灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

ベイバ履修中⑤ ベイバ超ゼツの履修完了とレポート

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ベイブレードバースト超ゼツ・アニメ第3期に関する報告書

〈概要〉

㊟「第1期」並びに「第2期に関する報告書」を未読の場合はそちらを先に一読されることを推奨する。

 アニメ第3期は主人公を蒼井バルトから赤刃アイガへと交代、タイトルに「超ゼツ」を付加。2018年より1年間のクールでテレビ東京系列にて放映。通称超ゼツ(以下、超ゼツと表記)。コミックスとしては10巻の後半から13巻の前半までが超ゼツの内容の範囲となる。なお、理解を進めやすくするために今回も随所で爆ベイとの比較、無印と「神」も引用するので御承知おき願いたい。

〈ストーリー〉

◆原作◆バルトとシュウの決戦から二年後。アイガは北海道の地で牧場を営む両親、妹と暮らす小学五年生。じつは凄腕のベイトレーナーだという父タイガに、ヴァルキリーを超ゼツベイにヴァージョンアップしてもらおうとやってきたのはバルトで、ベイの面白さに目覚めたアイガに、母校・米駒学園への転校を勧める。妹のナルと共に転校したアイガはそこでベイクラブのメンバーたちと出会う。もれなくルイと対戦できるロンギヌスカップで優勝したアイガはチャンピオンカーニバルに参加するためにベイクイーン号に乗船、バルトへの挑戦権を賭けて乗り込んできた、新たなライバルたちと鎬を削る。やがてアイガは勝ちに囚われ過ぎて道を誤りそうになるが、そんな彼を𠮟咤激励したのはバルトだった。正しいブレーダーの在り方を取り戻したアイガは全ての対戦に勝ち抜き、タイトルを賭けたバルトに挑戦、ついに世界一となる。

◆アニメ◆原作では、ベイクイーン号でのバトルに参加できるのは各大陸の王者ということで、主な登場人物の中ではアジア王者のアイガのみだが、他のキャラたちも参加させて内容を膨らませるために、チャンピオンカーニバルそのものの設定が変更されている。また、アイガたちと、ファイ&ハーツとの関わりをより深く描くべく、ハーツの城へ乗り込むという展開が盛り込まれている。さらに、いわゆる闇落ちしたアイガを救うために皆が講じる手段や、アイガの武者修行の様子などがアニメオリジナルのストーリーとして追加されている。

◆登場人物◆超ゼツから新たに加わった人物を中心に紹介。ここで紹介していないキャラやアニメオリキャラについてはベイブレード公式ファンクラブを参照されたい。

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前列左より オウ・ホウイ 墨江フブキ 赤刃アイガ 黄山乱次郎 御朱印スオウ

◇赤刃アイガ◇料理や勉強もでき、一筋縄ではいかない、やや曲者なところがバルトとはタイプの違う2代目主人公。負けん気の強い元気少年だが、ベイとの共鳴度が高いために闇落ちしてしまう。

◇黄山乱次郎◇黄山乱太郎の弟で乱ベイ組という、ベイクラブと対立する組織を作る。親分肌で兄同様に主人公の良き仲間となる。通称ソウチョー。

◇墨江フブキ◇ベイクラブの現在の部長で、シュウを尊敬している。実力№1と言われていたがアイガに敗北したのを機に、シュウを頼ってアメリカに渡る(アメリカ行きはアニメのみの設定)。

◇御朱印スオウ◇ベイクラブ副部長。フブキとのコンビでクラブを支えていたが、アイガに負けたフブキに落胆し、見切りをつける。穏やかな知性派と高飛車な俺様の二重人格。華道家元の御曹司で自らも花を活ける。

◇オウ・ホウイ◇アーチェリーの名手。原作ではさほど出番はないが、アニメではアイガと意気投合して良き友人になる。

◇ファイ◇北米大陸の王者。謎が多い。ベイと共鳴するアイガに異常なほどの執着をみせる。

◇ハーツ◇ファイの双子の弟。兄とは正反対の、賑やかで派手なことが好きな性格。

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ファイ(推定年齢11歳~ CV子安武人氏)

 〈考察〉

①設定と背景

 自然豊かな北海道の地で育ったアイガ、実家での様子は田舎暮らしそのものだが、米駒学園に転校してからは無印・「神」同様に学園物の様相を見せる。ただし、学生寮を嫌い、ナルはそちらで生活するものの、アイガ本人は学校の動物飼育場でテント生活を送る。自宅兼店舗から通学するバルトに対して、小学生が学校でテント生活をするという設定が前二作に比べて、いくらかの非日常を感じさせる。

 バルトがクミチョーたちと始めたベイクラブは当人の世界での活躍もあってか、数年で立派な部に成長し、部員数も急増。屋上以外にも、体育館に全自動制御の多くのスタジアムがあり、試合観戦等に用いられる大型スクリーンまでも用意される優遇ぶりである。無印の時はバルトの応援団でしかなかった常夏と日夏も部員として名を連ねており、常夏は次期部長という扱いである。無印範囲の原作に於いてバルトは小学五年、常夏たちは二年と記されており「神」の年代は明記されていないが翌年と考えればバルト六年、常夏三年、さらに二年後となるとバルトが中学二年、常夏は五年で次期部長への任命は適任であるし、アイガとも同学年で、良き仲間として描くのに適している。現部長のフブキとスオウは六年と考えられるが、それではソーチョーは何年なのか。番長的存在からして六年と考えるのが妥当であろう。

