先月末、デュエマLOST「月下の死神」原作コミックス下巻をゲット。続編となる「忘却の太陽」も楽しみ、早く始まらないかな。
さて、お話のラストでクリスタルカードを手にしたウィンが見た幻想はどうやら「デュエル・マスターズWIN」の世界でウィンが住んでいた場所のよう。しかも父親が写った写真まで。えっ、ここでそっちの話(ウィンが小学生~中学生)に繋がっていくの? やば、途中から履修していないよ、再履修せねば、となりました。
☝これは6️⃣の最後に記した文なんですが「悪役令嬢転生おじさん」も終わって、現在視聴しているアニメはベイXのみなので、この閑散期(笑)の間に再履修を進めようと思い、我がサブスク、ユーネクでの視聴を再開しました。まだ全部を観終わったわけではないのですが、ヒロアカの時がそうであったように、ちょいちょい所感を上げないと忘れてしまうので(老化だな)半分ちょいきた時点で記事にしたいと思います。
※この先、ネタバレ注意です。
そもそもデュエマジャンルに関しては原作の履修はしていない、アニメのみという状態にあることをお断り申し上げておきます。手元にあるのは6️⃣で紹介した黒城クンの小冊子だけだったのが、LOSTシリーズで初めてコミックスを買った、つまり松本しげのぶ先生が描かれた原作は勝舞クンの時代からずっと購入していないということです。他のコロコロジャンル(爆ベイ・ベイバ・ベイX・バトビ・コロッケ!)は全部揃えているのにちょっと申し訳ない気もしますが、御容赦ください。
さて、この記事を御覧になっている方の中にはデュエマジャンルについての基礎知識を持ち合わせてはいないという方もおられるかもしれないため、例によってざっくり解説。このシリーズはトレーディングカードゲームのひとつであるデュエル・マスターズをネタにした漫画&ホビアニで、初代主人公は切札勝舞、そのライバルとして黒城クンと白凰というキャラが登場します。二代目主人公は勝舞の弟である勝太、三代目は勝太の息子であるジョー。今回取り上げる四代目(厳密には他にもいるらしいが、ここでは便宜上、四代目ということにします)WINは切札家の家系ではなく、斬札ウィンとなります。姓が「キリフダ」なところはこだわりですかね。初代を少しばかり履修しただけなので、二代目・三代目の内容については詳しくはありませんが、デュエルに打ち込む主人公が仲間やライバルと切磋琢磨していく、何らかの大会で優勝する、デュエマ界に蔓延る悪役やら難敵を打ち倒すといった、どちらもホビアニあるある展開が繰り広げられているものと思われます。
今回のWINも同様で、千葉県白浜町(合併によって町名は消滅したとのこと)をモデルにしたと思われるシラハマという街が舞台。この街に住むウィン(小6)と父のガッツ(通称パパリン)、ウィンの仲間たちは日々デュエルに勤しんでいる。最強デュエリスト集団D4のメンバーである覚知山ボウイと知り合い、また、D4のリーダーであり大企業のトップも務めるプリンス・カイザと関わるようになる。カイザは実力ナンバーワンのデュエリスト且つビジネスにおいては切れ者で、弱者に対しては徹底的に非情。彼の数々の仕打ちに対して怒りを増していくウィンが次第に覚醒するといった展開で、ウィンはカイザとのバトルに一度敗れたものの、現在成長中で今後リベンジする可能性有り? といった場面まで履修しています。
大金持ちの息子でそれを鼻にかけた言動が多いものの、見た目も可愛くて憎めないボウイはウィンをライバル視しているが、ライバルというよりいい友達になりつつあり、真のライバルはやはりカイザ。クールなイケメンで、外面は良く物腰も柔らかいが二面性がある。白凰とも黒城クンとも違うライバルキャラで、コロコロでは見たことないタイプかな、ジャンプだと誰か……思いつかん。残りのD4は霞ヶ関ファルゴと最上川イッサで、ファルゴはイケ好かないがイッサは寡黙なイケメン、印象も◎。ウィンの仲間たち(いいやん・うんちく・ランナー←あだ名のみ)はザ・モブ集団だが、カレンという美少女はウィンに気がありそう? ウィン自身、パパリンの同僚の女性に「イケメン」と評されているので、やはり美少年という設定なのね。LOSTのウィンも美青年として描かれているので、デュエマ主人公sの中では一番の美形かも。
また、ウィンが歴代主人公sと大きく違う点は闇文明のカードの使い手という設定。デュエマのカードの属性には〇〇文明と称される種類があり、光・火・水・自然・闇・ゼロのいずれかもしくは複数該当するんだけど、勝舞は火文明のカードの使い手で、恐らく主人公→熱血→火というイメージからかな、白凰は光で黒城クンは闇。勝太やジョーに関してはよくわからないのですが、火や自然を使っているみたい。やはり闇は暗いイメージからか、主人公には使わないお約束だったのが、敢えて主人公にもってきたところにWIN編の闇を感じます。LOSTが暗い、つか、ホラーでミステリアスな内容なのも、そのあたりに由来しているのかと。
そもそもデュエマって、コロコロのわりには暗いストーリー展開が多いのが特徴でしたよね。勝舞クンの時も死者が出たりして、ホントにコロコロなのか、こんなんやっていいのかと思ったもの。今回のWINもギャグネタやお笑いの場面こそあるけど、どことなく暗い何かが潜んでいる雰囲気ですし、この先はもっとシリアスな感じになってくるのではと予想しています。つーことで、続きは➁にて、【腐】ネタも含めてコメしていきたいと思います。