前回のベイX記事はこちら☝
※以下、ネタバレを含みますので、御注意ください。
ベイX原作&アニメ
アニメ第68話「表と裏」
銀狼と争っていた黒服二人組は「裏プロ」の一味で、彼らはベイで世界征服を企んでいる云々を聞かされるエクスたち。そんなまさか、と真に受けないバードだが、テンカが企業間の代理戦争という意味合いで、裏プロ同士がバトルするらしいといった話をしたため、真実味を帯びてくる。裏プロと戦うために、エクスには力になって欲しいと頼む銀狼だが、エクスと組みたいテンカと取り合う形になり、三人でバトル。そこへシエルがやってきた。彼はクインの紹介で、銀狼に弟子入り志願していた。何はともあれ、裏プロに捉われたぱっくんの救出に行こうということになり、銀狼とX、仮面をつけたシエルとバードは裏プロのアジトとなっている廃倉庫へと乗り込む。
裏プロという、いわば悪の秘密結社の存在に、ベイで世界を征服の流れは王道ホビアニの展開で「様式美」と言われていましたが、まさにその通り。つか、急にホビアニらしい話になったというのはクラスタさんたちの一致した意見ですね。テンカの言う、代理戦争で何とかリアリティを持たせたものの、ンなアホなという反応が普通。「裏プロのトップは子安」というコメを見た時は大笑いしてしまった。爆ベイにおけるヴォルコフ、メタベイの大道寺と、ベイで世界をどうにかしたい組織には子安氏が必須ですし。ベイバにおける同等の組織・スネピは世界どうこうじゃなかったせいか、そこに子安氏の出番はなかったけれど、シリーズ全般を通じて危ないキャラではトップクラスのファイCVでした。ベイXでも再登場してくださることを期待しています。
アニメ第69話「裏の世界」所感
ぱっくんが囚われていると思しき廃倉庫へ辿り着いた銀狼たち。銀狼宅傍で待機するテンカからの情報を受けてから、と考えていたバードをよそに、あとの三人が堂々と乗り込んでしまう。そこは既存するベイのパチモンを作るために倉庫を改造した工場で、その場にいた黒服たちとのバトルが始まる。さらに、刃威斗と名乗る裏プロブレーダーとバトルする羽目になったシエルに、ぱっくんが新しいベイを授ける。なぜかシエルを鍛えるようにバトルを続ける刃威斗だが、そのあとはあっさりと撤退。ぱっくん救出作戦もあっさり完了する。
Xとシエルのみならず、バードまでもがテンカの使用していたSの仮面を装着している絵柄に失笑するクラスタ。ngmr先生が戦隊みたいとコメしていました。パチモン工場は予想以上に大掛かりな施設で、しかも幽閉されてるどころか工場内で指示を出すぱっくんの姿に「こいつは期待を裏切らないクズ」と賞賛が集まって草。そんな工場に乗り込んだ銀狼たちですが、複数名の敵側が銀河に対して一斉に仕掛けるといった、メタベイにあったシーンのようにはならなかった。スタジアムで一対一のバトル、百人組手の要領でちゃんと順番守ってるあたりが、敵地に赴いての戦いらしくなくて気勢を削がれました。これ、爆ベイならベイで工場を破壊だろといったコメもウケたよ。作品毎のカラーって、そういうところで違いがわかるよね。それにしてもぱっくん、とんだ蝙蝠野郎呼ばわりされていて、拉致された被害者のはずが工場を仕切っているし、だからといって裏プロ側につくわけでもなく普通に救助されて帰路に着いている。また、裏プロ関係者はしれっと逃げ出していて、それを警察に通報するでもない銀狼、何のために襲撃したのか不明。ドタバタは面白いけどよくわからない回でした。
アニメ第70話「魔龍」所感
エキシビションマッチをセッテイングされた『ペンドラゴン』、シグルに頼み込んで一人で戦うことにしたシエルはぱっくんから譲られた新ベイ「シェルタードレイク」で全勝する。バトル会場から控室に戻る通路にて、そこに待ち受けていた刃威斗が祝いだと言って「インパクトドレイク」なるベイを渡してくる。ベイから伝わる禍々しさに慄くシエル。刃威斗が立ち去ったあと、シエルは戯画谷専務から、ソリダスタワーの覇者である『ゾディアック』との超頂上決戦が行なわれることを聞かされる。
