爆ベイRISINGコミックス3巻とコロアニ2020冬号の発売が一日違いという状況になった今回、コミックスには前回(2020夏号)前々回(2020春号)の内容も含まれているので、これはもうまとめてひとつの記事にするべきかなと思いました。よって☟
※今回の記事はコロコロアニキ2020冬号における『爆ベイRISING』とコミックス3巻の内容に触れています。コミックス派なのでコロアニはチェックしていない、コミックスをまだ購入していないのでネタバレしないで、という方はここまでにすることをお勧めします。が、ネタバレしてもいいよという方は以下へ進んでください。
前回の夏号の記事はこちら☟
まずはコミックス語りから。3巻に収録されている11~15話のうち11~13話は初めて読む内容なんですが、GBCⅡの団体戦・個人戦ともにベスト16が決定するまでの経緯と、最後の最後にヴォルコフっぽい悪者登場というところまでになっています。オラは2巻ラストのおまけページ?の情報により、GBCⅡに参加しているのはバイフーズやUSA、ボーグといった、アニメ無印時代から続くお馴染みのチームにFサングレを加えたんだと思っていたんですよ。
ところがどっこい、オズマたちセント・シールズやケインたちAUSサイバーがチームとして参加、そしてなんと、ゼオことレオンが元バルテズソルダメンバーのミハエルたちのチーム、ヴァイスクリーガーに加わっていたことに驚き。そこに入っとったんかい。オラはゼオがオーストリアに留学したという設定で小説を書きましたが、本当にヨーロッパ圏にいらしたんですね。おお~、当たりじゃん。先見の明があった? って、彼はヴァイオリンを弾いていたので誰でも考えつくことですけど。
レオンが入ったためにマチルダはFサングレに移されたのか? せっかく紅一点がいたのに男ばかりで固めた意図ははたして?(笑)それにしても、何このオールキャラ状態。2002時代のタカオラヴァーたちが集結。これさぁ、タカオを巡るNTR大会になるじゃん(笑)。ベイバで行なわれていたから、時代はNTRということで爆ベイにも取り入れられたのでしょうか。(んなわけねー)
1、2巻もそうだったんだけど、かつて連載されていた頃の仲間の絆に加えて、家族の絆が強調されるようになったなと改めて感じました。1巻のカイの親子ほのぼのシーンに当時は驚かれた方が多かったようですが、タカオも父、祖父、兄と、マックスは両親に妹も生まれたし、以前は触れられなかったレイの家族も登場したし。3巻はリックの祖母の逸話まであって、これはかつての読者層が大人になり、中には結婚して子供もいる読者のことを踏まえての内容なのかなと。
女子ネタも増えましたね。2巻のマオとレイのNLにジュリアとエミリーが恋バナネタを振ったのに続き、3巻はマチルダにジュリアが絡んでいるあたり、アニキ世代へは女子の話を多くせねばという青木先生の計らいなのでしょうか。すごく増えたように感じるのはコロコロ現役がいかに男だけの世界なのかを再認識させられます。それでも爆ベイは女子が一人以上含まれているチームが半分あるのに、女子ブレーダーは全編通して数えるほど、しかも誰も大会に出ないベイバって何……
さて、RISINGになってからのキャラ変№1はやはりカイくんでしょう。両親と過ごす幸せからか思いっきり丸くなりましたよね。オーストラリアでタカオと大地の面倒を見ているカイ、以前の彼だったら絶対にやらない。そもそも一緒のタクシーには乗らない。家庭環境が子供に与える影響についての教育論文が書けそう。もっともかつての原作の彼はさほど尖っていなかったんじゃないかな、彼を特異な人物に仕立てたのはやはりアニメではないかと。11/6の記事でオラはカイの扱いにくいキャラが苦手だと書きましたが、あれもアニメのせいだと思う。原作の中の彼はそこまで酷くないわ(笑)。
今回も多くの書き下ろしページに加え、総勢31名の誕生日が判明と、盛りだくさんの内容に爆ベイ民は大喜びでした。
それではここから最新、冬号記載の16話について。前回ラストのヴォルコフに似た悪者がタカオたちをおびき寄せた先は闇バトルの会場で、ベイを賭けの対象にすることに怒ったタカオが参戦、そこへユーリが駆けつける。ヴォルコフを装っていたのはレギーナという女で、彼女の挑発に乗ったタカオがバトルを受けて立つが、ドラグーンが破壊される……といった展開。
地下、闇、賭けといったパターンはどの作品にも出てきますが、爆ベイでは初めてじゃないかな。シェルキラーとかいう(笑)武闘派集団はいましたが。バトビ炎魂では炎呪が地下バトルで八百長をやって金を貰っていたし、ベイバ神でもアンダーワールドに君臨するクルツと、そこに乗り込むレッドアイさんという、不穏でヤバさ満載の話がありました。まあ、このまま大会が進んだのでは平和すぎて面白くないので、危険を孕んだ展開にしたのでしょう。次回も楽しみです。
それではコロアニ語り恒例『切札勝舞はマジック・ザ・ギャザリングを使い続ける』ですが、任侠映画仕立てのデュエルという、こーへー先生遊びすぎだろのお話。自由やわ~、好きなノリやわ~。何描いてもOK出るんスかね。今回黒城クンの出番がなかったのは残念。
『コロッケ!』は熱い。単に戦うだけではなく、いろんな捻りが含まれていて、このままジャンプに持っていっても充分通用する。その分ギャグは抑えられていますが、コロコロという雑誌の歴史を代表する作品と呼んでいいとオラは思います。
そうそう、タカオのドラグーンVのレイヤーにヘルサラマンダー(スオウ~♥)のディスクとスーパーサタン(シスコ~♥)のドライバーを組み合わせて云々の記事に心が躍ってしまった。爆ベイとベイバのコラボや~♡♡♡