ここのところずっとベイバの記事が続いていましたが、久方ぶりに爆ベイネタです。近頃爆ベイを履修された方、クラスタの皆さんと共に(どういう組織?)その動向を見守っていたところ、それまで順当に、楽しげな感想をUPされていたのに、やはりGレボの前半で躓いた御様子。「キツイ」「次を観るのが憂鬱」「ここを通過しないと先に行けないから頑張る」……ですよね~。キツイと言われているのはもちろん、Gレボの初っ端で洗礼を浴びるアレ、「タカオひとりぼっち、チャンピオンはつらいよ」展開。通過儀礼というやつか。にしても視聴が憂鬱になるっていかがなものかと。オラも我が人生に於いて、長いことアニメに親しんできましたが、原作が小学生向けのコロコロで、ホビアニというジャンルであのような思いをさせられるとは想像だにしませんでした。マジでトラウマ。
今、U-NEXTを視聴できる環境なので、ベイバだけでなく過去の作品群――スラダンから☆矢、もちろん爆ベイもあるし、実際たまにスラダンを観て、あの頃を振り返ってみたりしているんですけど、Gレボのあのあたりだけは二度と観たくない。しかしながら、そこを通過すると、あとは何でもござれ、怖いものナシになるのも確か。近頃ベイバを観始めたという感想を漏れ聞きますと、中にはそれなりの思いを抱く場合もあるようですし、また、呪術あたりもハードな展開をやってくれますけど、今や何を見聞きしても「それでもGレボよりはマシだよね」と思ってしまう。
短歌に「~それにつけても金の欲しさよ」と下の句をつけるのがかなり昔に流行りましたが「~それにつけてもGレボよりマシ」を下の句にしたらどうだろう。例えばベイバ神ネタで「シュウくんの 闇落ち 蛮行はなはだしい それにつけても Gレボよりマシ」みたいな感じで。そういや園田先生、短歌作りやめちゃったのかな。
まあ、短歌云々は横に置いて。トラウマになるようなストーリー展開というのは視聴者に衝撃を与えた、忘れられない内容になったということで、字書きあるあるの「読者のトラウマになるような話を書いてみたい」を成功させた例なのかなと。タカオが可哀想だ、この扱いはないだろうといった、勝手な感想を述べていましたが、視聴者(読者)が登場人物に同情するのは想定内。脚本家(作家)は冷静に、ある意味冷徹にストーリーを構築していくべきである、そうでなければトラウマ話なんて書けっこないんだろうなとは思います。もっとも、Gレボはこのあと「カイタカ記念日」である30話を始めとした【腐】視聴者歓喜の回を幾つも提供して、カイタカ促進の原動力になりましたけどね。
そうだ、トラウマとまではいかないが、衝撃的展開のドラマがあったわ。狂志郎範疇の特撮ヒーロー物で恐縮ですが『仮面ライダー剣(ブレイド)』。※⚠ネタバレ注意⚠
2004年の作品ですが最近、その内容が再評価されているんですよ。主人公の剣崎一真は他の三人のライダーと共に、アンデッドと呼ばれる怪人たちと戦っていたんだけど、仲間の一人である始の正体もまたアンデッドで、彼が生き続けるためにはアンデッド最後の一人になってはいけないというルールがあり(このあたりはドラマを観ていないとわかりにくいが)また、アンデッド同士が近くにいると戦いが勃発するため、一真は自らアンデッドになると共に、始の前から(さらには他の仲間たちとも決別して)姿を消すというラストシーン。ヒーロー物って、大抵は敵を倒して万々歳、平和になって良かったねで終わるものですが、始との友情のために自己犠牲を払う一真の姿が衝撃的でした。
そんなふうに「衝撃的」と言われるような小説を書いてみたいと思いつつ、けっきょくはめでたし、めでたしにしてしまうんだよなぁ。何とかしたいよなぁ。シュウバルC-Ver.第三話はぼちぼち、シスクミ第二話は殆ど進んでいません。ついでにオリジナルBL小説も過去作が尽きようとしている。更新しているのはこのメインブログだけなんだよね、や~、どないしよと言いつつも今日書いたのはこの記事のみ。う~ん。