灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

バトビのすゝめ①

「~のすゝめ」という記事を作成するようになったきっかけは下記の爆ベイVer.に記してあります。今回はそのバトビVer.というわけで、デュエマVer.は一足先に公開しており、コロッケVer.もあります。要はコロアニ世代の四作品についてそれぞれ書いたんですね。どんだけ萌えていたんだ、あの頃のエネルギーが懐かしい(年々パワー低下していくオバ)。

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デジタル塗りした過去絵アナログ線画のブル、ヤマト、グレイ

 いろいろと間違った用語や表現がありますが、当時のままで公開します。

《B-伝説!バトルビーダマンのすべて》

 ベイブレ、コロッケ!に続くコロコロ系BL第3弾がこれ。ベイブレの後番組としてアニメ放映が始まったのですが、美少年キャラてんこ盛りのお話にウハウハ♥←恥ずかしい;

 私をコロコロ系BLとゆー、トンデモな世界にハメたベイブレが終わり、コロッケ!もアニメの時間帯が変わって内容もパワーダウンという淋しい状況にあって、このバトビーの台頭はとってもハッピー、さっそくビデオ録り&コミックス大人買い。それではベイブレに習って解説していきますのでヨロシク☆

〈用語の解説〉

※B-伝説(レジェンド)!バトルビーダマン:原作 犬木栄治、小学館の月刊児童漫画雑誌、コロコロコミックに連載中。2004年1月より月曜午後6時からテレビ東京系列にて同タイトルのアニメ放送開始。略称はバトビー。

※ビーダマン:ロボットの形をしたマシンそのものの名称であり、これを使ってビー玉を発射することによって競い合う、ベイブレ同様に実存するオモチャから始まったお話。ビーダマンそのものは早くから発売されていたようだが(もちろんTAKARAから)販売促進のために漫画を開始、アニメ化したらしい。(販促漫画とか販促アニメとか、ホビー系とも呼ばれる。コロコロにはそのテの漫画が多い)オモチャの元ネタがコマからビー玉へと移ったわけで、玉の発射=拳銃から弾の発射を連想するからか、登場人物の服装や街の風景、音楽等は西部劇調である。

※ビーダー:ビーダマンを扱うプレイヤー。

※競技方法:基本的には1対1で対戦。「ビー・ファイヤー!」の掛け声でシュートする。ビーダマン本体のヒットポイント部分に相手の玉が当たった方が負け。

※シャドウ:強いビーダーを集めた悪の組織。

〈ストーリー解説〉

 原作漫画とアニメではいくらか違っており、ここではアニメの内容を解説していきます。

①B-伝説!バトルビーダマン(2004年1月~12月放映)

〔無印と呼ばれると思いますが、ベイブレに習ってEPⅠとします〕

 架空の異世界、ビーダワールド。荒野の田舎町カウトゥーンに住む大輪(ダイワ)ヤマトは猫と一緒に生活していたところをミエに拾われた孤児。明るく脳天気な熱血少年でまさに主人公キャラ。なぜか関西弁を使う。ヤマトを拾った育ての親のミエはキャットカフェという店を経営している。店の壁には伝説のビーダマン・コバルトブレードが塗り込められ、隠されていた。ある日、グレイ・マイケル・ビンセントというクールな美少年がコバルトブレードを狙ってやってくる。グレイが放つ攻撃に反応し、壁からコバルトブレードが現れた。それを手にしたヤマトは初めてビーダマンを持ったとは思えない才能をみせてグレイと対等に戦う。

【★原作ではレジェンドストーンのという魔法の石を巡って争う、みたいな展開なんですが、アニメではそこに触れず、代わりにヤマトの持つコバルトブレード(ビーダマンの中でも値打ちがある機種らしい)の取り合いみたいな話になっています】

 コバルトブレードを狙ってやってきたもう一人はブル・ボーグナイン。ビーダマンを手にすると性格が変わる多重人格者だが、普段は気のいいおとぼけ野郎。グレイのような強い相手とバトルしたいというヤマトに、ブルはグレイの居場所を教える。バトルを通じて、ヤマトとグレイの間には友情が芽生えていた。

【★主人公とクール&美形(おぼっちゃまという条件は満たしていないらしいが)のライバルは御約束の王道? 友情というより愛情ではないのかと思えるほど、グレイの反応は「ヤマトに一目惚れ」(爆笑)。まあ、これが彼のポジにいるキャラの宿命なんですけど、ここまでは普通だったのだが(何が?)それで終わらないのがバトビーのあなどれないところ(笑)】

