こんにちは、稀腐人です。今回の議題(笑)「18禁を考える」はBLに限らないかな。何らかの創作をされている方にお訊きしますけど、BL・NL・GLにかかわらず、絡みを書く(描く)場合のレイティングって、どこで線を引けばいいのか悩みませんか? ワシは未だに悩んでいます。
それでも画像(映像・写真・イラスト)ならまだわかる。直接的な部分が見えるかどうか(勿論モザイク処理が必要でしょうが)そこまで写ってなくとも、これは未成年に見せちゃダメだよなって、感覚で理解出来る。多少の個人差はあるし、そのレベルは時代によっても変わってきますが。映画なんかだと映倫が定めた基準があるし(例外は存在するし、監督の知名度で変わるらしいけど)それに倣えばだいたいは把握できそうな感じ。
話が逸れますけど、ワシの子供時代はテレビドラマで絡みがバンバン放映されており、お茶の間が気まずい雰囲気になった、なんて日常茶飯事でしたもの。今あんなシーン流したらBPOだっけ、絶対問題になっていると思う。狂志郎範疇になりますが、ワシがハマッていた横溝正史シリーズのドラマのベッドシーンは凄かったよ。黒沢年男と真野あずさの絡みなんて、真野はともかく黒沢年男のソレなんざ、観たくもないのに(苦笑)たまたま、そのドラマをかけていたワシのせいで気まずいって冤罪じゃね?「時には娼婦のように~♪」って、歌うなよ(笑)。
まあともかく、画像は何とか線引きできるとして、問題は文章。ヤッてる描写(露骨だな)そのものがもう18禁なんスかね? どの程度までなら18禁にならなくて済むの?
pixivに投稿する時、必ず「性描写の有無」を問われます。「軽微なものを含みますか?」とダメ押しされますので、イラストやマンガで上半身裸になっていたりキスをしているもの、しようとしているものも『有』にします。もちろん【腐】の印をつけることを忘れたら大変。『デュエマ』は他の内容と区別するために【腐】限定のジャンルへ投稿しなければならないし、『コロッケ!』でも【腐】のページがあるよ、と注意喚起しました。一番緩いの『爆ベイ』じゃない?(笑)他のコロコロ作品より「そっち系」が多い証拠かな。#腐向けは必ずつけるけど。
それでもキスや裸(上半身のみの描写)になって向かい合っている程度だし、幅広い世代の人に見て、読んでもらいたいと思うので15禁とか18禁指定はしなかったのですが、それで正解なのかよくわからない。また、『爆ベイ』の小説は挿絵をダイジェスト版としてイラスト投稿するため(そうしないと挿絵として利用できない)文章としてはCPの絡みがあっても露骨な表現は控えるよう気を遣ったので、18禁レベルと見做されることはないと思うのですが、バトビの小説はちょっとヤバいかなと心配になってきた。
サブブログ1『Welcome to MOUSOU World!』で最初に公開した『魔性のオトコ』、コピペしただけでpixivのものと内容はまったく同じなんですが、どう思います?「ちょっとコロコロ稀腐人さん、この小説はかなり際どいじゃないですか。それなのに18禁って表示してないでしょ、これ違反ですよ」って怒られたらどうしよう? まあ、投稿してかなり経つけど、何も言われていないからいいのか……
ブログの集まり、ブログ村では多くの方がBL小説を披露していますが「18禁」はもとより「性描写あり」「苦手な方はご遠慮ください」といった文言で読者を牽制している方も多く見受けられまして、ワシなんか、なーんも考えずにホイホイ投稿しているから、こちらでもお叱りを受ける羽目になったらヤバイぞ。
だいたい、BL商業誌の新人賞審査員が「Hなシーンは多いほど、激しいほどOK」みたいなこと言ってて、どの作品を応募した時だったか忘れたけど「Hが少ない」と批判を受けたこともあったんですよ。もう無理やりひねり出して書いたもの、苦手なのに。今披露している『背徳のカプリッチオ』も絡みを入れられるだけ入れようと奮闘しましたよ、苦手なのに。
でもまあ、文章の場合は書き方によって受ける印象がまったく違うものになるからね。例えば、
例文1:「AはBの〇〇にそっと触れた。それから恐る恐る自分の〇〇〇をあてがい……Aが自分の中に入っている、擦れ合うその感覚がBを快楽の淵に沈めるのに時間はかからなかった」
例文2:「被験者Aは被験者Bの排泄器官に接触した。数分後、自身の生殖器官を挿入し……その結果、内壁の変化が被験者Bにもたらす感覚の高揚は神経伝達物質であるドーパミンの活性化を促進した」
いかがです? 例文2で萌える人いる?(笑)まあ、これなら18禁には引っかからないかもね。この議題はまたの機会に語ってみたいと思います。