灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

爆ベイのすゝめ③

「爆ベイのすゝめ」の続き。今回はEPⅢ(Gレボ)です、詳しい経緯は①➁でどうぞ。

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爆ベイ小説・蒼い夜表紙(デジタル塗り)

③爆転シュート・ベイブレードGレボリューション(2003年1月~放映中)

〔個人的略称はEPⅢ  ベイってまだ続くのかよ、ブームもすっかり下火になったのに、企画の時点ではイケると思ったのかな? にしても、タカオがすっかりキレイになっちゃって、ますます男を惑わすキャラに……今までの絵柄の中で一番カッコいいです♥きっと、アレでオトナになったのね~♥♥♥ ←退場〕

 広場で子供たちにベイの手ほどきをしているタカオ、そこに現れたのは皇大地というヤンチャな少年。タカオに勝負を挑む大地、そんな彼らのバトルを妨害したのは疾風のジンと名乗る、謎の男だった。勝負を望む大地はタカオの家で居候、そんな折、再びベイの世界大会が開催されることになったのだが、今度の大会は二人一組のタッグバトル形式で、チームメイトではなくライバルとして、もう一度タカオとバトルしたいと考えたレイは中国予選への参加を希望、また、ジュディに呼ばれたマックスもアメリカ予選に出ることに。さらに、日本予選に出てタカオと共に選手に選ばれたカイまでもがロシアの、ボーグ改めネオボーグチームへと移籍してしまい、タカオは大きなショックを受ける。

【★出だしから波乱含みの展開に唖然としてしまいました。EPⅡがあまりにもゴチャゴチャした話だったし、それで子供たちからスカンをくったのかも、だし、ここは世界大会に向けてのみ、という、スッキリとした内容にして視聴率を取り戻すつもりかな? まあ、チームメイトという前に、ライバル同士だった彼らの関係が原点に戻ったといえばそうなんですけど、EPⅡの終わり頃はほとんど観ていなかった私、今回ビデオを見返して、チャンピオンシップ大会もタッグバトルだったことを知って唖然。タッグを組むことがどーのこーのって、今さら揉めることじゃないような……原作での、EPⅡの元になったエピソードはごくあっさりしていたし、ベイの大会も催されなかったため、今回の展開もそれほど不自然ではないのですが、アニメEPⅡの、あのこってりした内容をふまえると、ここでの3人の対応はあまりにも冷たいのでは? カイなんて「おまえ(タカオ)と友情ゴッコをするつもりはない」とまでほざくんですけど、EPⅡで一番友情ゴッコしていたのは彼のような……(爆笑)ゆえに、原作ではタカオの反応もあっさりしていて助かったけど、アニメのタカオはあまりにも気の毒で、観ちゃおれん状態でした。ストレスが溜まっちまったぜ。で、カイとレイに復讐を誓ったという次第(笑)。かわいいタカオを泣かせた罪は重いのだ。母命令だったマックスは免除ね、自分たちが大会に出られると思っていたマイケルたちにいびられて、PPBで苦労しているから】

 疾風のジンの正体はタカオの兄、仁だった。彼は新生BBAチームの監督に就任、タカオのパートナーは大地、キョウジュが補欠となる。世界大会はBBAの他にレイとライが組んだ中国のバイフーズ、謎の姉弟チームのスペインのFサングレ、ユーロチームに勝って出てきたヨーロッパのバルテズソルダ、アメリカのPPB、ロシアのネオボーグの合計6チームの総当たりリーグ戦で行なわれることに。最初の試合会場はアメリカで、元チームメイトの移籍ショックから立ち直れないタカオは初戦の対バイフーズ戦で惨敗し、レイに侮辱されてますます落ち込んでしまう。

 次の会場はイタリア、タカオが本調子でないのを承知している仁は次の対ネオボーグ戦には大地とキョウジュを出すと言い、それを聞いたタカオは外へ飛び出して行った。そこで出会ったタオ老師(バイフーズの監督というより付き添い)につき合されてイタリアの街を出歩くタカオ、だが、街中で観たテレビ中継に、必死でバトルしているキョウジュの姿が映し出されて大会会場へと戻り、ようやく立ち直る。

【★ここでの仰天事項はなんといってもタオ老師! マジで天盟にそっくり、オヤジギャグを連発したり、笑わせながらもタカオを励ましたりとほぼ同一キャラ。いつもはベイキャラをパクッて輝蹟キャラにしているのに、タオ老師に関してはパクられたのかと思ってしまいました。今のところそれぞれにリーグ戦のバトルをしています。立ち直ったタカオ、これなら大丈夫かな?】