 グレイはデビル・ザ・ロックという山に、さらに強いビーダーがいるとヤマトに伝え、ブルと3人で山を目指す。そこで待ち構えていたのはシャドウの手先であるウェンとリーのユンファ兄弟。ヤマトに戦いを挑んだウェンはさらに、グレイもシャドウの一員で、ヤマトのコバルトブレードを奪うために近づき、この山にも連れてきたのだと告げる。すべてはシャドウの企みと知ったヤマトは大ショック。妹のリエナをシャドウの人質に取られ、言いなりになっているグレイはヤマトに本当のことが言えずにわざと敵対する。戦いは引き分けに終わり、グレイはウェンたちとシャドウへ戻り、ヤマトは伝説のビーダー、賢者アルマーダの元で修業をして、強くなってグレイを見返そうと、アルマーダを探す旅に出る。

【★グレイを第1の男とすれば、第2の男、ウェン登場(笑)。血気盛んでちょっとおバカ、主人公とかぶるキャラ設定で、これまでのライバルポジにはいない、珍しいタイプですね。そんな兄をフォローする弟リーは頭が切れて冷静な頭脳派です。王道のはずのグレイは双子の妹に滅法弱いシスコンという点が残念な男で、徐々に株を下げています(泣)】

 旅を続けるヤマトはつばくらツバメというビーダーと知り合う。彼もまた、アルマーダを探していた。とうとうアルマーダを見つけた2人は弟子入りを志願する。コバルトブレードはその昔、アルマーダが作った最高クラスの性能のビーダマンで、その使い手に選ばれたのがヤマトだった。アルマーダの課す修業をこなすヤマトとツバメは着々と腕を上げる。そんな時、ウィナーズと呼ばれるビーダマンのバトル大会が催されることを聞いたヤマトたちは腕試しがしたいと、参加を希望する。

【★お決まりのバトル大会開催、ジャンプもコロコロも、何かといえば大会がなければ始まらないよね~】

 ウィナーズの開催地に向かうヤマトたち、そこではなぜか母ミエが弁当を売っていた。大会にはシャドウのメンバーやブルもエントリー。次々と勝ち進むヤマトだが、対ブル戦の前にシャドウの幹部・オバア猫のアババがブルを洗脳し、卑怯なやり口でヤマトを攻撃させる。それでも底力を発揮してブルを下したヤマト、次の対戦はグレイとの因縁の対決だった。

 ヤマトとグレイのバトル、そのステージはベルトコンベアの上を走りながら玉を打ち合うというもの。しかもコンベアの行き着く先には尖った槍状の石が設定されており、気を抜くとそこに刺さってお陀仏という恐ろしい代物。必死で走り、バトルするヤマトたち、2人の頑張りはウェンやリーの心をも動かし始めていたが、シャドウ№1の実力者にてアババのお気に入りでもある炎呪は勝手にコンベアの動力を操作して速度を上げ、ヤマトたちを窮地に追い込む。とうとうヤマトが勝って勝負がつき、力尽きて座り込んだグレイを槍石が襲う。が、ヤマトは機転をきかせて石の先端をビーダマンで破壊、グレイを救った。

【★第3の男、炎呪登場。ヤマトにとっては本当のライバル(本命の彼氏?)。クールを通り越して冷酷、おぼっちゃまではなく貧乏人(泣)だが、高飛車でオレ様な態度とオバサマ好みのセクシーな美形っぷりにもうメロメロ♥私がバトビーにハマッた要因は彼にあるといっても過言ではない。リゾットからすっかりこちらに鞍替えしています、ごめ~ん(笑)。ただし、あの短パン姿だけはいただけないのよね、みんな長ズボンなのに、一番の年長者が短パンってのはいかがなものか……生足とセクシーな胸元、それはそれで良いのだが……(しょーがねー)っつーことで犬木先生、彼のファッションを何とかしてください】

 大会の滞在費用を稼ぐため、ヤマトたちはスーパー5大フィールドという、賞金つきのバトルに挑戦。そこにはリーダーのカイン、ジョシア、アッサード、スナイ、それに故郷でツバメの兄弟子だった鉄之介がいた。彼らとのバトルで最終的に勝利したヤマトは賞金をゲット。

 準決勝戦に勝ち上がったビーダーの正体はグレイの妹でシャドウに洗脳されたリエナだったが、シャドウの基地から救い出された彼女は正気を取り戻し、準決勝のタワーバトルの出場権を兄のグレイに譲る。再び対峙するグレイとヤマトだが、またしてもヤマトのパワーが勝利。準決勝第2試合は炎呪対ウェン。打倒ヤマトのために自分に勝ちを譲るよう迫る炎呪に対して、正々堂々、実力で勝負したいと言い放つウェンはその言葉どおりにバトルを続ける。

