ガチ完走の記事です。先にレポートを再提出しましたが☟
ここではくだけた(笑)内容でいきます。
ガチはコミックスを読んでから間隔が空いたせいか(あんまり関係ないか)アニメでのストーリーが思っていた以上に、シビアに感じました。超王を完走した時に「ベイバはアニメより原作の方がシビア」だと述べましたが、これ、訂正します。それはシリーズによる、超王はそうだけど、ガチは逆だった。
まず、原作にあった、ドラムの転校先での描写が一切ない。次に、ビクトリーズメンバーの屋外での修業、ザリガニ釣りのようなほのぼのシーンもない。ファミレスでの食事もないし、デルタを食事に誘っての云々、タンゴの名言もない。ポット・ホープをトップブレーダーに仕立てての、ドラムたちが彼を訪ねて行くくだりは笑えるネタも含んでいましたが、あっという間に次の大会になってしまったしね。
そんなドラムサイドはまあ、まだいいんだけど、デルタのサイドはさらにキツかったな。ろくな挨拶もなしにビクトリーズを訪れて、勝つとさっさといなくなるデルタ、原作にはない「BCソルを辞めてきた」発言も。さらにはブリント・デボイに挑戦するために、彼の別荘を訪れるという行動に。
この別荘がドイツのノイシュバンシュタイン城を彷彿とさせる「森と泉に囲まれた」大きな城でして、先に某クラスタさんが「ブルー・シャトウ」というネタをブッ込んでくださったものだから、それを読んだ時に笑いが止まらなくなり、実際に城を視てまた大爆笑。破壊力半端ないっス。さあ、どれだけの方が「ブルー・シャトウ」をご存知なのか……
クールでストイックながら、内に秘めた禍々しさをブリントに看破されるデルタ。彼の持つベイ、ディアボロスも「ヤツのベイを食わせろ」などと発言する、穏やかではないキャラ。口癖である「輝く星はひとつでいい」をモットーとしたデルタは最強を目指し、ドラムの友情もはねのけ続けていたのに、アーサーに負けたとたんに、どちゃくそ凹んでしまった、その凹み具合が尋常じゃなかった。ベイで戦うことが主題の作品のシリーズですから、負けて凹むキャラはたくさんいますが、ここまで落ち込んだやつは初めてじゃない?
で、どういうわけかBCソルに戻るデルタ、HELL本部の位置がよくわからんのですが、自ら辞めたクラブなのに簡単に戻っていいの? つか、戻れる距離なの? まあ、それはともかく、廃人化したデルタを見かねてか、手を差し伸べるのは聖母バルト。後光が差しているかと思ったよ。そこでバルトに貰ったパンをぼそぼそとかじるデルタが可哀想で愛おしい。彼のこんな姿をドラムが見たらどう思ったかな? いっそう愛おしくなったでしょうか、そう思いたい。
バルトの協力を得て新たなベイを作成したデルタはまた、バルトの言葉により身近な存在(ドラム)の大切さをここにきて初めて認識するという、そのくだりを視た時に「バルトはデルドラの仲を取り持とうとしているの?」と思ったら頭から離れなくなりまして。それなら結婚が決まったらシュウバルで仲人したらええやん、よ~し、このネタやってやるぜとばかりに、企画を考え始めました。仲人を立てるなんて、イマドキのカップルじゃ殆どやってないだろうな。オラが楽しいだけの誰得企画。公開の暁にはこの場でお知らせします。
ま、そんなこんなで復活したデルタはドラムたちと共に、HELLに立ち向かうわけですが、信頼しきった微笑みをドラムに向けるなど、すっかり豹変。ラストではちゃっかりとビクトリーズに所属して、みんなでランニングしているし。この状態をずっと
「デルタがデレた」
と呼んでいました。オヤジギャグかよ。オヤジと呼ばれる世代はデレたなんて知らないだろうけど。
まあ、デルドラのタッグ戦はアツアツ度ナンバーワンですね。皆さんに見せつける、なんてもんじゃないな。その様子に嫉妬するグウィンの描写もなかなかで、ガチの【腐】二次創作が「ドラムを巡るデルタ・グウィン・アマネ」といった描き方をされるのも当然かと思いました。
そうなんだよ、思いの外、アマネがイケメンなんだわ。原作よりもアニメの扱いがね。原作はいわばデルタの一人勝ちって感じだったんだけど、アニメはアマネ、グウィンの描き方がデルタに迫る勢いで、ブラボー四角関係だね(無責任)。それだけドラムというキャラが愛されている証ということでしょうか。ますます仲人ネタがやりたくなったぜ。デルドラの結婚式を和装でやる=デルタは紋付袴でドラムは白無垢、シュウはモーニングコート、バルトには黒留袖(仲人・妻の正装、洋装だとカクテルドレスになるので着物の方が雰囲気でるかなと)を着せようかと画策中。マジで見たい人いるのか?(笑)披露宴にはビクトリーズのメンバーやらBCソルの連中まで出席して賑やかな席になるといいな。あ、グウィンは招待するとしてもアーサーはどうする?