8月もあとわずかという時に自室のエアコンが壊れました。帰宅後に冷房をかけて扉を閉め、暫くして(三十分以上は経過)入ってみたらムッとする暑さ。もしや間違えて暖房のスイッチを押したのではとリモコンを見たら正しく冷房表示。室外機を確認したらば装置がめちゃ熱い。
「あ、壊れたわ」
二十年近く使ったものなのでいつかは壊れるとは思っていましたが、まさかこの残暑真っ只中のタイミングとは。ま、酷使していたから壊れたんだろうけど。とはいえ、買い替えるにも手配してから取付けまでそれなりの時間がかかる。エアコン無しでは昨今の熱帯夜を過ごせない。
この状況を乗り切る手段として、今は使われていない次男(実家を離れて横浜在住)の部屋へ必要なものを運び入れて引っ越し、仮住まいとしました。ベッドやら勉強机やら本棚等がそのまま残っているため、ベッドは主人が使用、自分の布団を敷いたらもういっぱいいっぱい。商売道具(笑)のPCを机の上に置いてセッティングしたものの、イラストを描くための資料を広げるスペースはなく、この間は文字入力のみの作業しか出来ませんでした。かといってエアコンが壊れなければイラストをガンガン描いたかとなると、そうでもないけどね。プリンタを置くスペースもあるはずはなく、接続不可のため印刷及びスキャンも出来ない。ないないづくしの日々が続きました。
で、週末に家電量販店へ赴き、夏物大処分の売り出しでお買い得になっていた機種を購入して取り付け当日。すると業者の方曰く、
「この機種だと、こちらにはつきませんね」
なんですと? つかないってどゆこと? ぬわんと、本体の高さに対するスペースが足りなかった、冷蔵庫や洗濯機を買う時にはサイズに留意するのに、エアコンにはその意識が働かなかったわけだ。もっとコンパクトサイズでないと無理、つーことで振り出しに戻る。脱力。
結局、壊れてから新しいものがつくまで2週間程かかりました。そうこうしている間に気温はグッと下がってエアコンなしでも過ごせる環境になっていたんですけど、ま、冬も使用するし、何より来年の夏に備えておかなきゃね。この時期なので購入してから工事までの期間が短くて済んだというのもあります。繁忙期だったら、そんな時に振り出しに戻っていたらば、いつになるかわからんかったよ。色々学びましたわ。
①壊れる前に買い替えを検討すること。この時期(夏→秋)は新モデルとの入れ替えがあるので旧モデルはお買い得になるそうです。もっとも、決算の頃なんかも売り出しするので何が何でも、ってことはないと思いますが。
➁どんな家電でもサイズを測っておくこと。「お買い得品ゲット!」が、ぬか喜びになる可能性大。
なんて、家電オバになって、当たり前のことをエラそうにコメしていますが、じつは次、冷蔵庫がヤバいんだよな。ともかくエアコン騒動も落着したし、イラスト描くぜー! って、今日もやっぱり手つかずで終わってるんですけど……