灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

ダイの大冒険1️⃣1️⃣ 所感⑧

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 ついにダイ大が最終話を迎え、この所感もラストとなります。途中で「もう終わるかも」といい加減なコメしたり、間を開けすぎてダラけたりしていましたが、何とか最後まで追っかけることができました。全100話、二年に渡る放送で、原作が完結している(連載中の追っかけではない)とはいえ、これだけの時間と制作の手間をかけた作品は昨今にはなかったのではないでしょうか。先に放送が終了したマンキン、コミックスの冊数は同じくらいだったと思ったけど、アニメの話数はダイ大の方が多いってことはそれだけ丁寧に作られていたということですよね。凄いなぁ。関係者の皆様の熱意を感じます。

 

番宣ポスター

 コミックスは全巻あるけど途中から履修していないので、じつのところ原作のラストも知らないんですよ。こうなったら最後まで読まないままアニメを見届けようかと。大抵の作品はコミックス全履修してからアニメを観る、連載中ならば予習しておくのですが、ダイ大の他にも☆矢と幽白は全巻揃っていながら読破していないんだよね。

 前回記したように、コミックス予習をしていなかったので中盤からのストーリーは全く知らないまま、つまり、アニメを観て初めて内容がわかるという状況でしたが、これぞ王道中の王道の展開で、どんなに時代が変わっても、こういう正統派のストーリーには誰もが胸アツになるよなぁと感動しました。で、ここからはネタバレ感想

 圧倒的な強さを誇る真バーンに対して、何度もくじけそうになりながら、それでも勝利を諦めないダイ、そしてポップ。ダイが竜魔人になるくだりも、最後のピンチを救ってくれたのが父母という流れも、ここまでのダイにとっての集大成といった感じでしたね。つまりは両親や仲間の力を借りてバーンを倒したというのがわかりやすく、それでいてダイ自身の強さをも表現されており、クライマックスを飾るに相応しいシーンでした。

 バーンを倒して帰還したダイと仲間たちにようやく平和が訪れた、と思いきや、最後の最後に登場、キルバーン。そうか、ここでキルの正体ってのがわかることになっていたのね。いや、キルの本体がピロロだってのは何かの機会に知っていたんだけど、どのタイミングでわかるのかまでは知らずにいたんだわ。ピロロは倒されたけど、キルという「傀儡」に仕込まれた黒のコアの爆発は止めることができず、地上での爆発を阻止すべく空中に飛んだダイは塵となって消える……あ~、そういうラストだったのね。それでもダイはこの世のどこかで生きている、そう信じながらそれぞれの人生を歩み始める仲間たち、といったところでジ・エンド。ポップはマアム、メルルという、自分にとっては三角関係になるやもしれない女子二人と行動を共に。大丈夫? 揉めない? ヒュンケルはラーハルトと修業の旅に。彼に恋するエイミも同行しているって、それでいいんかい。アバン先生はフローラと結婚して王様になり、中盤からのCPとして盛り上がった(笑)ノヴァと、彼を弟子にしたロンベルク等々、みんなのその後がサクサク描かれました。

 昨今は仲間がどんどん死んでいく内容の作品が多いけど(鬼〇とか呪〇あたりを意識しての文かな)味方の大半が生き残って大団円というのがダイ大だ、みたいな言葉をどこかで目にしましたが、そのわりにはダイが行方不明という、ハッピーエンドとは言い難い終わり方。その理由は続編・魔界編が用意されていたから、ってのも今回初めて知りましたね。確かに、キルの雇い主であるヴェルザー(CVはなんとフリーザ様!)の存在に関してはほったらかしで、それ以外にも幾つかの伏線が回収されないままになっていた、すべては続編を想定してのことだったわけですね。残念ながら連載当時においては幻になってしまったけれど、場合によっては魔界編の新連載からの(WJでなくても、VJでもどこでもいいし)アニメ化の可能性もあるかも? ロスになってる場合じゃないよ、こいつは期待しちゃうぜ。

 つーことで、完結の感謝祭が開催されるそうです。また、☆矢イベントと同日の10/9に行なわれたダイ大のオンラインイベントのレポートは後日に取り上げますのでヨロシクです。

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