※今回は初っ端からネタバレ語りしていますので御注意ください。
コロコロ本誌では朝日兄弟編が完結した模様。コロアニは買っているけどベイバはコミックス派でコロコロの方は購入していないため、漏れ聞こえてくる話のみで認識しているのですが、レーンとヒュウガはわかり合えたらしい。ハピエンやね。アニメもこの流れを踏襲するのは当然のことでしょうが、さらにドラマチックな見せ方がなされるんだろうなとは思います。
また、次号から始まる第6期の主人公のビジュアルと設定が解禁されて、クラスタ界隈はその話題でもちきり。名前は大黒天ベル、ヒカルとジョシュアを足したようなビジュアルで、魔王とされるワル系のキャラ。これまでならライバルや敵側に登場するようなキャラということですね。
まあ、そっちの方向へ持っていくのはわかるな。ベイブレードという同系のシリーズで、元気で明るく正義感にあふれた主人公像を続けるのはこれ以上無理。いくら設定を、例えばこれまでのように、現存するであろう日本の小学生から、ビーダワールドのような異世界に住む子供、といったところにフッ飛ばしても「どこまでも蒼井バルトのイメージがついてまわる」のではと。現シリーズもバルト→アイガ→ドラム→朝日兄弟と受け継いできたにしろ、結局はバルトの「院政」じゃない? 彼がレジェンドナンバーワンとして君臨している世界であり、誰も彼を超えられないのは事実。そうこうするうちに、ターゲット層には飽きられる。ならば、違うタイプの主人公をもってくるしかない。
おそらくライバルキャラ、或いは仲間になるキャラとして、真面目で正義感のあるタイプが登場するでしょう。作品の『良心』と呼べる人がいないと、子供たちに影響を与えるコロコロでは成り立たないしね。あとはフリーのように我が道をいくタイプ、クミチョーもしくは爆ベイのキョウジュのような、皆をサポートするタイプ、主人公の上をいく悪タイプが登場すると予想。当然アニメ化もするよね、楽しみですね。
さあさあ、今週の超王はまた熱かった。仲良しぶりをアピールするクミチョーとバルト、全てお見通しの上で自宅にお帰りになるルイ、ドラム置いてっちゃうの? お持ち帰り(ヤバい)はしないのね。まあ、お蔭でデルタはようやく一息つけているだろうな。そして本日のメインは何と言ってもシュウ&レーンvsバルト&クミチョーの対戦カード。最終的にはシュウとバルトの一騎打ちとなり、しばし二人だけの世界に(笑)。そんな二人のぶつかり合いに動揺し、心を動かされた様子のレーンにバルトが言い放つ「これがオレたちのバトルだ!」
試合の前にシュウがレーンについて思うところのモノローグが入るんだけど、何とかしてレーンを導きたいシュウ。バルトはそんなシュウの気持ちを十二分に汲み取っていて、勝ち負けだけとか破壊などではなく、自分たちの戦いを見せることでバトルの楽しさや面白さに目覚めるのではないか、レーンにそのことをわからせようと、要はシュウと連携してレーンに示そうとしているのが感じ取れました。こうしようと話し合ったわけでもないのにそこまで理解しているなんて、ツーカーなんてもんじゃない。おまえら熟年夫婦かっての。この二人の間に割って入るなんて誰にもできませんよね、ごちそうさま。
さて、メタベイの原作を読む機会がありまして(ブックオフの引き取り品査定待ちの間に立ち読みしていた)古き良き、なんて表現したら失礼かもしれませんが、あの頃のコロコロらしいキャラ設定やらストーリー展開に「ホッと」しました。だいたいさぁ、幼稚園~小学生向けのマンガでメンタルやられるってのが間違っていると思うよ。まあ、現代は世の中の色々が様変わりして、子供たちを取り巻く環境も変わっているから、それも有りなのかもしれないけど、二十年前のアニメが当時メンタルを破壊していたってどうなの、ってんで、けっきょくそこかい。
ベイのネーミングや設定、爆ベイではBBA組が中国由来の四神で、他国のメンバーはギリシャ神話等各国の伝説の生き物中心、ベイバではこれまたワールドワイドに伝説の神様などを引用していますが、メタベイは星座ベースなんだよね。星座、とくればこのオラが☆矢を連想しないはずはない(笑)。主人公の鋼銀河のベイはペガサスで、これまた☆矢だし、仲間やライバルたちもそれぞれに星座がモチーフ。各キャラが☆矢とは一致しないのが残念ではあるけれど、それでもカニは「アレ」らしい(爆笑)。カニとくれば「積尸気冥界波」っしょ。こうなるとパロりたくなるんだなぁ。ああ~、パロやりたい。「聖闘士星矢を知らないと全くわからないメタベイのパロ」そのうちやっていたら生温かい目で見守ってください。