灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

新人賞は遠きにありて思ふもの

 こんにちは、稀腐人です。1/13付の記事で、BL商業誌の新人賞に応募した作品に触れましたが、その当時を思い出して、ちょいちょい語ろうかと思います。出版社名をアルファベットにすると、実存する会社の頭文字かと誤解を招く恐れがあるので、ギリシャ文字で表記しますね。

 同人から足を洗ったあと原稿を書く機会がなくなり、手持ち無沙汰なのと、趣味と実益を兼ねようという企みから、新人作家募集への応募を検討していたワシ、当時、BL商業誌はおろか、今で言うライトノベル系の雑誌もあまり存在しておらず、あるのは少女マンガの小説版といったもののみでした。業界に詳しい我が師、アバンKに相談すると「α社はやおい系のノリが好きだから、ライトノベル雑誌でもイケるかも」と助言を貰いました。

 調べると、α社では少女マンガともライトノベルともつかない、コンセプトが曖昧な創刊誌で新人作家の募集をしていました。早速応募した初期のBL作品は到底お見せできないほどにお粗末ですが、AからEの5段階評価でCがつきました。しかしながら、α社以外ではBLネタを扱ってくれそうな出版社がなかったので、男女のNL話を書いては他社へ応募を繰り返すうちに、子供も生まれて原稿書きは下火に。

 やがて訪れたのが爆ベイから始まるコロコロマイブーム。二次創作ではなくインスパイアされた方の小説、表面的にはオリジナルだし新人賞に応募できるだろう。その頃になると、ぼちぼちとBL商業誌が創刊されており、他社での評価が悪くはなかったことに自信を得たワシは満を持して、α社のBL誌(予想通り創刊していた)にコロコロシリーズのひとつ、『バトビ』由来の『魔性』を送ったのです。

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魔性のオトコ イラスト2

 その結果は最低のD評価。ショックでしたよ〜。編集部からのコメントは今でも忘れません。

「名前が古臭い」

 はあ? 「大和」は最近の赤ちゃんの名付け人気ランキングに入ってる名前だよ? 『魔性』のキャラ名は七福神と神様仏様から採っているので(罰当たりかも)通常のBLとは違うけど、古臭いには当たらないでしょう? しかも編集部推しの名前は「〇臣」とくらぁ。当時の有名BL作家が好んで使っていたらしいけど、〇臣なんて、ワシが知ってる範囲じゃ「近藤正臣」しかいねーよ!(怒)嫌がらせの意味を込めて、現在サブブログで公開中の『デュエマ』由来の『紅蓮の炎』で「和臣」を使ってやりました、しかもオジサンキャラに。ささやかな憂さ晴らしですね。

 その後もメゲずに『紅蓮』の他、『コロッケ!』由来の『ラジカル』、『ロックマン』由来の『ジェミニ』を応募作としました。これらコロコロシリーズで一番成績が良かったのは『ジェミニ』のAクラスかな。これはβ社での評価でして、やはりα社とはソリが合わないらしい。ちなみに『ラジカル』はβ社でもCクラスだったけど……詳細はサブブログでの解説で記しますね。

 コロコロのノリが商業誌にマッチしないと悟ってからは、商業誌の好みに近づけるよう努力しました。プロになってしまえばこっちのもの。自分のやりたいコロコロBLを布教するその日のために、今は我慢。セレブに、オシャレに、ロマンティックに、むやみに笑いをとらないように。Hなシーンは、あればあるほど高評価らしく、Hが少ないと批評されたことも。絡みを書くのはとても苦手なのですが、他のBL作品を参考に無理やり詰め込みました。Hシーン、今でも不得手ですねん。書かなくていいなら書きたくないくらい。笑いをとる方がよっぽど好き。

 コロコロではソリが合わなかったα社も、方針を変えてからは評価が上がり、ベスト7に入ったことも。γ社の新人賞で準入選になったのが最高位だったんですが、そのあとは鳴かず飛ばずになってしまいました。今、ブログ村のBLジャンルに参加していますけど、そこでオリジナルBL小説を公開している方々はオシャレな話が得意の御様子。ワシには過去も現在も、主流のBL作風は合わない、流れが変わらない限り認めてはもらえないと、つくづくわかりました。

 こんなワシの「オシャレじゃないオリジナルBL小説」を読んでくださる方々、本当に感謝、感謝です。サブブログでは今のところコロコロシリーズが二作続いていますが、今後は方針転換後の作品も披露してまいりますので、よろしくお付き合いください。

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