灰になるまで腐女子です?

二次元沼にハマった永遠の35歳主腐が同輩を求めて綴る戯言

サークルよもやま話Ⅰ お客様列伝

 続けて記事更新なんてスゴいじゃないか! まあ、昨日はお知らせだったんで。先の記事で「次はこんなネタを語ろうと思う」と語っていた、同人誌即売会に現れた様々なお客様の話を披露します。

www.xifuren.work  まずはドラゴンボールスペースに参加していた時の出来事から。

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使い回しでスイマセン

①地元の即売会に一人で参加していた時のこと。その頃はカカベジの「やおい」本の他に、ベジータ×ブルマのNL小説本を出していました。しかしながらワシのことですから単なるラブストーリーではなく、ベジータと結ばれる過程で、ブルマがヤムチャと焼け木杭したり、悟空と不倫したりと、結構ドロドロした内容だったんですよ。まったく、DBでそんな話創るヤツ、いねーよって。

 で、そのドロドロ不倫本(笑)をなんと、男子中学生の集団が御購入! 内容は過激ですけど直接的なHシーンはなくイラストも控えめだったため、18禁のような表示はしなかったのです。すると、一人の少年(見た目から中学生ぐらいかと推察)がスペースに寄ってきて不倫本を手に。そしてパラパラとめくったあとお買い上げ。いや~、中学生に売っちゃって良かったのかなと思っていたら、そのあと、先の少年の仲間と思しき数人(五人以上はいたはず)がドドッと押し寄せてきて、全員が不倫本を購入していったという……

②やはり地元即売会での話。そろそろ終了時刻という時に、小さな子供を連れた若いお母さんが会場に入ってきました。既に引き揚げたサークルもあり、間に合わなかったかと残念そう。こちらに寄ってきて「これはDBの本ですか?」と訊くので「そうですけど、子供向けではないのですが」と答えると、納得したように頷くお母さん。やおい本だと承知している様子。「私、ベジータが好きで、ベジータの出ている本なら何でもいいんです」と言い、カカベジ本を御購入されました。

 結婚して主婦になっても、子供が生まれても、萌えは萌え。今の自分の状況を顧みて、あの時のお母さんの気持ちがよくわかります。さて、次はスラダンスペースに移ってからのお話。

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またまた使い回しでスイマセン

③これまた地元即売会……って、地元のお客は個性豊かだわ。つーか、規模が小さい分、サークル側とお客様の「触れ合い」が密なのかもしれない。

 当時、スラダンで参加しているサークルはほとんどありませんでした。それこそドカベンサークルより少なかったかも。ワシもスラダンに移ったばかりで、DB本も並行して売っていたほどですが、そこへ現れたのはイケメン二人組。コスプレイヤーではなく(当時、即売会でのコスプレは可。今もそうだと思うけど)普通の恰好をした人たちで、二人共目立ってカッコイイ。そんな二人がこちらに近づいてくると、スラダン「やおい」本を手に取ったのです!

 若く、しかもイケメンにやおい本を見られることほど、恥ずかしいものはない。「これってスラムダンク?」と訊かれて「そうですけど、男の人はあまり読まないと思いますよ」と牽制するワシ。「ああ、なるほどね」イケメンさんたち、やおいのことは御承知のようで、平然としている。パラパラと流し読みして、これまた表情を変えずに「結構上手いなぁ」と、お褒めの言葉を頂戴いたしました。

 結局イケメンさんたちは「やおい本御購入」とはなりませんでしたが、本の出来栄えを褒めてもらえて嬉しかったです。

④次は晴海で、お客様ではなくスペースが隣同士になったサークルの参加者のお話。この時はお隣も流花CPのサークルで、若い女性二人で参加。こちらはワシと絵師Sの二人、支持するCPが一致したので、話が盛り上がりました。

 そのお二人、結構な美人。失礼ながら「なんで同人なんかやってるの?」というのが当時の正直な感想でした。今で言う「リア充」してるだろうのに、日曜の晴海にいてどうする、と。

 すると、話の盛り上がりついでに、片方の美人が「私、自分の恋愛よりも、流川と花道がどうなるのか気になって……」と言い出したのです。これだけの美人だし、自分の恋愛と言うからには素敵な彼氏がいるんだろうけれど、「いや、流川と花道はどうにもならないから」と、心の中でツッコミ。

 流川と花道の♡な関係はあくまでもワシら腐女子の妄想。実際には、というか、原作ではどこまでも良きライバルの関係なので、どう転んでも恋愛関係にはならないっスよ。えらく拗らせてしまったものだ。

「DBでやおいをやるものではない」と因縁をつけるお客、「流花でゲロ甘だって、あり得ない」と聞えよがしに言うお客、イヤな思いもそれなりにしたはずですが、不愉快なことは忘れてしまうものですね。今となってはすべてが楽しい思い出です。

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