前半の内容はこちら☟
で、早速ですが、後半です。1994年5月の晴海でのイベントはワシが都合で参加できなかったため、絵師Sと博多っ子Fの二人に託すことになりました。サークルとしての申し込みはワシの名義で、また、こちらから会場へ本を送り、売れ残った分は自宅へ送り返してもらうという、なかなかに面倒な作業を頼んだのですが、二人とも快く引き受けてくれました。
そして翌6月にはワシも参加可能となり、久しぶりに全員集合で盛り上がっていた時のこと。まずは、当時ジャンプで連載していた『影武者・徳川家康』について。この作品に出てくる「甲斐の六郎」のルックスが某キャラに似ていたため、
稀(W)「ねえ、この甲斐の六郎って誰かに似てない?」
博多っ子F「ああ、流川に似てますよねぇ」
W「やっぱそう思う?」
絵師S「私も似てるって思ってました」
F「原先生、意識していたりして」
さすがスタッフ一同、見解が一致している。そのあと、5月のスペースで何を話していたのかが話題になりまして、以下はその時の会話を再現。(多少脚色あり)
F「ミッチーはセクシーアイドルだから、さしずめマリリン・モンロー」(地下鉄の換気口の上でスカートがふわっと持ち上がる『七年目の浮気』のポーズを想像してみてください)☟
S「ミッチーがモンローなら花ちゃんはオードリー・ヘップバーンかな」(こちらは『ローマの休日』だそうです。筋肉でピチピチのサブリナパンツ)
F「話変わるけど、牧さんとミッチーってナイスCPだと思う。マフィアのボスとその愛人の設定がハマる。愛人のためにラスベガスを作ったという内容のアメリカ映画『バグジー』をやらせてみたい」
S「な、なるほど」(Fの勢いに圧されている)
F「そうそう私、ミッチーと花ちゃんならリバOKかも」
S「は……」
そこまで聞かされたワシが「モンローにもヘップバーンにも言いたいことはあるが、まずはミッチーと花道のリバじゃ。その二人だと『ホモのレズ』というワケのわからんものになるぞ」とツッ込んだところ、俄然勢いを取り戻したS、「だったら姉妹にしたら?『CAT'S EYE』がいいじゃん、北条先生は井上先生の師匠だし。これも何かの因縁かも」Sよ、さすがに意味わかんねーぞ。
CAT'S EYEは三姉妹の設定なので、末っ子に彦一を配置(けっきょく採用している)。で、「CAT'S EYEとくればやっぱり、あのレオタード姿?」と続けたところ、Sが「でも、それ着るとモッ〇リが目立つかも」とかましてくれました。ぐれいとなヤツだ。
そんな経緯もあって、2/8付の記事の内容に繋がっていくわけですね。☟
前半の記事で1994/11/27の晴海イベントについて記しましたが、流花の結婚ネタを扱った新刊の初売りということもあり、スラダングッズ展覧会で展示?した流花ウェディング人形はこの時初めてスペースに飾られ、その後も何度か、お客様を笑わせるために頑張ってくれました。今は我が家の納戸で眠っています。
カイタカのウェディング人形も欲しいなぁ。飾る機会ないけど。