灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

聖闘士星矢4️⃣ アメジストシールド

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 先日、何を思ったか長男が「アメジスト(の原石を)買おうかな、魔除けになるんだって」と言い出しまして、それを聞いてすかさず「アメジストシールド!」と言ったら「絶対言うと思った」(笑)

 そうなんよ、アメジストと聞くとシールドをつけたくなるオラ、☆矢からの刷り込みに他ならない。「アメジストシールド」は☆矢アニメの北欧アスガルド編に登場した神闘士(ゴッドウォーリアー)の一人、デルタ星メグレスのアルベリッヒの必殺技なんですよね。☆矢に登場するキャラで推しは蠍座のミロと以前に記しましたが、じつはアルベリッヒも好みなんだわ。

 おっと、アルベリッヒ語りをする前に、☆矢アニメについて解説をしなくてはなりませんね。このブログを読んでくださっているのは主にベイやバトビなどのコロコロ作品のクラスタの方、あるいはスラダンクラスタの方だと思われるため、☆矢についてはあまり御存知ないのでは、そこでさも何でもわかっているかのように☆矢語りをされても「???」となってしまうのでは。つーことで、いつものようにざっくりとではありますが、☆矢アニメ解説をしたいと思います。ちなみにここで語るのは1986~1989年に放送されたアニメについてであり、それ以降のことはオラもよくわかっていません(笑)。そのあたりも後程述べたいと思います。

 ジャンプ誌上で☆矢原作の連載が開始されたのは1985年の年末で、翌86年にはアニメ化されたということになります。アニメのストーリーは原作に多少のアニオリを付け加えながら、途中完全オリジナルを挟みながら進みました。ちょっくらWikipediaを参照しながら(笑)まとめてみますと、

銀河戦争・青銅聖闘士編☞主人公の星矢はギリシャにてペガサス座の聖衣(クロス)を獲得して青銅聖闘士(ブロンズセイント)となる。その後、日本で開催される聖闘士同士のバトル・銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)に出場するため、城戸沙織(アテナ)に呼び戻される。この試合の優勝賞品は現在持ち主のいない射手座の黄金聖衣(ゴールドクロス)で、それを賭けてのちの仲間たちとバトルする羽目になる。

銀河戦争・暗黒聖闘士編☞銀河戦争の最中に鳳凰座の青銅聖闘士である一輝とその配下(暗黒聖闘士)が乱入して射手座の黄金聖衣を持ち去る。星矢たちは彼らを追って戦い、聖衣を取り戻す。

白銀聖闘士編☞銀河戦争は私的な戦いであり、聖闘士の掟を破ったとして、聖闘士の本部?であるギリシャ・サンクチュアリにいる教皇から抹殺の命を受けた、青銅より格上の白銀(シルバー)聖闘士たちが日本にやってきて星矢たちと戦いを繰り広げる。

黄金聖闘士編(別名・十二宮編)☞アテナ暗殺の企みから沙織を守ったのが射手座の黄金聖闘士だったアイオロスで、沙織の手元に聖衣があるのはそのためだった。暗殺を企てていた真の裏切り者は教皇とわかった星矢たちはサンクチュアリに乗り込み、もっとも格が上の黄金聖闘士たちと戦うことになる。

海皇ポセイドン編☞地上を制覇しようと目論む海皇ポセイドンに拉致された沙織を救うべく、星矢らは海底神殿へと向かい、海将軍(ジェネラル)たちと戦う。

 いや~、マジでざっくりし過ぎだわ。詳しくはそれこそWikipediaを参照してください。原作はポセイドン編の次に冥界のハーデス編へと続きますが、地上波のアニメはここまでで終了。ハーデス編はOVAで作られました。また、その後しばらくして原作の続きが復活したり(ジャンプではなくチャンピオンで連載されているらしい)スピンオフが描かれたりして、アニメの方もWebのみとか、様々な形で制作されているようです。が、もうね、とても追いかけられません。

 で、ようやく本題になりますが、北欧アスガルド編というのは黄金聖闘士編からポセイドン編の間に放送された、アニオリのようで全部がアニオリでもない内容です。それよりも前、暗黒聖闘士編から白銀聖闘士編の間でもアニオリをやったんだけど、こちらはほぼオリジナルで、先の記事で取り上げた、クラスタの顰蹙を買ったアニオリっつーのはコレです。

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 対して、アスガルド編は先に作られた映画版のリメイクといった要素があり、原作者・車田先生の意向もかなり反映されていたため、マンガとして描かれていたわけではないけど、アニオリにありがちな場違い感もなく受け入れられました。

 アスガルドは北欧にあるとされる架空の国で、神オーディーンの代行者としてその地を治めるヒルダが何者かによってニーベルンゲンリングをはめられて悪落ちしてしまう。アテナが治める、日の当たる地(雪と氷のアスガルドより豊かな地)を侵略しようという考えの元、ヒルダ(守護星は北極星)は自分の配下である、北斗七星を守護星とする神闘士たちを炊きつけてアテナ側に攻撃をしかけ、アテナの聖闘士と神闘士との戦いがアスガルドを舞台に始まるといった内容です。ちなみに神闘士は全員美形で、彼らと星矢たちのうちの誰かしらが戦って、残りのメンバーの一人が次の相手と……と、先へと続く例のパターンです。

 

ヒルダと神闘士(左からフェンリル・トール・ハーゲン・シド・バド・ジークフリート・ミーメ・アルベリッヒ)

 神闘士は守護星である北斗七星の名前に続いて自分の名前を名乗っており、一番目の星はαすなわちアルファ星で、星そのものの名前がドゥベ、この星を守護星として持つ者がジークフリートなので「アルファ星ドゥベのジークフリート」と紹介されるんですね。この要領でアルベリッヒは四番目のΔ、デルタ星~というわけです。ちなみにシドとバドの守護星は二連星なので双子という設定であり、アスガルド編ストーリーのキモともなっています。

 神闘士たちはヒルダの変貌に疑問を抱きながらも、これまでのように彼女に忠誠を誓い、アテナの聖闘士と戦うわけですが、アルベリッヒだけはヒルダへの反逆を目論んでいる「神闘士におけるデスマスクポジ」と書かれていました。ええ、そんな悪党なところがいいのよ。「それもまたいい♥」って、玉壺かっての。戦い方も卑怯でいいとこナシなんですが(苦笑)見た目がね、好みだから良しとしているのだ。

 さて現在、☆矢実写版であるハリウッド映画が公開されておりますが、原作へのリスペクトがまったくないってことで、かなり評判悪いっスね。まあ、いにしえのDB実写映画が酷かったからさ、ハリウッド版には一切期待しておりません。当然、観にも行きません。もうこのパターンやめた方がいいと思うのだが、何で作るのかな。アメリカのファンの方々にはウケているのでしょうか。どうせなら日本で作ろうよ、もちろん主題歌はNoBちゃんでね。

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