 ロンギヌスカップまでは学園物の展開だったが、次のベイクイーン号でのエピソードからは航海を続けながら世界を巡るという、冒険物の要素が強くなる。新規に登場するライバルたちは世界各地から集まっており、日本と世界での活躍を一年ずつかけて描いたバルトに対して、アイガは1クールでこなす格好になる。また、ハーツの居城である魔城デッドグラン、いわば敵地へ乗り込む展開はバトル物の王道であり、規定の会場で戦うよりも追い詰められる感覚が強く、盛り上がりも格別になる。 

②ファンタジーとリアル

 学園スポ根物に徹した無印、プロスポーツ物にファンタジーを入れたせいで中途半端な世界観になってしまった「神」に対して、超ゼツはファンタジー要素の強い作品に舵を切る格好になったと感じる。学園物の回は全体の三分の一弱までで、その後は上記のとおり、冒険バトル物となり、着地点はバルトとの試合という正統な場面で終わる。一部分のみが現実離れしていたために浮いてしまい世界観を台無しにした「神」に比べると、半分以上がファンタジー色の強い内容で、さらにファイのような、これまでにないファンタスティックなキャラの登場で、そこだけが現実離れしているという類の、違和感のない設定が成功したと言っていい。その分、諜報や駆け引きの描写が増えて、夕方に放送される児童向きアニメらしからぬ怪しい雰囲気になり、爽やかな無印に比べると「ドロドロしている」と評されるのも無理からぬことと思う。しかしながら、毎回同じような内容では視聴者に飽きられるのは明らかで、作品毎の変化は必要不可欠である。

③主人公の周囲の人々

 アイガにとって一番の応援者は妹のナルである。常に行動を共にし、兄をサポートする彼女の存在が心の支えになっている。ソーチョーも心強い仲間であるが、乱ベイ組の組員たちの面倒を見る彼は兄・クミチョーに比べると主人公へのサポート度合いは低くなる。その分、ナルがサポートをしているとみられ、親元を離れて生活しているといった点でも、常夏・日夏に比べて兄への関わり方が深い。

④ベイ大会の構図

 無印時のような国内の団体戦・個人戦ではなく、アジアチャンピオンを決めるというのがロンギヌスカップの趣旨である(アニメではルイに挑戦する大会となっている)。そしてアイガがアジアの優勝者となり、ファイは北米大陸、アフリカからはラバン、中米からはカイルといった新ライバルが参戦しての大会がチャンピオンカーニバルだが、アニメでは各大陸の優勝者云々の文言はなく、バトルシップクルーズという名称になり、大会目的が世界王者バルトへの挑戦権というのは同じだが、参加資格は「新世代のトップブレーダー」で、ソーチョーやフブキ、スオウ、ホウイも参加するという設定になる。原作では闇落ちしたアイガが真っ当になったのちにバルトと戦うという展開だが、アニメではバトルシップクルーズ後、バルトにも勝ったアイガが防衛戦でハーツに敗れ、そのハーツにバルトが勝ち、再びアイガとの勝負となる。

⑤ライバルたちとの関係性

 当初、アイガの目標はルイでありバルトで、ライバルはフブキだと考えられたが、当のフブキはスオウとの関係性をピックアップされることが多く、無印でのバルト(アイガ)・シュウ(フブキ)・クミチョー(ソーチョー)といった友情関係に近いものになっている。ならばアイガにとって№1ライバルはファイと考えるのが妥当だが、当人があまりにも人間離れ、というのは語弊があるならば、小中学生男児離れしているせいで、正常なライバル関係が感じられない。弟のハーツの方が人間味はあるものの、ヘビメタ風の容姿はやはり真っ当な児童ではないため、ライバル感に欠ける。彼ら以外はトップライバルと呼ぶには力不足であり、この辺りの事情が主人公自らの闇落ちと共に、シリーズの他作品に比べての、超ゼツの印象を特殊なものにしている。

〈所見〉

 無印からガチまでの4作品の中で一番人気だと思われるのがこの超ゼツである。(Twitter上のベイバクラスタへのアンケートを参照)アイガやファイのキャラと同様に、ストーリーも一筋縄ではいかないところがその理由ではないかと推察される。多くの複雑さ、ひねりを含むものの、中心を貫く精神はやはりホビアニらしさであり、その辺りがより大人の鑑賞に堪える要因かと思われる。次回のレポートでは第4期・ガチを取り上げるが、アニメ未視聴のため、原作のみの仮レポートとさせていただく。

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 9月23日は紅シュウくんの生誕祭ということで、ベイバ初の誕生日イラストを投稿することにしました。相変わらずの低クオリティーで恐縮ですが、Twitter・pixivを御覧ください。サブブログ2でも公開します。

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