放送毎に話題を振り撒いている真伝。展開が急すぎるドラマを「ジェットコースタードラマ」と呼ぶのが1990年代に流行りましたが、ならば「ジェットコースターアニメ」の称号を授けたいよ。
※この先、ネタバレ注意です。

第7話 冥喪裏威 所感
羅真我を倒すために必要とされる伝説の鎧「覇皇帝」、それを呼び出すための必須アイテムである三種の神器はナスティの持つ「覇者の勾玉」と紫音が保管していた「制覇の剣」、残るひとつは「覇道の鏡」。その在処が大和と武蔵のいた児童養護施設「真理の杜」と知って驚く面々。「真理の杜」を訪れたトルーパー五人は施設長の宇治原と会うが、昔と違う印象に武蔵は違和感を抱く。宇治原の部屋の隠しスペースに金庫があったことを思い出した武蔵、はたしてそこに「覇道の鏡」は収められていたが、その時、十勇士の一人・アナヤマに操られた宇治原が襲いかかってきた。
6話ラストで衝撃の再登場を果たした山野純が前作の登場人物、迦雄須と同じ雲水になっていた、という設定に多少戸惑いはしたものの、決して「突拍子もない」わけではなく、五人に対してのサポートポジなんだと納得した人は多かったんじゃないかと思いました。そんな純が天導界なる世界と交信して「覇道の鏡」の在処を尋ねるわけですが、天導界という設定は前作にはなかったので、ここからの関わり方がどうなるのか注目。
宇治原施設長、子供たちが全員いなくなっても施設に残っていたのは鏡の番人をしていたってことですかね。彼は暴力的で恐い人物という印象が強かった大和と武蔵ですが、鏡を所持していたせいで人格が変わったと知り、わだかまりも解けて……といった流れの中で、これまたお話の最後に恒例の爆弾投下。魁人と紫音も施設の出身だったという宇治原の告白で、即座に☆矢の城戸光政翁を思い起こした人多数。聖衣獲得のため、集めた孤児を世界各国に送り込んだというアレですよ。じつは全員が実子だったというトンデモ設定はさすがにアニメではやらんかったけど。
施設から逃げ出したあと、遼に保護されたと思しき大和と武蔵、乳児の時に引き取られたとされる紫音と魁人、それぞれの今に至る経緯なんてのも説明される時が来るのか、そもそも真のトルーパーになれる資格のある者は凱以外全員が施設出身者という、その部分にどんな真相があるのか、このアニメはそこらの回収をちゃんとやってくれると思うので期待しています。
第8話 逢解寅 所感
三種の神器を揃えたものの「覇皇帝」が現れる気配はなく、天導界曰く「聖獣の力が必要」。聖獣とは前作に登場した白虎・白炎のことだが、天導界からのお告げを受けた純によって動物園に引き取られていた。白炎がいる動物園を訪れると、先回りしていた十勇士のウンノが動物たちをカイライとして操り、攻撃をしかける。また、ウンノとは別に、天導界より遣わされたインメイが通力をかけた白炎を純にけしかけてきた。「制覇の剣」によって白炎を助け、また、ウンノを倒す凱。だが、鏡と同様に剣にも負の感情を増幅させる力があるらしいことがこの先の不安材料になる。
凱の誕生日を祝うメンバーという、楽しげなシーンから始まったものの、前回ラストに聞かされた自分の出自にショック状態が続く魁人。紫音の方はあっさりとした反応で対照的。また、宇治原施設長が雲水だったことも判明しました。彼から純へと役割が引き継がれて、雲水を引退してから施設長になったのかな。鏡も預かってるし、トルーパーになるべき子供たちの面倒をみていたことは過去に雲水だったことと関連があるんだろうな。
前作の戦いのあと、白炎は純と過ごしていたという話でしたが、遼と一緒じゃなかったのかという声もちらほら出ていました。そもそも前作でなぜ遼が白炎を連れていたのかという描写、少なくともアニメではなかったと思う。小説他のメディアでは明らかになっていたのかな、そのあたりがよくわからない。
