何度も同じ話を繰り返すのはババアの証なんスが、1990年代のジャンプ黄金期に同誌の人気を牽引していたのはDB・スラダン・ダイ大に幽白でした。それに伴って、四作品の二次創作は同時期に盛り上がっていたわけです。
四つのうち、二つのジャンルに関して同人活動をしていたオラですが、それではダイ大と幽白の界隈はどうだったのか。ダイ大の薄本を購入した話は以前の記事に載せましたが☟
幽白に関しては薄本の類は購入せず。原作やアニメはチェックしても、二次創作までは興味がなかったんですね。1992年の幽白アニメを再履修しながら、連載当時の同人事情(つか【腐】事情)に何とか想いを馳せて(大袈裟)みたのですが、当時の状況が詳しくは思い出せない。あの頃を知り得る資料として、イベントパンフを残しておけば良かったなぁ。いつ処分したのかも忘れたよ。
とにかく、蔵馬×飛影、もしくはその逆CPが大流行りだったことだけは記憶に残っています。幽白同人といえばこの二人のCPが圧倒的で、幽助、ましてや桑原なんて蚊帳の外だったんじゃないかな。イベントパンフの幽白ジャンル、各サークル紹介は二人のイラストで埋め尽くされていた。もっとも、全盛期を過ぎると同じCPを扱い続けることに飽きがきて、いろんなパターンが登場するというのはどのジャンルでも「あるある」なので、桑原受等が存在していた可能性はありますが。
メインの四人+コエンマにとどまらず、妖魔街の朱雀や暗黒武術会編から登場した、そこそこのイケメン且つ印象のいいキャラたち、凍矢や陣などが【腐】の餌食になっていたのでは。蔵馬に関しては妖狐Ver.もあり、また、戸愚呂チームの鴉(見栄えがいい)との絡みなんかも【腐】ネタを増長させるにはうってつけですからね。実際にそういった蔵馬×飛影以外のCPを扱うサークルがどの程度の数存在したのか、今となっては「こうだったんじゃないか」と推察するのみなんですけど。
幽白に関しては殆ど資料がないため、先のジャンプ展覧会で使用した菓子のパッケージの写真をサムネにしますが、それにしてもひでぇピンボケだよな。こんなに何度も使うのなら、もっとキレイに撮影すれば良かったよ。やることが雑。たしか絵師SにDBキャラの幽白パロを描いてもらったおぼえがあるので、探し出したら披露しますね。
まあ、現在と過去を比較するには、あまりにも過去に関する手持ちの情報が少なくて申し訳ないけど、それでは現在の状況はどうなっているのか。以前、ピクスクの幽白オンラインイベントに一般参加しましたが、あの時は大半のサークルが蔵馬受だったため、詳しく拝見する気がおきずに退場したんですよね。この記事でチラッと触れています。
ならば現状を知る唯一の手段、例によってpixivを拝見してまいりました。やはり蔵馬×飛影が強い。作品数は圧倒的。逆もあるけど蔵×飛の方が少し多いかな。五条×夏油もそうだけど、人気CPはどこもたいていそんなもん。ですが、蔵馬の場合、彼を受とした時の相手の数(攻キャラの人数)が飛影よりも多いために、蔵馬受と飛影受の総数で比べると蔵馬の方が上回るんだわ。蔵馬は幽助や桑原の他に、鴉と妖狐が加わるためですね。妖狐って自分自身じゃん、どうやってCPにするんだろと思うけど、そこはそれ、二次創作は何でも有りだからさ。
幽助受では攻側として蔵馬や桑原はあったけど飛影は存在しなかったような。まあ、例によって「この目は節穴」なんで(自慢することじゃない)気がつかなかっただけかもしれませんけど、飛影ってベジータに似ていると言われるだけあって「完全受体質」だと思うんですよ。つまり攻に向いていない。それから、懸念されていた(笑)桑原受も存在しました。数はかなり少ないけど、様々な指向を認めてこその二次創作なので、自分の気持ちに正直に活動するのが一番だと思います。