワシに共感してくださる方はぜひ、コメントをお願いいたします。日々楽しみに待っております。★マークを押してくださった方、感謝感激です。今後もよろしくお付き合いくださいまし。

 同人活動をしている方は思い残すことのないようにやっちゃってください。事情があって出来ない方も腐らず(腐女子は腐ってると書くが)今やれる範囲でやってみましょう。拗らせて大変なこともありますが、それなりに楽しいですよ。

 長くなりました。今回も読んでくださり、ありがとうございました。

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