【★えっ、あのー、それって「ヤマトはオレのものだ」宣言? この辺から攻キャラたちのヤマト争奪戦が激化(と勝手に話を捏造)】

 ウェンの力及ばず、決勝戦はヤマト対炎呪。炎呪の回想により、彼の父が八百長を金で請け負うビーダーだったことや、彼自身もそれを強制され、尚且つ友達にも裏切られた辛い過去が披露される。世の中を憎む炎呪に対して、純粋にバトルを続け、その楽しさを伝えようとするヤマト。ヤマトの心意気によって気持ちが変わりつつある炎呪だが、そんな彼をアババが場外から攻撃しようとする。いち早く気づいたヤマトは身を挺して炎呪を庇い、ヤマトの行動に感激した炎呪は何の細工もいかさまもなく堂々とバトルしようと気持ちを入れ替える。結果は僅差でヤマトの勝ち、彼はウイナーズチャンピオンとして君臨する。

【★ここらの展開は王道中の王道、炎呪もヤマトの魅力に堕ちた挙句、ずぶずぶとハマッていく……さすが魔性、っつーか、一連の展開からヤマトは『魔性のオトコ』と命名されたわけだし(笑)】

 ウェン、リーに続いて炎呪までもがシャドウを裏切る形になり、シャドウのラスボス・マーダビィはシャドウ改めネオシャドウを結成、ビーダワールドの各地に配下を送り込んで人々を洗脳、世界を支配しようと企む。そんな動きを見た炎呪はネオシャドウに入り、マーダビィに近づき自らの力で倒そうと決意する。一方のヤマトたちもネオシャドウの進撃に、世界を守ろうと立ち上がる。

 ネオシャドウを阻止しようと各地を巡るヤマトたち、ツバメの故郷、つばくらの里にもネオシャドウが押し寄せていた。その先鋒には炎呪の姿が。ヤマトたちを欺き、敵のフリをする炎呪はリーに、ネオシャドウ内部からマーダビィを倒す力になってくれと頼む。承知するリーだが、マーダビィに洗脳され、本当に敵となってしまう。そしてついに決戦の時を迎え、ネオシャドウの本拠地である要塞・マーダビィ城に乗り込んだヤマトたち。そこに現れたのは洗脳されたリーだった。

【★聖闘士☆矢でおなじみ、集団で乗り込んだ仲間うちの一人が敵の刺客と1対1のバトルになり「オレに構わず、おまえたちは先へ行け! オレも勝って必ずあとを追うぜ!」のセリフを吐いて、残りの者は先に進むという、十二宮のパターンへ突入。バトルものあるある、ですね。たいていの作品で使われるテですが、待ち受けていた敵がザコかったりすると、残念感が拭えなくなるキケンな手法です(笑)】

 まずはウェンとリーの兄弟バトル。洗脳されたリーはウェンへの恨みつらみを吐いて罵倒するが、そんな弟の目を覚まさせようと必死のウェン。2人の決着は不明なまま次のステージに進むと、5大フィールドに出場していて、じつはマーダビィの配下だったカインとジョシアが現れる。カインと対決するのはグレイ、その場を彼に任せて進むヤマトとツバメだが、次に登場したのはやはりマーダビィの配下で側近の立場のビアスと炎呪。その少し前にマーダビィを倒そうと襲いかかった炎呪は反対にやられ、洗脳を受けていた。マーダビィに操られ、バトルマシーンと化した炎呪にかつての覇気はない。炎呪対ツバメのバトル開始、ヤマトとビアスは別の場所で大将同士の決戦を始める。

 ビアスに乗り移ったマーダビィはマーダビアスと名乗り(もう何だかわからん)ヤマトを潰しにかかる。マーダビィはかつて敵なしと呼ばれ、あがめられていたビーダーで、死してもその魂から分裂した悪の部分が現世に未練を残し、具現化したものだった。(ますますわからん)マーダビィの正義の魂はビーダマンの神として祭られていたのだが(説明しきれない、設定が面倒臭さ過ぎる)それがヤマトの飼い猫、タメゴローに乗り移り、ヤマトたちを勝利へ導く。悪と正義に分かれていたマーダビィの魂はひとつになり成仏。ビーダワールドに平和が訪れる。

【★マーダビィ(正義)がタメゴローに乗り移って、ヤマトたちを謎の宇宙空間のような場所に導くのが例の抱きつきシーンです(笑)。あまりの衝撃に思わず走り書きレポートを描いてしまいました。とりあえずこれでEPⅠは終了、次回予告でEPⅡが出た時に「これ以上何をやるの?」と思ったんですが……販促アニメとしてはもうちょっとオモチャを売らなくては、オトナの事情ですかね】

 つーことで、続く『~炎魂』については➁で。また、文中にある「走り書きレポート」が既に爆ベイ版をサブブログ2で公開している雑なイラスト&マンガの「~便り」です。このあとバトビ版も公開しますので、サブブログ2『DOUJIN SPIRITS』を御覧ください。

xifuren2019.hateblo.jp

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