前回のベイX記事はこちら☝
※以下、ネタバレを含みますので、御注意ください。
ベイX原作&アニメ
アニメ第80話「最遅の者」所感
バーンが司会を務める番組にゲスト出演する石山。カルラが乗り込んできたのを機にその場を去るが、帰宅途中にチームメイトの二人と黒服の男たちがバトルするシーンを映した画面を目撃する。その場に駆けつけてのバトルで白星を奪い返す石山だが、黒服たちの背後にいたのは『ペンドラゴン』のスポンサー会社の専務だった。
のっけからバーン様が「徹子の部屋」状態で草。この人、本当に石山のこと大好きだよね。石山贔屓のバーンにカルラが嫉妬するのもお約束になっていて、変則三角関係が定着しているけど、ホビアニなのにいいのか。【腐】的には大歓迎だけどさ。
アニメ第81話「オールイン」所感
新ベイを完成させてテンション⤴でパリピとなったマルチと、それにつき合わされるバードとエクス、テンカ。新ベイのお披露目を兼ねて『ファランクス』とのスターバトルがセッティングされる。戦うのは石山とXで、勝利した『ペルソナ』は白星を大量ゲット。この先は強豪としか対戦しなくなるという状況が却って彼らを奮い立たせる。
80話で石山を盛り立てての、今回でのリタイア。石山ファンの方々にとっては残念でしょうが、一年半余りでここまで変わったというか、いい人キャラになるとは当初、想像がつきませんでした。ここからラストまでは出番も殆どないと思われますが、彼がいないとバーン様が寂しがるので(笑)ちょいちょい登場して欲しいものです。
アニメ第82話「七色の決意」所感
超頂上決戦の敗北を引き摺るシエルに喝を入れるシグル。そこへ新ベイを提げてマルチが現れ、改めて姉にバトルを申し込み、念願のリベンジを果たす。
女子キャラだと、ついコメがおざなりになるオラ(笑)。いや、マルチは変わらず性別不詳ですけど。シエルは⤴⤵が激しいというか、この前は「頑張るっス」みたいなこと言ってなかったっけ? 描き方に一貫性がないよな。
アニメ第83話「相棒」所感
マルチ作の新ベイが使いこなせず焦るバード。そんな彼を「修行の旅」へと連れ出したメイコはカドバーを呼び出しており、二人でバードを鍛えることにする。
ここからバードが「覚醒」していくのかなと思わせる回。にしても一年半余りだよ、長かったよね~。失礼な物言いのエクスを「デリカシーがない」とたしなめるあたり、テンカってまともだよなと思った。
原作第23話「超頂上からの使者」
※今回に限り、あらすじ紹介はなしとしました。
※アニメとかぶるので、原作の所感はなしとしました。
今日のまとめ
83話の脚本は原作者が担当しているあたり、原作23話の内容に至る布石をアニメで行なっているのかなと推察。にしてもだ、何度も記すけど一年半余りって長いよね。まあ、石山の変化といい、お話のマンネリ化を避ける手段としては効果が高いのかもしれない。
翻って、同じベイシリーズの第一世代である爆ベイは1期がチーム結成からの世界大会で優勝といった王道ストーリーで、2期では聖獣を狙う組織との攻防といった内容に転向してるじゃないですか。メインメンバーを取り巻く新規のライバルキャラたちも大勢投入、そこまでやらないとやはりマンネリ化は避けられない。3期はまた世界大会云々に回帰したけど、苦楽を共にしたチームメイトたちがバラバラになるというショッキングな内容で、当時は視聴が苦痛になったほどだが、あそこまでやらないと飽きられる、いわばショック療法(ちょっと違う)だったのかなと納得しています。
三世代目のベイバは学園物から世界のチーム戦へと変化はしたものの、ストーリーの流れはだいたい似たような感じで、マンネリを打破するために主人公交代を実施したのかなと。主人公が代われば彼を取り巻く周囲のキャラも総入れ替えだし、そこで過去キャラが出るとお得感もある。紅シュウの再登場は毎度盛り上がったもんね。
第四世代であるベイXはそのどちらとも違うやり方で、伏線も多数張り巡らされているし、スラッシュタワーとソリダスタワーがどうこうといった設定からも、1期2期、さらには3期以上続けるのを見越しての長期的な構想からストーリーが構成されているのかなと思いました。まあ、そいつはいいんだけどさ、覚醒まで一年半じゃあ、ちょっと引っ張り過ぎな気もする。84話もまだ場外?エピソードみたいだし、原作23話はいつ頃になるのかな。
下記チャンネル動画の紹介文もマンネリになっていますが(笑)宜しかったら視聴、チャンネル登録してみてください。