またしても間があきました。前回の記事は11月。
その後のマンキン本編ですが、シャーマンファイトではなく場外乱闘が続く上にキャラが増えすぎて簡潔に表現できない、どうまとめていいのかわからなくなってしまいました。申し訳ありませんがアニメを視聴してください。
④の時点では正直、そこから先の展開に思うところはあまりなかった。動く、しかもカラーの『タカオのパチモン』が拝見できて、単に浮かれていた状態だったのですが、恐山の過去話が終わり現在に戻ってからの展開は、こう言っては何だが、ごちゃごちゃしていてわかりづらい。コミックスを読んだ時もピンときていなかったけど、アニメになって「復習」してみると尚更、話に無理があるってのを感じずにはいられませんでした。普通、原作ではわかりにくかった部分もアニメになると理解しやすくなるんだけどね。このあたりが連載当時、ウケなくなって強制終了に追い込まれた理由なのではと思います。
ハオの手下だけでもたくさんいて把握しづらいのに、ガンダーラの一派やら何やらと、終盤にもかかわらずどんどんキャラが増えてきて、肝心の葉たちは現世と地獄を行ったり来たりだし(行ったり来たりはチョコラブと蓮か)だいたい死んで生き返ると強くなるってのはご都合主義じゃないかと。DBにもそんな部分があったよな。そもそも「やられたらやり返す、やったらやり返されるんだよ」という考え方の是非はともかく、だったら戦うなよってことになって、バトル物には向いていないのでは。
また、ラスボスであるハオの非道さは緩むことがなく、どこまでも悪役。見た目や飄々とした態度から「悪党なのに憎めない」と思う気持ちはわからなくもないが、立ち位置は変わっていない。こんな企画まであるほどの、いわば「愛されキャラ」☟
「シャーマンキング展」京都会場
— シャーマンキング展【公式】 (@shamanking_ten) 2022年2月17日
開場しました!
場所:大丸ミュージアム<京都> 大丸京都店6階
期間:2月28日まで
※当日券も販売中!
▼公式ページhttps://t.co/Z3RhyOPBif#シャーマンキング #shamanking pic.twitter.com/ej5yniOovw
これ、鬼滅なら無惨の展示会やるようなもんだからね。そんなハオへの憎しみをさんざん煽っておきながら、彼を倒して万々歳という結末にならなかったことも中途半端感が歪めないんだよね。最終的にハオが心を入れ替えるとか、別の形にしてもスッキリと終わるのならいいんだけど、強いまま放置なわけでフラストレーションがたまる。世の中にはいろんな種類の物語が存在しますから、悪がのさばったままの完結も有りですけど、媒体はジャンプですから、少年誌としての話の終わり方が求められると思うんですよね。コミックスの完結編は持っていないのですが、はたしてみんなが納得する終わり方になったのかな。
このあたり、いつ何時もNLエピソードを欠かさない(笑)ダイ大や、先日『遊郭編』のアニメが完結した鬼滅と比べるとよくわかる。どんなに追い詰められても、状況が不利になっても、味方が次々に死んでいっても、最後には勝利するという大団円によって得られるカタルシス。エンターテインメント、特に少年誌の作品にはそういうものが求められていると思うけど、ラスボスがそのまま、ってんじゃあねぇ。まあ、そんなこんなで、次に何かを語るのは最終回かな。
それにしても鬼滅はめっちゃ盛り上がりましたね。映画が公開されてほぼ一年後の2期でしょ、世間は「今さらかよ」みたいな反応をするのかと思いきや、騒ぐ騒ぐ。アニメが放送されたあとのツイでは「原作読んでいないけど」「これからの展開はわからないけど」といった内容を呟く非ヲタのファンが思いのほか多いなと感じました。アニメを観るのに原作での予習は必須だと思っていたオバとしては、アニメのみの履修ってのは驚き。ともかく、次のシーズン(3期『刀鍛冶の里編』)も決定。ヲタの皆さん、童磨CVの希望が叶ったからか、今からCV予想がかまびすしい。次は不死川玄弥フェノメノ岡本氏(長げーよ)も活躍するし、楽しみではあるな。
そうそう、呪術も2期が決定、って、やらないはずはないと思っていましたけどね。次は五夏の過去編入ってくるし、二次創作界隈の動きも慌ただしくなるだろう。榎木氏が番宣に大活躍のようですが、何かやらかしたという記事も上がっていたよ。彼の紅シュウもあとわずかかと思うと寂しくなるけど、次のベイワールドに期待。