 対ネオボーグ戦。タカオが出場しないのを見たカイは戦いを放棄、大地は棚ぼたで勝利を手にする。次はキョウジュ対ユーリ、強敵であるユーリの攻略法を見抜いたキョウジュは自身の負けと引き換えに、その極意を大地に伝える。1対1の場合、勝者同士の決戦バトルとなるためユーリと対峙した大地は見事に勝利、BBAに初の勝利をもたらす。

【★タカオを出さなかった仁に対して挑発的な態度をとるカイ。いや、タカオが不調で戦えないのはあんたのせいだから、わかってんの?】

 イタリアからスペイン、エジプトと大会の会場は移り、最終決戦は日本で。リーグ戦形式のため、その勝敗の数により決勝に進出したのはネオボーグ、BBAとFサングレが同点決勝を行ない、その勝者とネオボーグで優勝を決めることとなる。

【★毎度感じるけど、随分と金のかかった大会だよな~。しかも翌日に次の国に飛んでまたバトルなんてハードすぎる。誰がこんなスケジュールにしたのか?】

 ついにネオボーグ対BBAの決勝戦、最後の一戦はもちろんカイ対タカオの宿命の対決。壮絶な戦いの末に勝利を収めたタカオは押しも押されぬ世界№1ブレーダーとなる。

【★まあ、結果はお約束なんですけど、ここで世のベイブレファンを茫然とさせたであろう、火渡カイの“妄想ワールド”初登場。宇宙空間に2人きりで語り合うカイとタカオ、2人とも紗がかかったようなキラキラのハイパー美形、少女マンガのキャラになってる。月だか火星だかわかりませんが(空気ないぞ)地上に並んで横になっていたカイが身体を起こし、タカオは物憂げに伏せていた目を開く……何やらコトのあとのよう、危険な匂いがプンプン。じつは私、このシーンをリアタイで観ておらず、ビデオを見返した時に気づいてひっくり返りました。なぜなら妄想ワールドはのちほど再放映されるのだ。こんなヤバいシーンを何度流す気なの、そこまでカイ×タカを後押しするアニメっていったい……】

 大会が終わって束の間の平和なひと時をぶち壊したのはベガという組織によるベイブレーダー・プロ化宣言。要はプロ野球やサッカーのように、ベイをプロスポーツとして扱い、プロリーグ化しようというもの。ベガの主催者はボーグを取り仕切っていたヴォルコフで、既に優秀なブレーダー(ガーランド、ミンミン(♀)、モーゼス、ミステル、ブルックリン)が集まりつつあった。世界トッププレイヤーであるタカオにはもちろんスカウトの話が持ち込まれる。ヴォルコフに反発してボーグからネオボーグへと組織を変えたユーリたちはベガの本部へと乗り込むが、ガーランドと戦ったユーリが重傷を負わされて緊急入院する。

【★一年間の放送のため、付け足した話という感が歪めません。プロ化って何なんだ? 子供たちがついていけるとは思えない内容】

 ベガの台頭はBBAを駆逐し、そんなやり口に憤慨したタカオは賛同する仲間たちと共にGレボリューションチームを結成、盟友レイやマックスに加え、アメリカ・中国・ヨーロッパのメンバーも集まって、ベガに対抗しようとする。そしてタカオは自分たちが勝ったらBBAを元に戻し、ベガはベイブレ界から手を引くよう迫る。ところが、BBAチームの監督であったはずの仁はベガのスカウトを受けて移籍、カイもタカオと戦うためだけにベガへ入ろうとする。

 ベガ対Gレボチームの試合が決定。ベガでは出場者5人をジャスティス5と呼び、そのメンバー決めを開催する。そこで天才ブルックリンと対戦したカイは完膚無きまでに叩きのめされ、廃人同様となってしまう。

【★タカオへの対抗心だけで生きているカイの執念がスゴすぎる展開。この辺についてはのちほど詳しく】

 BBAという組織を失い、ユーリ(意識不明のまま)が入院している病室で過ごす大転寺・元・会長。試合の前に彼を訪ねたタカオはユーリの枕元にキョウジュが作った新しいドランザーを置く。そしていよいよ試合1日目が始まる。Gレボチームは5人目の選手が決まらないまま(タカオとしては思うところがあるのだが)1回戦開始、ジャスティス5代表・ブレーダー兼アイドルのミンミン対、Gレボ代表は大地。ちなみにキョウジュはミンミンのファンで、ヒロミにイヤミを言われている。チャラチャラするミンミンに反発する大地だが、その実力は侮れず負けてしまう。