今回はシエルが主役の回でした。「シェルタードレイク」を手に入れ、再び仮面を被ることで強さを発揮するようになった彼に、何らかの企みを持って近づく刃威斗。CVはメタベイの黒銀ゼロやベイバのフェノメノくんでお馴染み、岡本信彦氏。ベイバの第2回ファンミでサイン貰ったよ~と、しつこくアピール(笑)。
シエルの成長にほくそ笑む刃威斗の目的は今のところ不明ですが「インパクトドレイク」を手に取るよう勧めるシーンが「覚醒剤の売人」とコメされており、的を得すぎて草が生えましたね。
アニメ第71話「その場所へ」所感
クロム復活回。1期ラストのvsX戦で、決着がついたのちに倒れたクロムは謎の人々に担架毎連れ去られる。彼が目覚めた際の病室と思しき場所にはメガネをかけた若い男がいて、クロムを白星オメガの元に連れて行く。オメガは「インパクトドレイク」をクロムに使うよう勧め、また、100人のブレーダー、さらには目ヶ岡博士の作ったシュートマシンと対決させる。「インパクトドレイク」の魔龍の力に呼応し、打倒エクスを誓うクロム。そして世間ではスラッシュ対ソリダスの超頂上決戦が行なわれることが公表された。
クロムってば、倒れてすぐに拉致されたんだ。で、それはオメガの差し金だったのか。二人の若い男(チームメイト)を従えるオメガもブルゾンちえみしてんじゃん(笑)。プラネタリウムみたいなミステリアスな場所で芝居がかったセリフを吐く、こんなオカン嫌だという意見多数、ごもっとも。テンカがバードたちと同世代だとしたら、オメガはどんなに若くても30代前半、もしかしたらアラフォーかフィフだよ、「ワラワは何々じゃ」って、さすがにイタイわ。ブリリアンの二人はそこそこイケメンでOK。ソリダスの方が若くてイイ男多いんじゃない? いいぞー、もっと出せ。また、超頂上決戦のことを「セパ交流戦みたいなものか」とコメされている方がいらして、ナイスな表現だと感心しました。クロムは吹っ切れて復活、ではなく、ますます闇堕ちするということで、なんだか気の毒な気もするが、まあ、面白いので(要は思い入れがないのね)どんどんやっちゃってください。
原作第19話「呪い」所感
『ペルソナ』対『ゴルディアス』のバトル第2戦は桑原レイユvsマルチ。マルチの勝利に憤るカルラだが、それをじいや?執事?の男性が諫める。次にテンカとバトルするようだが、あの人もブレーダーだったのか。後半は上記アニメ71話の内容で、もしかして前半登場のレイユが次回72話に出てくるのかな、予告でそれっぽいキャラがいたので。
今日のまとめ
今回は【腐】にまつわるネタが結構ありました。これって薄い本みたいなセリフじゃないかとコメされているものがそこそこ多かったし、シエルがヤンホモ2号(1号はクロム)認定されているためか、刃威斗も違うベクトルのホモ呼ばわりされていました。【腐】人気出そうとも言われていたぞ。ちなみにこの刃威斗さん、アニメオリキャラだそうで、ngmr先生がイチからキャラデザしたとのことです。いいキャラだよね~。
また、ぱっくんは友達なのかどうか微妙な関係扱いされていて、当のぱっくんもクズっぷりを改めることなく己の道を突き進んでいるとろがいいですね。ヘタに改心などせず、ずっとやんちゃでいて欲しいな。
ともあれ、最近のホビアニ王道路線回帰はいい傾向でして「ここのところつまらないから記事にするのをやめよう」を撤回することにしました。特にイケメンキャラは大歓迎、じゃんじゃん出してくれて構わんぞ。
ところでここ数話出番のないマルチですが、その性別は女子だという記述が公式の出版物に載っていたとのことで、カンソクシャさんが動画にて、めっちゃムキになって否定しています。そんな騒ぎがあったとは、そもそも公式からそういう冊子が出ていたなんて知らなかったよ。詳細は下記チャンネルの動画にて。宜しかったら視聴、チャンネル登録してみてください。