灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

オメガバースに物申す ※オメガバースを支持される方は読まないことを推奨😅

 オリジナルBLを各サイトに投稿するようになって強く感じること。それは「オメガバース」の隆盛。どこもかしこも花盛り、今やBL小説の設定にオメガバースを組み込んでいない作品の方が少ないほど。

 オメガバースとは如何なるものか、承知の上での記事になりますので、万が一御存知ない方がおられましたら(このブログを御覧の方々はワシ以上におわかりかと思いますが)Wikipedia等を参照してください。

 男女とは別に、α・β・Ωという性があり、2×3で6通りの性が存在するオメガバース。Ωは男でも妊娠するといった特異な世界観ですが、これがBL界で大受け、瞬く間に席巻していることは皆さん御存知のことと思います。これまでBL界では、ワシが散々語ってきた、学生に始まりアラブの石油王からセレブ、ヤ〇ザ(マフ〇ア)、ホストに芸能界、メイドまで、色んな人気の設定がありましたが、今はこれらにオメガバースを組み込むのが当たり前で、そこからジャンルの幅が広がっているといったところです。街を仕切っていた〇クザの若頭がじつはΩとか、下働きのメイドだと思っていたらαだったなど、バリエーションが増えるのは確実。

 BLも歴史が長くなり、同じような設定に同じようなキャラばかりでは飽きがくる、新しいアイディアが欲しいと思うところはわかるのですが「物申す」とタイトルにあるように、ワシはこの世界観がイマイチ好きになれない。以前に比べて世の中がLGBTに寛大になったとはいえ、同性愛が未だタブー視される、異性愛よりもハードルが高いからこそ、男同士という部分に萌えるもの。ドラマ『おっさ〇ずラブ』が大当たりしたのはこれまで男女間で描かれていた純愛ストーリーを男同士で描いたからで、同じ内容を男女CPでやっても、あそこまで盛り上がらないのは明白ですよね。

 ところが、同性同士のCPが当たり前のこととして成り立つ、ハードルが取り払われた世界では最初の障害を気にすることなくストーリーが始まる。オレは男に恋をしてしまった云々と悩まず、家族や周囲の反対もなく、何も気にせず次のステップに行けるわけで、それって同性愛を描く意味があるのかと思ってしまいます。また、αと番になるΩという設定は「エリートに選ばれたワタシ」すなわち女性の玉の輿願望と結びついているという説も。もはや男でやる必要性を感じなくなってくるんですけど。

 さらに、小説の舞台が大正時代とか未来という設定ではなく、特に説明のない時代となると、今生きている現代を基準に考えますから、そんな我々の日常に特殊な性別のみが取り込まれるってのは何とも居心地が悪い。「木は森に隠す」の逆で、一本の木が目立っちゃうんだな。 

「でも、αとΩでは身分の差があるから、その部分が恋愛の障害⇒萌えになるのでは」といった反論も出てくるでしょう。この、生まれ持っての身分差ってのがまた気に入らないんだな。そもそもオメガバースは海外の二次創作発の考え方ということですが、諸外国には日本で暮らしていたのでは判りえない差別が存在します。

 単一民族の日本における差別は当人が生まれた家系によるものが大半です。貴族の家系、武士の家系、士農工商なんてのがあって、あとは生まれた地域や病気など、後天的な要因で差別を受けていました。すべて無くなったと断定はできないし、家系から生まれる『格差』は今でも存在していますが、理不尽な差別は減少していると思いたいし、そうでなくては近代国家とは言えません。

 それに対して諸外国には肌の色による、いわば先天的な要因による差別が現存しています。例を挙げて説明するまでもありませんが(と言いつつ挙げてるけど)アメリカでは黒人が差別を受けて今でも問題になっています。肌の色なんて、どうしようもないことじゃん? そんな理由で差別すること自体間違っているし、おかしいに決まってる。じゃあ、Ωという性で生まれた=先天的要因のために身分差が生じるのはいいの? 男尊女卑はクソくらえなのに、α尊Ω卑はいいんだ。へえ~。

 Ωは男であっても妊娠するという都合のよさも曲者。経産婦としては妊娠・出産の大変さを男性にも体験してもらいたいのはやまやまですが、大変な思いをするのはΩだけで、孕ませたαはどうってことないんだもんね。そもそも、パートナー間には子供があった方がいい、それが家族として当然の形だと考えること自体、古い感覚に縛られているように思えます。男女の性別を超えた設定で進歩的かと思いきや、そのじつ却って後退しているのではないでしょうか。

 さて、反地球もしくは対地球という、SFではお馴染みの設定があり、その概念は古代ギリシャの時代から取り沙汰されていました。太陽を挟んで反対側にもうひとつの地球があり、元?の地球と同じ人物が生存する、あるいは違った形で存在する、どちらにも同時に同じ出来事が起こっている、もしくはその出来事が反対の結果になっている等、扱っている小説や漫画などで解釈は様々です。

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唐突な感じもするが太陽系のイラスト

 ならば、主人公が元地球から反地球へトリップしてしまう。反地球では性別が6種類存在しており、その星のヤク〇は国民の公僕とか、ホストはボランティアでやるとか、元地球とはまったく違う職業になっている。主人公はここではどうやらΩらしい。出会ったαに狙われて大変な目に遭うが、何とか元地球に生還、こちら側の、αと同じ人物とはハッピーエンド。どうせならそこまで話をブッ飛ばしてオメガバースの世界観を実現するならば、それはそれで拍手喝采しますけどね。周囲を特殊設定にする、まさに「木を森に隠す」作戦。

 まあ、どちらにせよワシのオリジナルBLもしくは二次創作に取り入れる予定はこれっぽっちもないんで。金でも貰えるなら上記の反地球設定で書きますけど、って夢小説の時と同じこと言ってる。また金次第か(笑)。

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