【★Gレボチームの5人目のミスターXとして、覆面姿で紹介されたのはタカオのじいさん。シリアス続きの展開の中で久しぶりに笑えるシーン】

 2回戦はモーゼス対レイ。モーゼスには負けられない理由があり、それは病気の妹の手術代をヴォルコフに肩代わりしてもらっていること。その執念が勝利を呼び、Gレボチームは2連敗で追い詰められるが、続く3回戦、対ミステルで引き分けに持ち込んだマックス。試合の行方は2日目に持ち越される。

 廃人となり街をさまよっていたカイはネオボーグで仲間だったユーリの病室を訪れる(都合よく会長はいない)。そこで新ドランザーを見つけた彼の瞳にようやく生気が戻り、ドランザーを使いこなすために港の廃屋で特訓を続ける。

【★頭からボロ布を被って放浪するカイの姿はかなりヤバいヤツで、こんな人が勝手に病室に侵入したら危険なんじゃないの? 病院のセキュリティが心配になってしまった。港の廃屋でカイはFサングレの監督ロメオに出会うのですが、ここで問題のシーンが。そこまでしてブルックリンを倒したいのかと問うロメオに対し「オレには戦いたいヤツ(タカオのこと)がいる」と答になっていない答を返すカイ、そのあと例の“妄想ワールド”(前P参照)が再び放映されまして、ところが、先に流れた、世界大会のラストシーンを見逃していた私はこれがカイの初妄想(笑)だと思い込んでしまい、レポートコメントを描いたのです。まさか2回もこんなスゴいもの(笑)を流すなんて、ねえ】

 場合によっては2戦するつもりで、チームを背負って練習を続けるタカオが大地たちを相手にベイを回していると、弾けて高く飛んだドラグーンに向かってヒットしてきた青いベイ。ようやくやって来たカイの姿に「おせーよ」と呟くタカオ。

【★ベガ編で一番の見せ場がこのシーンだと私は思いました。何も言わなくても心が通じ合っている2人の間を阻むものは何もない。EPⅢはどこまでカイ×タカを推し続けるのだらう】

 2日目第1回戦はブルックリン対、彼にリベンジを誓うカイ。戦いの最中はタカオの励ましに気持ちを奮い立たせ、傷ついても何度も立ち上がってくるカイの姿に初めて恐怖を覚えるブルックリンは取り乱し、満身創痍で勝利を手にしたカイはタカオの腕に倒れ込む。そのあとカイは控室に向かう廊下でタカオへの言葉を口にしながら意識を失う。

【★いや~、推しが強過ぎて何も言えない……】

 2回戦はガーランド対タカオ。みんなの思いを背負うタカオに勝てる相手はなく、2勝2敗1引き分けで最終決戦はブルックリン対タカオとなる。ところがカイによって精神を乱してしまったブルックリンは悪魔の化身のように変貌、会場どころか地球規模での破壊にかかる。そんなブルックリンの魂を救うため、敢えて身を投じるタカオ、彼の熱いベイ魂により正気を取り戻すブルックリン。

【★もうメチャクチャ、ヤケクソかなという展開に、誰しも呆気にとられたことと思います。コマの威力だけで地球が破壊されるなんてスゴ過ぎだぜ】

 戦後の焼け跡のようになってしまった街は少しずつ再建されていた。河原のバラック小屋には『BBA』の看板が掲げられ、ベイバトルにいそしむ子供たちの姿と、それを見守るレイやマックスがいた。カイとタカオがその場にいないことに気づくヒロミと「あそこにいるんじゃ」と丘を指さすキョウジュ。もう一度初心に帰ってバトルしようと誓ったカイとタカオはその言葉どおり、2人のバトルを始める。

【★3年間のアニメを締めくくるラストシーン。2人の愛は永遠にといったところでしょうか、お疲れ様でした】

 ということで、アニメの紹介はここで終わるんですけど、このあとカイタカについて延々と語っており(笑)どうせならそれも載せてやろうってんで、④もやります。どこまでもネタにしようという貪欲な姿勢はブロガー魂さ(何言ってる)。

 雑なイラスト&マンガの「爆ベイ便り」を公開しています。サブブログ2『DOUJIN SPIRITS』を御覧ください。

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