また、天導界がインメイ(CV子安武人氏)を派遣したことで「一気に胡散臭くなった」という意見には激しく同意。何たって子安氏ですからね(笑)。まあ、そうでなくても白炎に使った力?あれは毒なの? 龍成の受けた毒が妖邪界由来ではない、だとしたら、天導界由来ではないかと、天導界への様々な疑惑に拍車がかかるばかり。
8話の恒例・ラスト間際の爆弾は「勾玉によって誰かと通じているナスティ」でした。これ、正気を取り戻している時間限定?の遼ではないかという意見や、当麻たち他の初代トルーパーかもといった様々な説が飛び交っておりますが、9話においてどこまで明らかになるのか、1期完結まであと四話でどの程度まで回収するのか、ジェットコースターは続くよどこまでもなのか、予測不能ってやつですね。
今日のコメ
羅真我トークで語られていた7話での「妖邪界で行なわれた流しそうめん」。めっちゃ楽しそうで面白すぎやろ。しかもそうめんを流す係は我らがカマノスケ。8話では巨大スクリーンに映し出されたウンノのバトルをみんなで見入っていたが、カマノスケだけ「お茶の間」でくつろぐ体制になっていて草。そもそもあの映像、誰が中継しているんだろ。

にしても十勇士メンバー、敵キャラとは思えないし憎めないよね~。こういうの、『NARUTO』の暁メンバー以来じゃないかな。しかしながら、苗字組と名前組では格差?みたいなのがあって、羅真我曰く、苗字組は凱のための生贄とか。それでトークに参加しているのは名前組の声優さんだけだったんだな。格差が生まれた理由は何なのか、そのあたりも説明して欲しいっス。
そうそう、十勇士側のCPとしてサイゾウ×カマノスケを見かけたんだけど、これってサイゾウがバトルに向かう時にカマノスケを同伴したから、かな。ライバル関係から生まれるCP好きのオラとしてはサイゾウとサスケの関係の方が好み。
つーことで、意図的に【腐】ネタに誘導しておりますが(笑)8話で初めて凱の名前を呼んだ魁人、というエピソードのお蔭で、凱とのCPがますます盛り上がってきたように思われます。まあ、第1話の時からこの二人がそういう関係として取り沙汰されるんだろうなとは思ってたけどね。全員のベクトルが主人公に向かっていた鎧伝に対して、真伝では凱と魁人、武蔵と大和、紫音と龍成というように、【腐】的な意味合いは抜きにしても二人一組扱いしている。EDの映像がまさにそれじゃん。
もっとも、このままいくと自CPも逆CP支持者もそれなりに増えていくわけですが、ひと昔前のように逆CPが云々といった宗教戦争をする気はさらさらありませんで、ベイバ最盛期の頃は「逆なんて絶対イヤだっ!」って喚いていたのにね。齢のせいなのか、はたまた、多いと思っていた血のケも減りつつあるのか、そもそも鎧伝を受け継ぐ真伝というジャンルに於いては宗教戦争なんて野暮だと思える、そんな気がする。
そうだ、前々回「紫音×龍成は覇権だと思うし紫音の気持ちは尊重するけど、魁人×凱なら二次をやってもいいが紫音×龍成ではちょっと、というのが今の正直な気持ちです」と書いたが、紫龍(聖衣を脱いでからが本番のキャラにあらず)の関係を一言で表すと「同志」だと思ってて、さらに、紫音のことを一番に理解している龍成ってクミチョーっぽい、二人はシスクミってことか、ならば二次もやれそうに思えてきた。シスコさん、見た目はカマノスケ、CPでは紫音か。ともあれ、真伝【腐】ネタに関してはまた特集記事(笑)で取り上げたいと考えています。
さて、現在3/3の23時目前なんですが、もう少しで第9話の配信が始まるので、大急ぎで入力しています。ならば9話も視聴して記事にすれば、と思われるフシもあるでしょうが、ここにもう一話分入れてこれ以上の長文になってはまとめるのが大変なのと(二話分が限界)あくまでも8話までの情報で語る、ってのをポリシーにしているため、何とか終わらせた次第です。書き忘れたことがいっぱいありそうですが、とりあえず〆まして9話に臨みたいと思います。ではまた。
