灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

凄い脚本

 以前はこのブログ内でもちょくちょく大河ドラマについて語ることがありまして、下記の記事では二次創作について語る導入部として『麒麟が来る』に触れていました。

www.xifuren.work

 子供の頃は両親が視聴するドラマを「なんとなく」一緒に観ていただけで内容もうろおぼえ、その後はすっかり御無沙汰になった大河ドラマ。本腰を入れて観るようになったのはGAKUT様が上杉謙信を演じた『風林火山』からでした。この時は絵師Sとめちゃめちゃ盛り上がったな。じつは盛り上がりが高じて『風林火山』からインスパイアされたBL一次創作も書き始めたのですが、数ページで頓挫しました。あれはとても完成にはこぎつけない気がする、って自分の作品なのに弱気。

 つーことで、『風林火山』以降も自分の好みに合うと思えば視聴するという感じでしたね。

★風林火山 ☜主演は内野聖陽氏(山本勘助)。勘助は武田信玄の軍師であり、その信玄と上杉謙信の戦いを軸にした話。GAKUT様の謙信姿が観たくて(笑)視聴を続けたようなもの。

★天地人 ☜主演は妻夫木聡氏(直江兼続)。愛の兜で有名な智の武将。謙信亡き後の上杉家を継いだ上杉景勝との主従関係がストーリーの軸で、じつのところ、景勝役の北村一輝氏のファンなんだよ。

★真田丸 ☜主演は堺雅人氏(真田幸村)。真田家と豊臣家の関わりと末路までを描いた話。三谷幸喜氏の脚本が良かった。お堅いイメージのある大河ドラマで爆笑する場面があるとは思わなかった。

★麒麟が来る ☜主演は長谷川博己氏(明智光秀)。詳しくは上記の記事で語っています。

★青天を衝け ☜主演は吉沢亮氏(渋沢栄一)。特撮枠俳優ではイチ推しの吉沢氏が主演とはいえ、内容はあまり期待していなかったのだが、明治維新の時代を薩長の戦いなどではなく経済界からの視点で見る面白さがあった。

★鎌倉殿の13人 ☜主演は小栗旬氏(北条義時)。源頼朝の死後、いかに北条家が鎌倉の地を支配して武士の世を築いたのか、その経緯を描いた話。やはり三谷幸喜氏は凄いと恐れ入った。

 昨年のこの『鎌倉殿~』は日曜の夜が恐ろしくも楽しみでした。『麒麟』に触れた記事でも述べましたが、「そうきたか」「そうもってくるのか」といったように、こちらの想像の斜め上をいく脚本の妙に毎回感心するばかり。こんなストーリー展開、自分じゃ絶対に思いつかないよ。一流の脚本家は発想が違うわ。何を書いても予定調和になってしまう自分の作風が恨めしくなりましたね。

 

『どうする家康』のノベライズの広告を発見

 今年の『どうする家康』(主演は松本潤氏(徳川家康))は脚本担当が古沢良太氏とあって、これまた楽しみに視聴しております。古沢氏といえば、かつて相棒シリーズで脚本を担当されており、seson5の正月スペシャルは屈指の名作でした。現在、相棒の座に返り咲いた亀山薫(寺脇康文氏)が最初の相棒だった頃、つまり初期の脚本担当者は一流どころが揃っており、古沢氏もその一人で、才能を見込まれて他のドラマのメイン脚本やら映画の脚本も担当するようになって、相棒からは卒業してしまったと思うんですよね。もう一回、相棒も書いて欲しいなぁ、今年度はとても無理でしょうけど。

 一流脚本家の方々の創るストーリーは「斜め上をいく」と書いたけど「垂直」ではないんだよね。ある程度までは視聴者(読者)の予想と一致させるけど、絶妙な部分ではぐらかしたり、裏切ったりで、でも置いてけぼりにはしない。あまりにも予想とかけ離れると白けてしまうから、その匙加減が抜群なんですね。

 そんな脚本に感心しつつ、ドラマの視聴によってインスパイアされてテンション⤴、こんな話を創ってみたい、と取り組んだわりには大したストーリーが書けなくて、毎度安定した内容からの、ハピエンではあるが予想通りで面白くない結末になってしまう自分の才能のなさに失望しています。サブブログ1はずっと休止のまま、サブブロク4ではミステリの在庫が終わって、ラノベ(と呼んでいいのかわからんが)ジャンルの在庫の公開に着手しますが「また安定のつまんねー話かよ」と思われるんだろうな。どうか生温かく見守ってください。

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 BL・GL・TLブログへ
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL語りへ
PVアクセスランキング にほんブログ村