先に報告した、マンキンの「パチもんタカオと仲間たち」☟
あれで終わりかと思いきや、32話にも登場しました。
放送まであと
— 『SHAMAN KING』プロジェクト公式 (@SHAMANKING_PR) 2021年11月18日
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第32廻「恐山ル・ヴォワール trois3」https://t.co/P2pwVIhMEa
📺 #SHAMANKING 放送情報
テレビ東京系:夕方5:55~
BSテレ東:深夜0:30~ pic.twitter.com/4hqSroFyxX
この公式ツイへのリプが「恐山のタカオ」とあって笑えた。タカオ効果からか、他の予告よりもたくさんのリプを集めていましたよ。
さて、ベイジャンル三世代、爆ベイ・メタベイとベイバの決定的な違いは「ベイ(の秘めたパワー)を狙う悪の組織」が登場するかしないかだと思います。ベイバはあくまでも「ベイブレードはスポーツ」ですから、チームであれ個人戦であれ、敵対するのは勝負を賭けているため。自分の持つベイと自身の強さにプライドがあり、相手のベイを破壊することはあっても奪うことはない。
翻って爆ベイやメタベイではワル集団のシェルキラーやらフェイスハンターやらを気取る(笑)ライバルとは別に、ベイに秘められたパワーを狙っての組織が暗躍します。そこにはCV子安武人氏の悪役キャラがいて、卑劣な手段で登場人物たちが所有するベイを手に入れ、何らかの方法でベイからパワーを抽出(そんなん出来るんかい、なツッコミは不可)し、エネルギー変換して自分たちが利用しようとする。さらに、あわよくばそのパワーで世界征服を目論む。具体的な征服手段は不明なことが多いけど、それはショッカーも同じなので(笑)これまたツッコんではいけないのだ。
しかしながら、単に主人公とライバルたちの試合経過を描くだけではなく、はっきりとした敵役がいて、最終的には主人公とライバルが手を組み、その敵と対決するといった内容の方がお話としては盛り上がるってのはある。で、ベイバの6作中、そのような敵役を擁したのがガチではないか。つまりは主人公側と敵側の対決の面白さがもっとも描かれていた作品ではないかと思います。
これ、全シリーズ比較してみると違いが浮き彫りになるんだわ。
1期・無印 ☜バルトの、ブレーダーとしての成長を描く。ラスボスはルイだがあくまでも一番強いライバルであり、敵というイメージではない。
2期・神 ☜共に世界へ進出したバルトとシュウの、その後の生き方の違いが明確に。スネピを悪の組織、ギルデンをボスと捉えることも出来るが、最後に戦うのはシュウであり、彼を改心させたという展開からも、本来のvs敵組織とは様相が違ってくる。
3期・超ゼツ ☜自ら闇堕ちしてしまったアイガを周囲が救うという流れであり、デッドグラン城が組織の秘密基地、ハーツやファイは悪役っぽくはあるものの(CV子安氏だし)悪質なライバル(なんじゃそりゃ)程度で、敵という認識まではいかない。
5期・超王 ☜新人vsレジェンドという構図。災害とまで呼ばれて、もっとも悪役扱いされる立場にあったのがレーンだが、彼もまた新人であること、自身の感情を持て余しており、周囲に救いを求めていることなどから、敵というよりは単に厄介なライバルである。
6期・ダイバ ☜これまでと違って、主人公側が悪役呼ばわりされている展開だが、今のところさほど深刻ではない。この先もそんなに酷くはならないと思われる?
ということで、4期・ガチですが、当初は主人公ドラムと、仲間でありライバルでもあるアマネやデルタとの関わりを描いていたのが、アニメ放映も半分を過ぎてからアーサーとグウィンが登場しました。先に記したような、敵組織あるあるの「ベイを奪う・パワーを抽出する」こそやらないけれど、主人公たちと敵対する組織を立ち上げたアーサーに、仲間になるかと思いきやアーサー側についたグゥイン。この二人はこれまでと違って、ライバルというよりも敵と認証できると思うんですよ。あとで和解したグゥインはともかくアーサーはね。
ドラムとデルタが組んでアーサーたちと戦うという状況も、他作品のタッグバトルとは違う。仲間内でメンバーチェンジしてのタッグはあくまでも試合、の安心感がありますが、アーサーを目の前にしたバトルは爆ベイやメタベイで見られた、敵との戦いに近い、緊迫した雰囲気だと考えて間違いない。有名な「吊り橋効果」とは恐怖や不安を一緒に体験した人に恋愛感情を持ちやすくなる心理効果のことですが、戦いの最中の緊迫感にも同じ効果があるのではと考えられるし、故に、共に戦ったデルタとドラムが互いに恋愛感情を抱いて「この二人ってラブラブじゃん」という結果に至る。すなわち、ベイバCPの中でもデルドラのいちゃつき具合が激しかったのはアーサーのお蔭という結論になるわけですね。
そういったところで、お相手とラブラブになりたかったら、ベイを狙う悪の組織に対して、一緒に戦うのが効果的。〇〇〇さん、いかがですか?