灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

ベイブレードよ永遠に!

#ベイブレードの思い出

「なにぃ? ベイブレードの思い出だと?!」

 このお題を拝見した時にはブッ飛びました。だって私のブログ、カテゴリに「ベイブレード関連」を設けるほど、ほぼベイブレード(ベイ)のことしか語っていないんですよ! 私のためにあるようなお題じゃないか、これはもう参加しなくてどうする。

 いや、しかし、ここで求められているのはベイバトルの魅力とか、ベイを回して友達と遊んだ記憶とか、自分でカスタマイズしたベイを使って大会で優勝したとか、そういう方面の思い出であって、私のようなヲタク(アニヲタ)の話はおよびでないのかも。それでもいいわ、語らずにはいられないのだから。

 そもそも私、少年ジャンプの作品にハマって同人誌を作っていたヲタクでしたが、結婚・出産後はそのテの活動から足を洗い、マンガやアニメからも遠ざかっていました。そんな折、ベイブレードが発売されたのです。当時の子供たちに大人気の玩具となり、幼稚園児だった我が家の長男もベイを回すように。欲しいモデルがあると言われて、おもちゃ売り場に並んで購入したおぼえがあります。あれから二十年余り、ずっと保管していたそれらのベイや関連グッズを最近になって当人の部屋から発掘、このブログでも展覧会と称して写真を公開しました。

 

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かつて手に入れたベイの数々

※五回目の展覧会の記事が下記です☟

www.xifuren.work

 さて、実際に販売されている玩具を題材に描かれたマンガがあり、また、その作品をアニメ化したものを「ホビーアニメ」略して「ホビアニ」と呼ぶ。ホビアニという呼称を知ったのは最近のことですが、長男は現物(実機)で遊ぶのと同時に、ベイのホビアニである『爆転シュートベイブレード』を、まだベイを回せない次男と一緒に観るようになりました。そこで二人と共に何気なくアニメを眺めていた私ですが、その内容に大いなるショックを受けたのです。

 登場人物たちのベイバトルに賭ける情熱、勝利するための努力、挫折を味わいながらも立ち直っていく姿、描かれているストーリーはそういったものだけではない。視聴者ターゲットは幼稚園児から小学生児童のはずなのに、なんとそこには大人のヲタク心をガッチリ掴み、刺激する要素が詰まっていました。すっかりのめり込んだ私はかつてのヲタク趣味がぶり返し、子供以上に夢中になりました。お気に入り(推しキャラ)は主人公の木ノ宮タカオ。長男自身はベイの実機さえ手に入れば、他はどうでもよかったのに「子供が欲しがっているから」と言い訳し、関連グッズを嬉々として集めたのは母(私)。文房具からお菓子、ハンカチといった小物まで次々と購入、いわゆる推し活ですね。

 そんな*1『爆ベイ』ですが、アニメのセカンドシーズンが終わる頃には長男のベイ熱も冷め、サードシーズンは録画したものを私一人が観るように。やがて子供たちの興味は玩具からゲームへと移り、ホビアニからも遠ざかってしまいました。

 そして四年前のこと、次男が大学に入学して子育ても一段落し、手持ち無沙汰になった私は懐かしさもあいまって過去に録画したドラマやらアニメを観るようになり、その中に爆ベイも含まれていまして、そこでヲタク熱が再燃したのです。

「やっぱりベイブレードのアニメは面白い!」

 爆ベイをリアルタイムで視聴していた頃には我が家になかったインターネット環境によって、様々な情報が取得可能に。そこで調べてみると、爆ベイを第一世代としたベイのシリーズが続いていて、第二世代は『メタルファイトベイブレード(メタベイ)』、現在も第三世代の『ベイブレードバースト(ベイバ)』の原作がコロコロコミック誌に連載されて、尚且つアニメも放映されていると知りました。そこからまたしてもベイの世界にのめり込み、すっかりベイバのファンに。ちなみに推しキャラはシスコ・カーライルです。

 そうこうするうちに、ベイブレードを始めとしたヲタク語りをしたくてブログを記すようになり、また、作品のファンの皆様と繋がりたくてTwitterも始めました。つまり、このブログを始めるきっかけになったのはベイブレードだと言っても過言ではありません。お蔭で、かつて爆ベイの同人誌を作っていた方、長男と同世代の「当時爆ベイにハマっていた小学生女子」や、現在進行形でベイバファンの若者、ホビアニターゲット世代の子供を持つお母さんといった方々とも知り合うことが出来ました。

 それだけ多くの人に、幅広い世代に愛されるのがベイブレードという作品であり、ホビーであるとも言えるでしょう。もしもベイブレードがなかったら、世代を超えた方々と交流するなんて、今の自分には有り得なかったと思います。日々の生活に励みを与えてくれたベイブレードに感謝しております。

 さらに、Twitter上での情報からベイブレードのアニメ公式ファンクラブが立ち上げられたことも知りました。もちろん入会したし、昨年開催されたベイブレードワールド展にも行きました。令和の世にファンクラブの設立や展示会が催される、新規のグッズも発売される。そんな時代がくるなんて二十年前には想像もつきませんでしたね。本当に嬉しく、有難いことです。

*2「ベイブレードよ永遠に!」

 ベイバの原作の連載が終わり、アニメもこの三月で終了、第三世代は完結しました。が、このまま思い出語りで終わるつもりはありません。第四、第五世代と、ベイブレードの世界はまだまだ続く、そう信じています。以上、最後まで御高覧いただき、ありがとうございました。

◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇

*1:爆転シュートベイブレードの略。二十年前は『ベイブレ』と略していたが、近年になって『爆ベイ』と略すのだと知った。第二世代・第三世代と続くようになって、判別しやすい略語になったと思われる。

*2:爆ベイファーストシーズン51話(最終回)のタイトルを引用。

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