前回のベイX記事はこちら☝
※以下、ネタバレを含みますので、御注意ください。


ベイX原作&アニメ
アニメ第96話「あの日の白星」所感
テンカの過去回。他流試合を禁じる白星流に見切りをつけたオメガがランツとミリオンを従えて道場を出奔、彼らが行なった闇討ちに憤るテンカが母を倒す決意を固めるまでの経緯。
はっきり言っていらない回。白星流に何があったのかを解説するのと、時間稼ぎを兼ねてのことでしょうが、いやもう、あの人たちが何をどうしようとどうでもいいわ。それでもまあ、ツッコミどころは多かったよね。白星流を仕切る師範の婆さん、オメガの母でテンカの祖母でしょうけど、爺さんと親父はどうなってるの? 女系家族? アマゾネスなの? そもそも流派内だけでちまちまやって、よそとは試合をやらないって方針に意味はあるのか。そんなのつまんねーよって思う気持ちはわからないでもないが、母が子どもを置き去りにしてやることなのか。しかも、元の仲間たちを闇討ちするとかわけわからんし、嫌がらせにもほどがあるし。
それでいてよくわからないのが、白星流から出たということは流派を捨てたと同じだと思うのに「白星流は絶対に負けない」とか言い続けてるオメガの一貫性のなさ。そこは別の流派を立ち上げるべきだと思うのだが。それにつけても、アラフォーの既婚者がこんなことやってる場合ではないけど、ベイにしろデュエマにしろ何にしろ、これまでのコロコロホビアニに登場するキャラの父親は皆、自由人とゆーか、同じようなことやってるし、父はOKでも母はNGってのも差別ではあるな。
アニメ第97話「白星最終決闘」所感
原作26話のアニメ回。『ゾディアック』対『ペルソナ』の試合開始前、ベイが不正改造されている等のタレコミのせいで、Xは出場停止の羽目に。オメガの策だったが、テンカはそれを逆手に取ると、急遽メンバー入りした「黒須エクス」を出場させ、マルチが仮面を被ってXのフリをするという手段に出る。『ゾディアック』側の卑怯なやり方に怒るエクスはミリオンを瞬殺、『ペルソナ』が一勝を得る。
Xが出られないならエクスを出すというこのくだりはいいアイディアでした。ベイXの脚本は面白いとか楽しいといった感想よりも不満に思う内容の方が多いのですが、今回は珍しく良かった。せっかくの、何なら初めての見せ場だったミリオンに対しては「盛大な『かませ』で終わった」というコメントしかついていなくて、可哀想だけど笑えた。彼の過去回想も付け足しみたいだったし、これまでで一番報われないキャラじゃなかったかと思いますね。
アニメ第98話「絶対に負けない」所感
第2試合はランツvsバード。バードに対して舐め腐った態度をとるランツだったが、勝利のためにみんなの力を借りる(=パーツを使用する)手段をとったバードに思いの外苦戦の末、ドローに。オメガに油断した結果だと非難される。
原作27話のアニメ回。またしてもバードは負けるのか否か、あれだけ負けフラグを立てているランツなので、普通のお話だったら負けて当然なのだが、何がなんでもバードを勝たせないベイXではそのパターンが通用しないのではという予想もありましたが、引き分けという着地点に「ああ、そうきたのね」。ランツに対して恨み言を言わない度量の大きさを見せたバードの、あまりの正統派主人公ぶりに「勝てない以外は最高の主人公」と、褒められているのかディスりなのかわからないコメが続出していました。主人公キャラとしてはかなり特殊だよね。やはり、エクスと二人でW主人公なんだろうな。
アニメ第99話「スーパーノヴァ」所感
原作28話のアニメ回。チーム戦の勝敗が決まる第3試合はやはり、オメガとテンカの母娘対決に。何度も形勢逆転をしながらも、結局はオメガに勝てないテンカ。
この展開はまあ、当然かなと。ここまでオメガを持ち上げておいてテンカに負けたのではみんなガッカリだし、新規に売り出したオメガのベイという、ホビーの販促にも影響が出そうだもんね。そのベイのモチーフがペガサスとあって、星空を天馬が駆けるとか、演出が☆矢のバトルシーンみたいな場面になっているのが草。
それにしても、これまでずっと「白星流~」といった和風の技名だったのが「スーパーノヴァ」って、ここにきて英語にするって何なの? ポリシーがなさすぎる、超新星でいいじゃん。オメガも言動がいちいちイタいし、父と息子が戦うよりもイマイチ感が漂うってのは、差別する気はないけど、バトルという行為と母親ってのは相容れないものなのかなと思いますね。
アニメ第100話「星を喰らうX」所感
1勝1敗1引き分けで最終決戦を行なうことになった『ゾディアック』と『ペルソナ』の戦い。オメガとテンカが再びバトルするのかと思いきや、テンカはこの戦いをエクスに任せる。
オメガとエクスのバトル、原作では決着がつく瞬間は描いていなかったけど、アニメはどうするのかなと観ていたら、やはり直前のシーンで終わっていましたね。オメガの負けを描くのは抵抗があったのかな。まあ、負けは負けだからどうでもいいけど。
それにしても、試合に臨むエクスの表情は禍々しくて主人公の顔じゃないよね。強ければOKのガキどもにはいいんだろうけど、応援する気になれないのはそのあたりだろうな。
原作第27話「超頂上決戦②」28話「超頂上決戦③」
ランツvsバードは引き分け、オメガvsテンカはオメガが勝利し、最終決戦はオメガvsエクスで決まることに。目的を果たしたテンカは『ペルソナ』を去るが、新たな厄介事(笑)が始まった。
ネットでの掲載時はタイトル不明のため、コミックスで確認後に記入しています。なお、コミックス6巻に収録済の24話が週刊コロコロコミックでは23話となっており、コミックスとネットで話数がずれているようです。19話+20話でページ数としては一話分と思われるのですが、内容がガラリと変わるので、そこでカウントがずれたみたい。このブログではタイトルを入れる関係でコミックスの記載に従っています。さらに、アニメとかぶるので原作の所感はなし、3期分からは原作についての記述をとりやめますが御了承ください。
今日のまとめ
ついに第2期が完結。ベイXに関してはアニメの四話毎に記事を上げていましたが、第100話が区切りになるとわかったため、今回は五話分をまとめることにしました。とりあえずこれで白星流が絡んだお話は一段落したわけですが、途中で盛り上がっていた裏プロのネタは終盤では触れられずに終わりましたね。3期はまた新たな厄介事(笑)が発生するわけなんだけど、裏プロについてもいずれ伏線回収されるのだろうか。
そうそう、東京タワーでベイXのイベントをやっているそうなので宜しければ。
#RED東京タワー 今週のイベント情報🗼
— RED° TOKYO TOWER (@RED_TOKYOTOWER) 2025年10月5日
🔴BEYBLADE X WORLD CHAMPIONSHIP× RED°/
~10月13日https://t.co/cZuVNkLpsY pic.twitter.com/6DC3R9ZCXb
さて、悲しいお知らせ。これまで記事の参考にしていた、ベイXに関する動画を上げていたカンソクシャさんが配信を終了してしまいました。いつものように動画を観ようとしたら、95話の配信を最後に活動終了というコメで締めくくられていてガッカリ。ブログ記事を記す上での励みにもなっていたので残念です。よって、今回を最後にカンソクシャさんのリンクははずしますので御承知おきください。あとはBeybatoさんだけだ、3期もどうか続けて取り上げてください、頼りにしています。
